プレスリリース 2015年

ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う
「魔法のプロジェクト2015 ~魔法の宿題~」協力校を募集~Windows OSタブレット端末の追加導入により、個々の児童・生徒の特性に合わせた支援を強化~

2015年1月21日
東京大学先端科学技術研究センター
ソフトバンクモバイル株式会社
株式会社エデュアス

東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:西村 幸夫、以下「東京大学先端研」)、ソフトバンクモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:孫 正義、以下「ソフトバンクモバイル」)、ソフトバンクグループで教育事業を担う株式会社エデュアス(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 宏明、以下「エデュアス」)は、携帯情報端末を活用した障がい児※1の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2015 ~魔法の宿題~」の協力校を本日より募集開始します。本プロジェクトでは、特別支援学校・特別支援学級の障がい児および通常学級の発達障がい児を対象に、携帯情報端末を一定期間無償で貸し出し、教育現場や日常生活の場などで活用いただく実践研究を実施します。

今回、「魔法のプロジェクト※2」では初めてWindows OSタブレットを導入し、児童・生徒個々の特性に合わせた支援を強化します。「魔法の宿題」というプロジェクト名称には、全ての児童・生徒に同じ「宿題」を与えるのではなく、児童・生徒の特性や能力に合わせたデバイスをそれぞれに合った方法で、学習・生活支援の道具として活用いただくことで、障がいのある児童・生徒にできることの幅を広げてほしいという願いが込められています。

また、本プロジェクトでは、障がいのある児童・生徒により質の高く、きめ細やかな支援を行っていただけるよう、魔法のプロジェクトが認定する「魔法のティーチャー」による地域セミナーを、協力校の先生および一般の方々を対象に実施します。魔法のティーチャーとは、携帯情報端末の機能やアプリを障がいのある子どもたちの学習・生活の支援にどのように生かしていくべきかを理解し、個々の教育的ニーズに合わせた支援を実践できる先生で、「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」協力校の中から初めて2人の先生が認定されます。魔法のプロジェクトでは、今後も先生の育成を強化し、魔法のティーチャーを増やしていく予定です。

「魔法のプロジェクト2015 ~魔法の宿題~」では、2009年から東京大学先端研とソフトバンクグループが行ってきた一連の魔法のプロジェクトの成果を生かし、新たなニーズに対する実践研究を行うとともに、引き続きこの活動を普及させていくことを目的にしています。東京大学先端研、ソフトバンクモバイルおよびエデュアスは、今後も携帯電話やタブレット端末をはじめとした携帯情報端末の活用により、障がい児の社会参加の機会促進を目指していきます。

今回の募集に関する詳細は以下のとおりです。

1. 目的

特別支援学校・特別支援学級および通常学級に通う障がいのある子どもたちの学習・日常生活における携帯情報端末活用事例研究「魔法のプロジェクト2015 ~魔法の宿題~」において、協力校の支援と、その成果を広く普及させることを目的に実施します。

2. 募集概要

応募資格 日本国内の特別支援学校、小中学校・高等学校の特別支援学級およびインクルーシブ教育※3もしくは発達障がいの指導に取り組む学級、障害者職業訓練校、障害者能力開発校(障がいの種別、公立・私立は問いません)
募集期間 2015年1月21日 午後2時~2015年2月23日 午後5時
応募方法・詳細

以下のウェブサイトをご覧ください。

選考結果 2015年3月初旬までに、各応募者に通知します。
貸出期間 2015年4月~2016年3月末(1年間)

協力校には各地域にて、活用事例を発表する研修会を任意で実施いただく予定です。

[注]
  • Windows は Microsoft Windows operating system の略称として表記しています。
  • TM and © 2015 Apple Inc. All rights reserved. Apple、Appleのロゴ、iPadはApple Inc.の商標です。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は各社の登録商標または商標です。
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