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新入社員を迎えて

4月1日にソフトバンクグループ入社式が行なわれました。式では、本年度に入社したソフトバンクBB株式会社122名、ソフトバンク・テクノロジー株式会社20名、ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング株式会社11名、ディーコープ株式会社1名、イーキャリア株式会社5名、アットワーク株式会社 2名の計161名が一同に会し、各社代表のメッセージに熱心に耳を傾けていました。

グループ代表の孫 正義が「ソフトバンクグループは革命を起こした。革命とは偶然ではない。志と目的をもって実行することが重要なのである。当社グループでは、楽しく、生きがいをもって、新しいことを次々と生み出す燃える魂をもつことが文化となっている。新入社員の皆さんは、この文化を継承しつつ、常に人間らしく、さわやかに、堂々と夢を追い続け、世の中に貢献してほしい。」と新入社員にエールを送り、各社代表も次のメッセージを送りました。

ソフトバンクBB株式会社 取締役副社長
ディーコープ株式会社 代表取締役社長
宮内 謙 (みやうち けん)

ダーウィンは、著書「種の起源」の中で、「最も強いものが生き残るのではなく、最も賢いものが生き延びるわけでもない。唯一、変化できるものが生き残るのである」と言っている。ソフトバンクグループは大変変化に富んでいる。色々な局面において変化に即応できる人間になって欲しい。そうすれば自ずから、いかに色々な変化が起きても変化を先取りできるようになる。テクノロジー、社会が常に変化する中で、その変化の中にこそビジネスチャンスがある。皆さんにはぜひ、これらを頭に入れて頑張って欲しい。

ソフトバンク・テクノロジー株式会社 代表取締役社長
石川 憲和 (いしかわ のりかず)

1876年のグラハムベルによる電話の発明。飛行機も自動車も100年前に出現した。たった、百年でここまで来た。ソフトバンクグループは新しい技術の信奉者であり、その中で、特に技術を担当するソフトバンク・テクノロジーは幸せ者だ。そして、状況は、野球で言えば、まだ「2回の表」といったところ。これからグループに入社する皆さんは、丁度100年前の自動車メーカーに入社したようなものだ。準創始者といえる。ともに学びあって向上していきましょう。

ソフトバンク・メディア・アンド・マーケティング株式会社 代表取締役社長
岡崎 眞 (おかざき まこと)

世の中でビジネスの種は社会が変わるときに生まれる。社会が安定しているときよりも変化しているときにチャンスがある。そこで、皆さんには、好奇心を持って世の中がどう変わるか見て欲しい。そして、その社会の変化に気づいたら、次はどうなるか予測して欲しい。そして、その予測を口に出して人に言っていただきたい。人に言うことで、世の中の変化と予測について自分が正しいのか正しくないのかが気になり始め、自分の中に情報に対してのアンテナが立ち、情報に鋭敏になる。これらを心がけて新しいビジネスを会社の中で見つけて欲しい。

イーキャリア株式会社 代表取締役社長
香山 誠 (かやま まこと)

社会人の第一歩として、誰よりも明るく元気な声で挨拶することを続けて下さい。大切なキーワード「変化適応」とは、謙虚な気持ちで現実を受け入れることから始まります。人より先に挨拶をすることは、謙虚な気持ちが"行動"として表されたものです。社会人1年生の皆さんの最大の武器は元気の良さ、フレッシュさです。皆さんが、挨拶という小さな一歩を積み重ねることで組織風土が変わることさえあります。神は小事に宿ると言います。小さな一歩一歩を積み重ねて下さい。

アットワーク株式会社 代表取締役社長
北原 佳郎 (きたはら よしろう)

「ソフトバンクグループ入社5年目の人は他社の5年目より優秀である」と言われる。これは、ソフトバンクグループが与える責任、権限、あるいは皆さんがその中で学んでいく変化への対応力、変化するためのスピードによるものである。ソフトバンクは、社会人としての第一歩を踏み出すのに最高のプラットフォーム。この舞台で活躍して会社を成長させ、それによって自分自身のキャリア、能力をあげ、変化への対応力をあげていってほしい。自己の研鑚と会社の成長という良いスパイラルがもたらせれば、会社と皆さんにとって非常に良い関係ができる。そのためには、大変な覚悟と努力が必要だが、初心を忘れず、5年後に「やはりソフトバンクの5年目は、どこより優秀だ」と思わせるように頑張って欲しい。

入社式を終えた新入社員は、都内での集合研修等を経て各部署に配属されます。新入社員のインタビューを「SBスタッフファイル」のコーナーでご紹介しておりますので、併せてご覧ください。

(掲載日:2003年4月1日)