間接材購買システム＆サービス「パーチェスワン」、
キリングループでグループ全社展開
さらに食品業界共同購買化へ～ソフトバンクBBがハブとなり、食品業界の共同購買の仕組みを本格展開～

2010年10月15日
ソフトバンクBB株式会社

ソフトバンクBB株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：孫 正義、以下 ソフトバンクBB）は、キリングループの間接業務シェアードサービス会社のキリンビジネスエキスパート株式会社（本社：東京都中央区 代表取締役社長：小林 弘武）を主管担当として、キリンホールディングス、キリンビール、キリンビバレッジをはじめとするキリングループ企業38社へ、間接材購買システム＆サービス「パーチェスワン」を提供することになりましたので、お知らせいたします。

キリングループは本年1月よりキリンビール株式会社・キリンビバレッジ株式会社の各1工場で「パーチェスワン」の利用を試験的に開始し、その後11工場、および3研究所・研究部門、さらに営業部門、管理部門に利用を拡大しました。「パーチェスワン」の導入により購買の可視化、適正化を推進し、コスト削減、内部統制、購買業務の効率化を実現するために、年内にグループ企業38社で「パーチェスワン」を導入し、グループ全体のコスト削減と内部統制の強化を図るものです。

キリングループが「パーチェスワン」で集中購買する品目は、事務消耗品、工場・研究所の備品・消耗品、飲料の自販機保守部品等で、定番品に関しては電子カタログ化し購買します。また「パーチェスワン購買センター」では、複数社のサプライヤから見積もりを取得し、価格を比較して購入先を選定する見積購買にも対応しています。

今回のキリングループの取り組みは、サプライヤ1,000社以上をソフトバンクBBに移管する大規模なアウトソーシングとなります。ソフトバンクBBでは、「パーチェスワン」のサービスを通じ、キリングループにおける集中購買化の推進を全面的に支援してまいります。

2008年9月9日よりサービス提供を開始した「パーチェスワン」は、企業にクラウド型で購買システムを提供し、企業の購買業務を肩代わりして労務コストを削減し、あわせて複数サプライヤから見積もりを取得して比較購買を進め、調達価格の低減化を実現するサービスです。文具・オフィス用品やOA機器、工具、部品、安全具、ユニフォーム、理化学機器などのカタログ品から、印刷、オフィス工事、役務サービスといった定型・非定型の見積もり品まで、間接材分野の幅広い商品・サービスを提供し、企業のコスト削減と内部統制を同時に実現します。

「パーチェスワン」は大手製造業の工場・研究所の備品・消耗品にフォーカスし、商品の電子カタログの充実を進め、現在取り扱うカタログ登録商品点数は約770万アイテムにのぼり、間接材購買サービスとしては国内最大級の取扱い品目数となっています。また、ソフトバンクグループのディーコープ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：谷口 健太郎）との連携により、リバースオークションの仕組みを利用してサプライヤと価格を決定した物品も「パーチェスワン」の電子カタログから購入することができるため、ディーコープ社の登録サプライヤも加えて「パーチェスワン」で見積もり取得が可能なサプライヤ企業数は約1万社になります。

企業のコスト削減や内部統制強化の動きが強まる昨今の情勢の中で、多品目で購買ロットが少量でしかも取引件数が膨大になる間接材の購買分野では、企業が自力で集中購買化をしてコスト削減や内部統制強化を実現することは難しいため「パーチェスワン」のような購買アウトソーシング・サービスのニーズが高まっております。
ソフトバンクBBは、今後広く食品業界に「パーチェスワン」の利用を働きかけ、「パーチェスワン」を核とした食品業界の間接材共同購買化を推進いたします。

また、「パーチェスワン」では、今回の発表に伴い、共同購買化推進のために、2010年11月17日（水）にキリングループにおける「パーチェスワン」導入事例紹介セミナーを東京国際フォーラム（有楽町）で開催します。

「パーチェスワン」では今後も積極的にサプライヤ企業との協業を進め、バイヤ企業にとってさらに魅力的な購買サービスに熟成させ、間接材購買市場における一層の事業拡大を目指します。

以上

• 間接材購買システム＆サービス「パーチェスワン」

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