プレスリリース 2014年

ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う
「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」協力校を募集~特別支援学校・特別支援学級の障がい児に加え、通常学級の発達障がい児も対象に
携帯情報端末を貸し出し、実践研究を実施~

2014年1月21日
東京大学先端科学技術研究センター
ソフトバンクモバイル株式会社
株式会社エデュアス

東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:西村 幸夫、以下「東京大学先端研」)、ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:孫 正義、以下「ソフトバンクモバイル」)、ソフトバンクグループで教育事業を担う株式会社エデュアス(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 宏明、以下「エデュアス」)は、携帯情報端末を活用した障がい児※1の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」の協力校の募集を本日より開始します。本プロジェクトでは、より幅広い支援を目指すため、一連の「魔法のプロジェクト」※2で支援してきた特別支援学校・特別支援学級の障がい児に加え、通常学級の発達障がい児にも携帯情報端末を一定期間無償で貸し出し、実践研究を実施します。また、協力校には校内、地域でのICT活用セミナーや研修会への実施を推進いただくことにより、障がい児の学習を支援する「学習のバリアフリー」をさらに促進していきます。

「魔法のワンド」というプロジェクト名称には、障がいのある子どもたちが携帯情報端末を日常生活で強力な武器として活用してほしいという願いが込められています。本プロジェクトでは、2009年から東京大学先端研とソフトバンクグループが行ってきた、携帯情報端末を活用して障がい児の支援を行う「魔法のプロジェクト」の成果を生かし、新たなニーズに対する実践研究を行うとともに、この活動を普及させていくことを目的にしています。また、近年文部科学省を中心に、共生生活の形成に向けたインクルーシブ教育システム※3の構築が推進されていることから、学習困難を抱える通常学級の発達障がい児も新たに支援の対象に加えています。

東京大学先端研、ソフトバンクモバイルおよびエデュアスは、今後も携帯電話やタブレット端末をはじめとした携帯情報端末の活用により、障がい児の社会参加の機会促進を目指していきます。

今回の募集に関する詳細は以下のとおりです。

1. 目的

特別支援学校・学級および通常学級に通う障がいのある子どもたちの学習・日常生活における携帯情報端末活用事例研究「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」において、協力校の支援と、その成果を広く普及させることを目的に実施します。

2. 募集概要

応募資格 日本国内の特別支援学校、小中学校・高等学校の特別支援級およびインクルーシブ教育もしくは発達障がいの指導に取り組む学級、障害者職業訓練校、障害者能力開発校(障がいの種別、公立・私立は問いません)
募集期間 2014年1月21日 午後3時~2月24日 午後5時
応募方法・詳細
選考結果 2014年3月初旬までに、各応募者に通知します。
貸出期間 2014年4月~2015年3月末(1年間)

協力校には各地域にて、活用事例を発表する研修会を任意で実施いただく予定です。

[注]
  • Apple、Appleのロゴは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。iPadはApple Inc.の商標です。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は各社の登録商標または商標です。
  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。