ソフトバンク、世界規模でモバイル広告ネットワーク事業を展開する「InMobi」に出資

ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、世界規模でモバイル広告ネットワーク事業を展開するInMobiグループのInMobi Pte. Ltd.(インモビ、本社:シンガポール、代表:ナビーン・テワリ、以下「InMobi」)に1億米ドル(約77億円)出資しましたので、お知らせします。なお2012年4月に、1億米ドルの追加出資を予定しており、出資予定総額は合計で2億米ドル(約154億円)となります。

InMobiグループは、2007年にインドでモバイル広告ネットワークサービスを開始しました。スマートフォンやスマートパッドおよび従来型の携帯電話をはじめとした情報端末に対し、先進的なソリューション技術による広告プラットフォームを提供し、全世界でリーチ数※1が3.4億人、月間広告インプレッション数※2が470億回もの規模を誇っています※3。シンガポール、バンガロール、東京、ロンドン、サンフランシスコ、ナイロビに拠点を持ち、アジア太平洋およびアフリカ地域でNo.1※4の地位を築いています。2010年にはアメリカでのサービス展開に加え、ヨーロッパや日本でもサービスを開始し、それぞれの市場において大きな影響を持つリーダー的存在となっています。

この度の出資を通じて、ソフトバンクとInMobiグループは、急成長するモバイル広告分野において、アジア地域をはじめとしたグローバルな協業を検討してまいります。ソフトバンクとInMobiグループが協力することで、ソフトバンクグループの成長著しいアジアのインターネット企業群も含めた、さらなるシナジー効果が期待されます。

ソフトバンクの代表取締役社長である孫 正義は、以下のように述べています。
「この度、世界最大級のモバイル広告ネットワーク企業であるInMobiグループと協業できることを、非常に嬉しく思っています。高い専門性と優れた技術を持つ彼らとの提携を通じて、モバイルインターネット分野の成長が加速し、アジアNo.1インターネットカンパニーを目指すソフトバンクが、さらに進化していくことを確信しています。これから始まるInMobiチームとの協業を楽しみにしています。」

InMobiの創始者 兼 CEOであるナビーン・テワリは、以下のように述べています。
「今回の出資規模とその出資者は、モバイル市場の潜在的な可能性と強さ、そしてその発展に貢献するわれわれの役割を証明するものと言えます。われわれは、すでに各大陸のモバイル広告市場において、リーダーとしての地位を確立しています。これははじまりにすぎません。グローバルリーダーであるソフトバンクのバックアップのもと、われわれは、モバイル広告のサービス開発やマーケットへの浸透など、それぞれの過程を通じてさらなるチャレンジをしていきます。」

  • ※1
    広告が配信された人数
  • ※2
    ウェブサイトにインターネット広告が表示される回数
  • ※3
    2011年8月時点
  • ※4
    地域における広告インプレッション数ベース
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