プレスリリース 2011年

iPadを使った被災地の障がい児のための学習支援
~岩手県・福島県の特別支援学校10校にiPadを貸し出し~

2011年7月27日
ソフトバンクグループ

このたびの東日本大震災により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

ソフトバンクグループは、このたび被災された障がい児※1の学習支援を目的に、岩手県、福島県の特別支援学校10校に、2011年7月~2012年6月末までの1年間、iPadを無償で貸し出します。貸出先のうち、福島県内の特別支援学校8校は、福島県立富岡養護学校の教員・生徒が分散して授業を行っており、学校間のコミュニケーションにiPadを活用いただくことで、安心感を少しでも取り戻していただくことを目的としています。

このたびの貸し出しにおいては、2011年1月より開始した、iPadを使った障がい児のための学習支援を行う事例研究プロジェクト、「魔法のふでばこプロジェクト」※2と同様に、ソフトバンクモバイル株式会社が活動の推進・啓発をはじめ、iPadの提供や通信面のサポートを行うほか、ソフトバンクグループで教育事業分野を担う株式会社エデュアス(代表取締役社長:藤井 宏明、本社所在地:東京都港区)が全体運営および進捗管理を行います。また、貸出先の特別支援学校が、実際にiPadを教育現場で活用いただいた具体的な事例を研究・公開することで、障がい児の学習を支援する「学習のバリアフリー」に向けた取り組みを促進します。

なお、「魔法のふでばこプロジェクト」においては、これまでに全国18都府県34校の特別支援学校・学級にiPadを貸し出し、教育現場で活用いただいています。

ソフトバンクグループは、今後もiPhoneやiPadのような革新的な情報端末の活用により、障がい児の社会参加の機会促進を目指してまいります。

今回の貸出先(50音順)※3

岩手県

岩手県立釜石祥雲支援学校

福島県

福島県立富岡養護学校および同校の教員・生徒が避難されている以下8校。
福島県立いわき養護学校、福島県立相馬養護学校、福島県立大笹生養護学校、福島県立あぶくま養護学校、福島県立西郷養護学校、福島県立石川養護学校、福島県立猪苗代養護学校、福島県立会津養護学校

[注]
  • ※1認知やコミュニケーションの面に困難のある障がい児、読み書き障がいや自閉症、知的障がい、肢体障がい、聴覚障がいを含みます。
  • ※2「魔法のふでばこプロジェクト」は、東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野、NPO法人e-AT利用促進協会のご協力のもと、特別支援学校において、iPadを活用した障がい児の学習支援を行う事例研究プロジェクトです。詳細については、2011年1月13日にプレスリリースを実施しております。
  • ※3公表にご承諾いただいた協力校のみ掲載しております。
  • *iPhone、iPadはApple Inc.の商標です。
  • *iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
  • *SOFTBANKおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。
  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。