プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2005年

トマト銀行のダイレクトチャネル営業体制の構築へ
日本テレコム コールセンターソリューションと
「ボイスネットおとくライン」を導入
~コールセンターの機能強化と内線通話料が3分の1に削減~

2005年11月21日
日本テレコム株式会社

日本テレコム株式会社(本社:東京都港区、社長:倉重 英樹)は、トマト銀行(本社:岡山県岡山市、社長:吉田 忠明)が取り組んできた営業改革などの主要プロジェクトへのソリューションとして、日本テレコムのコールセンターソリューションと「ボイスネットおとくライン」を提供させていただきましたのでお知らせいたします。

トマト銀行は、岡山県を主要拠点として59の店舗を擁し事業を展開しておりますが、中期経営計画の最重点目標に、「営業改革実現による収益力の強化」および「リレーションシップバンキングの機能強化」などがあり、具体的には、「ITの戦略的活用を通じたダイレクトチャネル営業体制の構築」、「顧客対応プロセスの全面見直し」、「各営業店の提案型営業へのシフト」また「営業店受電の集中化」を挙げられております。

トマト銀行のCRMへの取り組みについては、従来からのコールセンターであるお客さまサポートセンターと各営業拠点を問合せ窓口として運用してきましたが、お客様ニーズをより深く把握してきめ細かい対応を行うために、コールセンターを対面営業活動との相互補完機能を持たせた戦略的営業資産として位置付け、20名から30名に増員したアウトバウンドにも対応できるコールセンターシステムの構築に着手しました。日本テレコムは、これらのニーズに対応するためのPBX、CTI、録音装置およびDB導入に関わる機器の選定、システムの構築、業務プロセス見直しコンサルティング、インターネットバンキング対応用の「フリーコールスーパー」導入などトータルなコールセンターソリューションを提供いたしました。これにより、お客様のご利用されるサービス毎のより的確な営業対応が確保できるプラットフォームが整備されることとなりました。

具体的には、コールセンターのアウトバウンド機能を利用し、お客様へコンタクトを取った結果、「サービス利用の意思あり」等の引き合いがあれば担当営業店に引き継ぐなどの機能を持つシステムを構築しました。これによって、コールセンターよりアプローチしたお客様から得られる要望などのマーケット情報を本社及び各営業店へフィードバックし、継続的な改善も実施できるようになります。(新コールセンターは11月22日に稼動開始。)

また、トマト銀行の業務改革の一環として、社内コミュニケーション業務の見直しを行いました。この見直しの一環として、既存のPBX機器を有効活用し低廉な導入コストで各拠点間を内線番号でネットワーク化できる日本テレコムの内線網電話サービス「ボイスネットおとくライン」(おとくライン120回線導入)定額プランを提供させていただきました。その結果、内線通話料金を3分の1まで削減するとともに、これまで需要発生毎に対応していた交換機等の機器の発注業務などについても日本テレコムが一括して取り纏め、窓口を一本化したことで、関連業務プロセスとコストの削減についても同時に実現されることとなりました。さらに、電話取次ぎ作業が社内間通話におけるコール総数の約半分近くあったものがダイヤルイン化により取次ぎ作業がなくなり、業務生産性の向上にも寄与できることになりました。

日本テレコムは、今後ともトマト銀行の掲げる経営課題目標の実現をサポートするため、最適なICT(Information & Communications Technology)ソリューションサービスを提供してまいります。

トマト銀行社内コミュニケーションネットワーク構成イメージ図

以上

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