プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2005年

JR東日本と日本テレコムによる
「無線による車内情報サービス実証実験」の拡大について
~京浜東北線の20車両へ60台のデジタルモニタを搭載し、実験拡大~

2005年7月5日
日本テレコム株式会社

日本テレコム株式会社(本社:東京都港区、社長:倉重 英樹、以下 日本テレコム)は、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:大塚 陸毅、以下JR東日本)と2003年9月から京浜東北線車内において、車内中吊り広告部分に大型のデジタルモニタを設置し「無線による車内情報サービス実証実験」を共同実施してきましたが、2005年7月12日より、下記の通り実験内容を更に拡大して継続実施することになりましたのでお知らせいたします。今回の実験継続については、新しい広告媒体としての可能性の検証も含め、JR東日本グループの広告会社である株式会社ジェイアール東日本企画が主体となり進めてまいります。

これまで本実験においては、JR東日本の京浜東北線にデジタルモニタ6台を特定1編成内2車両に搭載して多くのお客様からご好評をいただきましたが、今回の実験拡大をもって、デジタルモニタ(システム名:WVIT(Wireless Visual-Info Terminal :通称ウィット)を計60台を2編成20車両へ搭載することになりました。 本実験においては、列車外部とのアクセス、車両内アクセス、お客様端末までのアクセスにそれぞれ、IEEE.11g、11a、11bの無線LAN規格を利用しており、それぞれの電波伝播特性を活かした方法でネットワークを構築しております。 このような無線ネットワークを活用した列車内での広告配信実験は国内でも初めての試みです。

今後、日本テレコムは、本実験への参画を通じて、より利便性の高い、高品質なネットワークシステムを構築するために努力してまいります。

1)実験期間:
2005年7月12日より約1年間(予定)
2)実験車両:
京浜東北線・根岸線 2編成(20車両)
3)実験内容:
<番組配信>今回の実験では、広告貸切電車として企業コマーシャルを中心に配信します。ニュースは、時事通信社の「時事通信写真ニュース」の社会・スポーツニュースを中心に、企業コマーシャルと組合わせて配信します。
<コンテンツダウンロード利用サービス>車内表示コンテンツに関する情報を、お客様のPDA等から、指定のURL(http://www.wvit.jp)へアクセスすることによりダウンロードができます。(ダウンロード可能車両は2編成とも9-10号車のみ可能です)
  • PDA端末には、無線LAN規格IEEE.11bまたはIEEE.11gへの対応が必要。
4)WVITイメージ概念図:
別紙を参照してください。

以上

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