ソフトバンクNOW 2007年

より多くの方が楽しめるばんえい競馬を目指す「ばんえい十勝」が装いも新たに開幕

オッズパーク・ばんえい・マネジメント株式会社(以下OPBM)が帯広市より業務受託する新生ばんえい競馬「ばんえい十勝(とかち)」。4月27日に帯広競馬場で開幕しました。馬体重約1トンの大型馬による迫力あるレースを直に観戦しようと、競馬ファンのみならず観光客や家族連れの方など多くの観客で賑わいました。

新生「ばんえい十勝」のキーワードは、「全員参加型」

「ばんえい競馬」は、サラブレッドの約2倍の体重を誇るばん馬が最大1トンもの鉄製のソリを引き、途中に2ヶ所の坂(障害)が設けられた全長200メートルの直線コースを競うレースです。騎手は馬の上ではなくソリに乗って、手綱だけを頼りにばん馬を操りゴールを目指します。勝敗の行方が最後の最後まで分からないエキサイティングなレースとして多くのファンから親しまれるだけでなく、北海道遺産に認定されるなど北海道独自の馬文化としての価値も高く評価されています。しかし、昨年末には、主催者である自治体の財政難などの理由から2006年度限りでの廃止の危機に陥りました。こうした中、帯広市から支援要請をうけ、OPBMが「ばんえい競馬」の業務を受託し、新生ばんえい競馬「ばんえい十勝」として2007年度より新たなスタートを切ることになったのです。


渾身の力を振り絞り障害物を駆け上るばん馬

モスグリーンに塗装された外壁と入口に設置された大型看板

OPBMでは、「ばんえい十勝」としてばんえい競馬を再び盛り上げていくため、「全員参加型」をキーワードに、企業や、市民ボランティア、ばんえい競馬関係者の皆様などのご協力を得て各種施策に取り組んでいます。まず開幕に向けて実施したのが、多くのファンから要望のあった帯広競馬場の設備改善です。日本たばこ産業株式会社の全面協力による館内分煙環境の実現や、市民ボランティアによる競馬場スタンド内壁の塗装、調教師と騎手が旧パドック跡地に設営したふれあい動物園など、15項目にわたって設備を改善し、お子さんを連れた家族や女性など多くの来場者の方に快適な環境の下で「ばんえい十勝」をお楽しみいただけるようになりました。


多くの方に快適に過ごせるよう喫煙コーナーを設置

子供連れのご家族でも楽しめるふれあい動物園

晴天の空の元、「ばんえい十勝」が開幕


陸上自衛隊第5音楽隊による新ファンファーレの演奏
おなじみの白い衣装で馬車に乗って登場する関口 房朗氏

こうして多くの関係者の皆様のご協力により、4月27日、「ばんえい十勝」が装いも新たに開幕。平日にも関わらず、土曜日に開催された昨年より402人多い1,851人の観客が来場しました。午前11時、記念すべき「ばんえい十勝」第1レースがスタートすると、コースから5メートルほどのところに併設された「エキサイトゾーン」には多くの観客が詰めかけ、砂塵を巻き上げ力強く駆けるばん馬に、「頑張れー、負けるな!」といった大声援が送られました。この日は、一般公募で採用された新ファンファーレも陸上自衛隊第5音楽隊(帯広市駐屯)により生演奏でお披露目され、「ばんえい十勝」の未来を象徴するような明るく力強い音色が晴天の空に響き渡りました。

「ばんえい十勝」は、4月27日の開幕から4日間連続で協賛レースが行われ、連日見応えのある熱戦が繰り広げられました。4月28日には、フサイチの冠名で知られる関口 房朗氏が帯広競馬場に来場。「関口房朗プレゼンツ ばんえいフサイチDay!」と称して、競馬史上初の試みとなる当日全レースの協賛や、関口房朗氏トークショーなど各種イベントが行われました。トークショーで関口氏は、「全員参加型の体制で、一緒にばんえい競馬を盛り上げていこう」というメッセージを送るとともに、「ばん馬の馬主になる」と高らかにサプライズ宣言。詰めかけた観客から大喝采を浴びました。

今後もOPBMは、「ばんえい十勝」ファンや関係者からの様々なアイデア、提言に耳を傾け、より多くの皆様が楽しめる「ばんえい十勝」を目指してまいります。

(掲載日:2007年5月18日)

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