プレスリリース(旧ソフトバンクBB) 2005年

ソフトバンクBB、
多様なアプリケーションを一元管理し、企業の管理コストを削減する画期的な次世代アプリケーションマネジメント「SoftGrid(ソフトグリッド)」の販売を開始
~ 米国ソフトリシティ社と日本市場における販売代理店契約を締結 ~

2005年2月14日

ソフトバンクBB株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:孫 正義、以下「ソフトバンクBB」)は、このたび米国ソフトリシティ社(Softricity Inc. 本社:米国マサチューセッツ州ボストン、CEO Harry Ruda(ハリールーダ)、以下「ソフトリシティ社」)と、日本国内における販売代理店契約を締結し、同社製品の次世代型アプリケーションマネージメントプラットフォーム「SoftGrid Platform(ソフトグリッドプラットフォーム)(以下SoftGrid)」の販売を2005年2月14日より開始します。

「SoftGrid」は、様々なアプリケーションを必要に応じて、サーバーからクライアントに配信する製品です。デスクトップのアプリケーションを仮想化し、サーバー側で一元管理する事によって、配信するアプリケーションの利用権限やバージョン、利用状況を管理する事が可能となります。

現在多くの企業では、システム化、企業統合などの背景から、PC台数の増加、アプリケーションの肥大化、複雑化が進んでおり、アプリケーションの配布・アップデート・削除といった作業や、ライセンス遵守などに多くのコストが割かれています。「SoftGrid」を活用することでユーザーは、電気・ガス・水道といったライフライン同様に、アプリケーションをインストールせずに利用したい時に必要なだけ、利用できるようになります。また、デスクトップのアプリケーションを集中管理することが可能となるため、今日のダイナミックに進化し続ける企業システムの管理コストを劇的に削減します。これにより本製品はすでに米国・欧州を中心に200社以上の大企業へ導入されています。

ソフトバンクBBでは、ソフトリシティ社と共同で直接エンドユーザーへの提案活動などマーケットの開拓を行います。同時にソフトバンクBBが確立している国内最大規模のIT流通網を最大限活用し、ソフトリシティ社の販売代理店として「SoftGrid」の日本市場における流通と拡販を全面的に行います。また、大手ソフトウェアメーカー、ハードウェアメーカー、システム・インテグレーターなどともに、今後成長が予測される日本の企業における次世代型アプリケーションマネジメントのマーケットリーダーを目指して参ります。

さらに、発展を続けるブロードバンドにおけるメジャーコンテンツの1つとして「SoftGrid」を利用した先進的な法人向けソフトウェアASPサービスの提供も予定しています。尚、ソフトバンクBBでは本年4月を目処に、「SoftGrid」の社内導入をユーザー数800名規模で開始する予定です。

またソフトリシティ社とソフトバンクBBの両社は、日本において法人向け次世代アプリケーションマネジメントソリューション市場の確固たる地位の確立を目指し、日本法人の設立も検討しています。日本法人設立によりソフトリシティ社製品の日本市場におけるマーケティング、顧客サポート、また製品の適合化(日本語化)などの更なる充実を図り、日本市場でのブランドの構築に着手することが可能となります。

今回の発表にあたり、ソフトリシティ社CEO ハリー・ルーダは「ソフトリシティ社はソフトバンクBBが日本市場における次世代アプリケーションマネジメントプラットフォームのディストリビューターとしてビジネスを開始することを歓迎します。ソフトバンクBBはサーバー集中管理だけでなく、アプリケーションレベルでの集中管理を実現する Virtualizingのビジネスバリューを深く理解しています。また、企業内ITをより戦略的に、より効率的にするソフトバンクBBと協業できることを喜ばしく思います。」と述べています。

「SoftGrid」の主な製品概要および特徴は以下の通りです。

  • (1)集中管理型のアプリケーションマネジメントが可能

    「SoftGrid」はネットワークを経由し、SoftGrid Virtual Application Serverよりログインユーザーにアクセス権限のあるアプリケーションを配信することができます。アクセス権限はサーバー側で集中管理されており、利用状況のレポートを作成することも可能です。

  • (2)コンフリクト無しにアプリケーションの実行が可能

    クライアントに配信されたアプリケーションは、OS上の「SystemGuard」と呼ばれる仮想ランタイム環境で実行されます。クライアントOSのレジストリに直接情報を書き込んだり、システム領域にDLL(動的リンク・ライブラリ)ファイルやINI(初期情報)ファイルを加えたりすることがないため、アプリケーション同士のコンフリクトを起こさず、且つ、インストールされているかのように実行することが可能です。

  • (3)オフライン時でもアプリケーションの利用が可能※1

    モバイル機能を利用することにより、ネットワークに接続できない環境でもユーザーはアプリケーションを利用することができます。また、管理者はオフラインで利用できる期間を設定することができます。

    • ※1サーバー接続時にアプリケーションを100%キャッシュした場合
  • (4)複数のアプリケーションを1つのパッケージとして配信が可能

    配信されるアプリケーションはSoftGrid Sequencerにてパッケージングされます。複数のアプリケーションを組み合わせてパッケージングすることが可能なため、ODBCドライバなどをアプリケーションに組み込んでパッケージすることもできます。また、ユーザー側で必要な初期設定を行ったアプリケーションもパッケージすることが可能です。

  • (5)Microsoft Terminal Service/Citrix MetaFrame Presentation Serverとの連携が可能

    Microsoft Terminal Service/Citrix MetaFrame Presentation Server との連携が可能で、アプリケーションインストール作業やメンテナンス作業の時間を削減することができます。また、アプリケーションのコンフリクトの回避やマルチユーザーモードに対応していないアプリケーションでも利用することが可能です。これにより、Microsoft Terminal Service/Citrix MetaFrame Presentation Serverの利便性を高めます。

