皆さん! 夏がやってきましたー!
日本の夏は、お祭りに花火大会、音楽フェス、コミケなどイベントが目白押し。
夏のイベントでは、紫外線から肌を守る日焼け止めや熱中症対策グッズが欠かせませんね。そしてなんといっても必需品は携帯電話。待ち合わせの連絡手段に限らず、SNSなどでイベントの盛り上がりをリアルタイムで共有できるなど、携帯電話を使うことによって楽しみ方がより一層広がっています。
そんな皆さんの楽しい夏の思い出をサポートするために、移動基地局車と呼ばれるアンテナが伸びた白い車両がイベント会場に出動しているって知ってましたか?
今回、ネットワークを守る担当者の皆さんに話を聞いてみましたよ。
どうやって対策するイベントを選ぶの?
何十万人規模の大型イベントはもちろんのこと、まずはイベント情報誌やWEBサイト、時にはTwitterなどのお客さまの声から、対策が必要なイベントをチェック! イベントの規模や来場者数を基にネットワークデータを分析、通信混雑や輻輳(ふくそう)状況を予測し、イベントを選定しているのだとか。
また、毎年恒例となっているイベントでは、その年のイベント対策を実施すると同時に、翌年へのさらなる品質向上を目指し、イベント時に蓄積されたネットワークデータを活用。
さらに、よくイベントが開催される場所などでは、エリア改善として恒久的な対策を施すことで、移動基地局車の出動回数自体も減っているそうです。一時的な通信混雑解消には移動基地局車を使い、常に対策が必要とされる場合は抜本的なエリア対策を行う。なるほどですね!
場所探しが、カギなのです。
移動基地局車をどこに配置するのか・・・。
実は、配備するロケーションには重要なポイントが!
打ち上げ花火などの催し物に対して視界的に邪魔にならない場所や、その土地の景観を損なわない場所を考慮するのはもちろんのこと、電波対策の効果を満たすことができる場所を見つけなければなりません。また、通信を行うためには移動基地局車と伝送路(光ファイバーなど)をつなげることが必須なため、伝送路の確保も大きな課題になるのだとか。
これらの条件が全て揃った場所を見つけるのは至難の業。イベント開催日はどんどん迫って来るので、ロケーション探しは時間との戦いなのです!!
そんな苦労もあって、場所探しで困らないために、その年のイベントが終わったらすぐに翌年の設置場所を確保するために土地のオーナーさんと交渉したり、より効果的な場所を求めて会場周辺を常に探索。とはいえ、毎年会場が変わるイベントではそういう訳にもいかず、場所探しに頭を抱える日々が続くそうです。ご苦労様です・・・涙。
無事、移動基地局車の設置場所を確保することができたら、現地で通話試験の開始です! エリアカバーをベストな状態に近付ける調整を繰り返し、イベント当日を迎えます。 た~~ま~~~や~~~~♪
夏は、全国のイベントに奔走する一年で最も忙しい季節。
そんな中でも、日々の苦労が喜びや仕事への誇りに変わるのは、なんと言っても、Twitterなどでお客さまの喜ぶ声を目にした時だと担当者の皆さんは口をそろえます。
ソフトバンクでは、お客さまが携帯電話を快適にご利用いただけるよう、今年の夏も全国のイベント会場でつながる対策を実施しますので、アンテナが伸びた白い移動基地局車をぜひ探してみてくださいね~♪
(掲載日:2016年7月28日)