プロジェクトPickUp 2012年

ネットワーク拠点の分散化により、
災害にも強いネットワーク作りを目指す

ソフトバンクモバイル株式会社(以下「ソフトバンクモバイル」)では、東日本大震災以降、BCP(事業継続計画)の観点から、全国にあるネットワーク拠点の分散化を推進しています。第一弾として、2011年7月に関東甲信越地域に新たなネットワークセンターが開設されましたが、その後も着々と新しいネットワークセンターが開設されています。今回、ネットワーク拠点の分散化を推進している、ソフトバンクモバイル 技術統括 モバイルネットワーク本部 ネットワーク企画統括部 技術企画部 設備計画課の野栄(のばえ) 修二と小濱 寿人にインタビューしました。

全国規模で進むネットワーク拠点の分散化

ソフトバンクモバイルのネットワーク拠点について教えてください。


新たに開設されたネットワークセンターの外観

小濱:ソフトバンクモバイルは、2012年9月末時点で、全国を9地域に分け、それぞれにネットワーク拠点を置いています。各地域拠点では、ソフトバンクモバイル モバイルネットワーク本部の地域技術部が基地局建設などのエリア整備に当たっています。

野栄:全国のネットワークセンターのうち、お客さまが多い東京や大阪といった大都市では、データトラフィックが増大しデータ通信が集中するため、東京・関西には複数の拠点にネットワークセンターを設けています。その他の地域については、これまで一地域当たり一拠点でしたが、現在はそれを増設しているところです。

災害にも強いネットワーク作りへ

ネットワーク拠点の分散化の進捗状況を教えてください。

野栄:ソフトバンクモバイルでは、東日本大震災の教訓から、ネットワーク拠点の分散化を、全国規模でさらに強力に推し進めることを決定しました。まず2011年7月の関東甲信越地域における新たなネットワークセンターの開設を皮切りに、2012年5月には東北地域に、同年10月には九州地域に、相次いでネットワークセンターを開設して通信の分散化に取り組んでいます。このようにネットワーク拠点を増やし分散化を図ることで、万が一災害や事故が発生し、ある地域の一つのネットワークセンターにトラブルが生じた場合でも、もう一つのネットワークセンターでサービスを継続できるため、地域全域への影響を避けることができます。
今後も、ネットワーク拠点の分散化を検討していきます。

災害にも強いネットワーク作りに向けた抱負をお聞かせください。


ソフトバンクモバイル 技術統括 モバイルネットワーク本部
(左)小濱 寿人、(右)野栄 修二

小濱:ソフトバンクモバイルは、プラチナバンドと呼ばれる900MHz帯でのサービスや「SoftBank 4G LTE」のサービス提供を始めました。そこで、プラチナバンドのエリア拡大や、ますます増えるデータトラフィックに対応できるよう、またお客さまのニーズに応えるためにも、ネットワークの増強や電波改善に取り組んでいます。さらに、災害対応についてもしっかり取り組み、災害に負けない強い通信ネットワークを構築していきたいと考えています。

野栄:ソフトバンクモバイルの通信ネットワークは、日常生活において必要不可欠な社会インフラとして、重要な役割を担っています。平時においての役割だけではなく、大規模災害発生時などにおいても、安定的なサービス提供ができるように、これからも災害に強いネットワーク作りに取り組んでいきます。

(掲載日:2012年11月16日)

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