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第29回定時株主総会

6月24日(水)、東京都千代田区の東京国際フォーラムホールAにおいて、ソフトバンク株式会社の「第29回定時株主総会」を開催いたしました。会場には1,228名の株主の皆様にご出席いただき、2008年度の事業報告や対処すべき課題としてソフトバンクグループの事業戦略を、議長を務めたソフトバンクグループ代表の孫正義よりご説明させていただきました。また本総会では、「剰余金の処分の件」「定款一部変更の件」「取締役9名選任の件」「監査役4名選任の件」の各議案も決議されました。

2008年度は、「キャッシュフロー経営の強化」とともに「モバイルインターネットのさらなる可能性を追求しその普及」に努めてまいりました。
これらの達成のために、移動体通信事業においては「3G携帯電話ネットワーク」「3G携帯電話端末」「コンテンツ」「営業体制・ブランディング」という4つの課題克服に継続して取り組んできたことを説明しました。

加えて、固定通信事業においても黒字基調が定着したこと、さらにグループ通信3社の連携強化によって競争力を高めており、今後はさらにキャッシュフローを重視する経営を推し進めること、そして、純有利子負債を減らすことにより財務体質の健全化を進め、将来の増配および企業価値の最大化によって株主還元を図っていくという方針を説明しました。
また、第30回目にあたる来年度の株主総会で、次の30年のビジョンを発表することを明らかにしました。「今から30年前、まだパソコンという言葉がなかった時代に、“マイクロコンピューターが人類の未来を一変させる。このコンピュータがあらゆる電子機器で使われるようになり、各個人で複数台のデバイスを持つようになる。そのライフスタイルやビジネスへの恩恵ははかり知れない”と思い描いていたことを、今まさに実現しています。次の30年への節目にあたる来年の株主総会では、ソフトバンクの新たな経営ステージに向けてのビジョン、成長戦略をお話ししたいと思います。ご期待ください」と説明を締めくくりました。

質疑応答の部では、株主の皆様から多くのご質問やご意見、叱咤激励のお言葉をいただきました。ソフトバンクグループでは引き続き、さらに強固な経営基盤の構築に取り組み、企業価値の最大化を実現してまいります。

今後とも、皆様のご支援、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。

(掲載日:2009年7月14日)