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東日本大震災から4年 復興に向けたソフトバンクグループの取り組み

2015年3月11日で、東日本大震災から4年が経過しました。ソフトバンクグループでは被災地支援を決して一過性の取り組みで終わらせないよう、お客さまと共に東北の子どもたちを支援するオプションサービス「チャリティホワイト」や、被災地の未来を担う高校生の育成を目的とした「TOMODACHI ソフトバンク・リーダー・シップ・プログラム」など、継続的な被災地支援を行ってきました。
今回は、震災から4年を迎えるにあたり新たに実施した取り組みをご紹介するとともに、これまで行ってきた施策についてもご報告します。

東北の子どもたちへの支援に感謝の気持ちを込めて

ソフトバンクモバイル株式会社は、東北の子どもたちへの継続的な支援をさらに強化することを目的として、被災地の高校生対象給付型奨学金「まなべる基金」(運営:公益財団法人 東日本大震災復興支援財団)、または「子どもたちの未来の希望プロジェクト」などに取り組む宮城県南三陸町に対し、指定の「かざして募金」URLより継続寄付いただいた方全員に、2015年3月10日から期間限定で、岩手県・宮城県・福島県の「東北3県ご当地お父さんのスマートフォン用壁紙」をプレゼントしています。継続的な支援が、被災地の子どもたちの笑顔につながります。ぜひご支援にご協力ください。

グループ従業員と共に東北へ継続的な支援を

東日本大震災の復興支援の一環として、ソフトバンクグループでは従業員一丸となってさまざまな取り組みを行っています。
2015年3月9日から11日までの3日間、ソフトバンク汐留本社内の社員食堂において、「復興支援イベント~食べて、買って復興支援~」を開催しました。岩手県・宮城県・福島県の地元の食材を用いた「日替わり復興ランチ」の提供や、東北の4店舗が出店した東北物産展、さらには岩手県の老舗わんこ蕎麦店を招いての「わんこ蕎麦大会」などが行われました。

「わんこ蕎麦大会」に参加した従業員からは、「小食な私ですが、復興支援のためいっぱい食べました」「普段から『食べて復興』を実践していますが、今回はプチ断食して大会に臨みました」などの声が上がりました。この復興支援イベントの売上の一部(1食につき100円)は、被災地の子どもたちの支援に取り組む団体に寄付されます。
また毎月の給与から従業員が任意の額を被災地へ寄付できる制度や、毎月第一金曜日の夜にソフトバンクグループ本社の社員食堂で、1杯につき10円を被災地復興支援団体へ寄付する「100円ビールのイベント」も実施しています。

お客さまと共に東北の子どもたちへ継続的な支援を

ソフトバンクグループは、これまでも被災地の復興に向けた支援に取り組んできました。まずは、お客さまとソフトバンクグループで東北の子どもたちを継続的に支援する「チャリティホワイト」。お客さまから毎月の利用料にプラス10円を寄付いただき、ソフトバンクグループも同額を拠出することで、毎月合計20円を被災地の子どもたちを支援する団体に寄付しています。2011年8月1日のサービス開始以降、多くの方から継続的なご支援をいただき、合計寄付金額は8億7,544万円※1となりました。
また、2014年3月より提供を開始したスマートフォン向けアプリケーションを利用した募金プラットフォーム「かざして募金」では、携帯電話の利用料金の支払いと一緒に※2、被災地の復興支援活動を行う団体に寄付をすることができます。今後もお客さまと共に、被災地支援を続けてまいります。

  • ※1 
    2015年3月5日時点
  • ※2 
    ソフトバンクご契約者以外の方は、クレジットカードでのお支払いとなります。

復興を支える被災地の高校生への支援

東日本大震災の被災地域である岩手県、宮城県、福島県の高校生を、米国カルフォルニア大学バークレー校に3週間招待し、グローバルリーダーシップ・スキルとコミュニティー・サービスを学ぶ機会を提供する「TOMODACHI ソフトバンク・リーダー・シップ・プログラム」もまた、継続的に行っている活動です。2012年に開始され、2015年で4年目を迎える本プログラムには、これまでに約500人の高校生が参加しました。

高校生たちは米国での研修を通じて多くの学びを得て、帰国後、復興に向けたアクションを起こしています。福島県いわき市からプログラムに参加した高校生は、風評被害で苦しむ福島の農業を盛り上げたいと、県外の方がいわき市民と一緒に農業体験やバーベキューができる日帰り旅行を実施しています。また宮城県の高校生は、仙台で開催される「第3回 国連防災世界会議」にて「TOMODACHIから宮城へ 宮城から世界へ」と題し、震災後に被災地の若者が何を感じ、何を学び、今何に取り組んでいるかを伝えるイベントを開催します。

ソフトバンクは、本プログラムを2021年まで継続して実施する予定で、次世代を担う若者の育成に取り組んでまいります。

ソフトバンクグループは、東日本大震災被災地の復興に向け、今後もさまざまな支援活動に取り組んでまいります。

(掲載日:2015年3月11日)