ライセンス提供形態と想定価格

製品名 SoftGrid Platform

  • SoftGrid Starter Packs※2¥2,500,000
  • SoftGrid Servers ¥1,950,000~
  • SoftGrid Client Access Licenses for Windows Desktops ¥30,000(1CAL)
  • SoftGrid Client Access Licenses for Terminal Servers ¥15,000(1CAL)
  • SoftGrid Client Access Licenses for Dual Mode ¥36,000(1CAL)
  • SoftGrid Sequencer ¥590,000
  • ※2Starter PacksにはSoftGrid Server、Sequencer、20クライアント分のSoftGrid Client Access Licenses for Dual Modeが含まれます
  • 販売開始日  2005年2月14日
  • 出荷開始時期 2005年3月(予定)

「SoftGrid Platform」イメージ図

ソフトリシティ社とディストリビューター契約締結について各企業様のコメント

日本ヒューレット・パッカード株式会社
代表取締役社長 樋口泰行 様

「現在日本企業は、日々起こるビジネスの変化に柔軟に、迅速に、より少ないコストで対応することが求められています。日常業務で使われているクライアントPCに関しても管理コスト削減や生産性の向上、高いセキュリティ環境における情報管理の実現が不可欠です。
この度、ソフトバンクBBが日本で販売される次世代アプリケーションプラットフォーム「SoftGrid」はビジネスの変化への迅速な対応とコスト削減を実現し、弊社の提唱している「アダプティブ・エンタープライズ戦略」との大きな相乗効果が期待されます。
特にこれから日本HPが注力する戦略商品ブレードPCとの組み合わせによって、お客様の競争力強化をサポートする最適なソリューションを提供できると確信しています。」

マイクロソフト株式会社
執行役 常務 エンタープライズビジネス担当 平井 康文 様

「マイクロソフトはこの度のソフトバンクBBの発表を歓迎します。
高度なアプリケーション集中管理を提供する「ソフトリシティソリューション」により、クライアント環境の標準化やソフトウェア配布等に課題をお持ちのお客様、並びにコンプライアンスを重視するお客様にとって大変有効なソリューションになると確信いたします。マイクロソフトのOffice System導入を推進されているお客様にとっても業務の効率化や管理コスト削減につながることと期待しています。」

日本アイ・ビー・エム株式会社
システム製品事業 xSeries&IntelliStation事業部 事業部長 藤本 司郎 様

「IBMが提唱しているオンデマンド・ビジネスの着実な浸透により、ビジネスのスピード・アップと多様化が進み、より信頼の高いリスク管理が要求される時代になりました。本日発表された「SoftGrid」は、IBMのIAサーバー「IBM eServerxSeries」と組み合わせることにより、更なる効果を発揮するソリューションです。システムの稼働率および信頼性の向上を希望されるお客様の、ご要望にお応えできると期待します。」

社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)専務理事 久保田 裕 様

「コンピュータソフトが著作権で保護されるように明文化されて今年で20年になります。この間、社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)が関わった著作権侵害に関する刑事事件は約270件、組織内違法コピーに対する民事的な解決で支払われた和解金は50億円にも達します。著作権をはじめとする知的財産権は、あらゆる意味で「注目」の的になっています。ACCSでは、これまでもソフトウェア管理の必要性を訴え、様々な提言を行ってきました。企業の法令遵守(コンプライアンス)に欠かせないソフトウェア管理ですが、いざ実行しようとなると、どこから手をつけてよいのか、迷う方も少なくないと聞きます。また、電子的な技術を利用しないと、完璧な管理の実現は難しいでしょう。今回、ソフトバンクBBが発表した技術は、ソフトウェア管理の一つの解決方法だと考えます。この新しい技術を使い、簡単・確実にソフトウェア管理を行う企業が増えることは、ACCSとしても大いに歓迎するところです。」

  • 記載された社名・製品名は、各社の商標、または登録商標です。

会社概要

社名 ソフトバンクBB株式会社
本社所在地 東京都中央区日本橋箱崎町24番1号
代表者 代表取締役社長兼CEO 孫 正義
設立日 2000年5月16日
事業内容 「Yahoo! BB」を中核としたブロードバンドにおけるインフラや各種サービスの提供、及び技術開発から営業、販売、サポートまでを一貫して行なう。IT関連の流通事業とサービスを提供し、ブロードバンドやイーコマースの関連事業会社を統括、管理する。
社名 Softricity, Inc.
本社所在地 米国マサチューセッツ州ボストン
27 Melcher Street 3rd Floor Boston, MA U.S.A.
代表者 Harry Ruda[ハリー・ルーダ] President and CEO
設立日 1999年 6月
事業内容 ソフトリシティ社はネットワークを活用し、アプリケーション配信を行う「SoftGrid」の開発・販売を行っているソフトウェアITインフラストラクチャーカンパニーです。米国・ボストンの他、欧州ではオランダ・ロッテルダムにも営業拠点を持ち、米国・欧州を中心に200社以上の大企業を顧客に持っております。

本件に関するお客様のお問い合わせ先

ソフトバンクBB株式会社
流通営業本部 BBソリューション推進部
e-Mail:sbb-softricity@bb.softbank.co.jp

  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。
  • 2015年4月1日付でソフトバンクモバイル株式会社はソフトバンクBB株式会社、ソフトバンクテレコム株式会社、ワイモバイル株式会社を吸収合併しました。合併前の各社のプレスリリースは以下よりご覧いただけます。なお、2015年7月1日付でソフトバンクモバイル株式会社は、ソフトバンク株式会社に社名を変更しています。