SNSボタン
記事分割(js記載用)

天空の城「竹田城跡」を撮る! プロが教える観光時のオススメスポットとは?

天空の城「竹田城跡」を撮る! プロが教える観光時のオススメスポットとは?

城を撮って20年のプロが教える、観光名所「竹田城跡」のオススメ撮影スポットを紹介

天空の城として知られる観光名所の「竹田城跡」。城ファンだけではなく、雲海に浮かぶ幻想的な写真に魅了された人も多いのでは? どうすればあんな写真が取れるのか。城を撮って20年、城カメラマン 岡 泰行さんにオススメの撮影スポットを聞いてみましたよ! さらに! そんな竹田城跡を訪れたいあなたに耳寄りな情報も!

撮れるかどうかは運次第! 季節にも要注意ですゾ!

雲海に浮かぶ幻想的な竹田城跡を見るなら、朝霧が発生する時期や条件のチェックが必須と言う岡さん。雲海シーズンは9月~11月。そのうち、最も発生しやすいのが晩秋で、明け方からおよそ午前8時ごろまで、濃い朝霧が出ている時は午前9時ごろまでその風景が楽しめるそう。

でも待った! この期間、毎日のように雲海に出会えるわけではないのです。いくつかの気象条件が重なり、放射冷却が起こった時、朝霧が発生して出現するのが雲海。

その狙い目は「湿度が高いこと」「よく晴れていること」「前日の日中と当日早朝の気温の差が大きいこと」など。必ず見られる保証はないので旅の運も必要なんですね。
たとえ雲海に出会えなくても、まるでマチュピチュのような壮大な遺跡風景があなたを待っていますよ!

観光時のオススメ撮影スポットはコレだ!

竹田城跡天守台から南千畳を望む

竹田城跡といえば、日本のマチュピチュとも称されますが、それがまさにこの風景。朝日が昇りはじめた頃に黄金色に輝くドラマチックな瞬間です。城内で最高所に位置する天守台に登り、その南東角から「南千畳」と呼ばれるエリアを見下ろします。幾重にも織りなす城の造形美が特徴です。2016年3月から天守台の公開が再開されましたので、ぜひこの機会に天守台に登ってみてください。もし夜明け前から登るなら、歩きやすい靴と、暖かい服と、懐中電灯を忘れずに!

本格カメラで撮る いわゆる広角レンズでOK!
スマホで撮る 日の出直後はまだまだ暗い。フラッシュを発光しない設定で、手ぶれしないよう両手で脇を閉めて撮影を。手ぶれ補正機能があればONに。
撮影スポット

立雲峡(りつうんきょう)から

竹田城跡の東南にある朝来山の「立雲峡」に登れば、竹田城跡を見ることができます。立雲峡の駐車場から徒歩で山道を登り、標高の低い順に、第三、第二、第一展望台があります。第三展望台付近で竹田城跡とおよそ同じ高さ、第一展望台は最も高所にあり、城跡を少し見下ろすかたちで雲海に浮かぶ船のようなアングルが得られる撮影スポットです。朝は冷え込み、展望台までは登山になりますので、ハイキングレベルの靴と暖かい服が必要ですよ!

本格カメラで撮る 望遠100mm以上のご用意を
スマホで撮る 撮影は明るくなってから。少し距離があるので、解像度は最高に設定してデジタルズームで城跡をアップで捉えてみよう。
撮影スポット

竹田城跡は、夏は遺跡風景を! 秋からは雲海シーズン到来! 城や歴史ファンでなくても、一度は訪れたい日本の絶景へ、ぜひ足を運んで最高の一枚に挑戦してみてください。

また、人気の撮影スポットは混雑することが多いので、譲り合って気持ちよく安全に撮影を楽しみましょうね!

城カメラマン 岡 泰行さん

WEBサイト「お城めぐりFAN」主催。大手印刷会社の企画部門を経て2008年独立。PARCO-CITY AWARD優秀賞受賞。城の特徴や歴史を加味した構造美を中心に「城の魅力」をテーマに約20年、写真を撮り続けてきた。これまで新聞、テレビ、情報誌など500以上の媒体で城の写真の掲載実績がある。

天空の城 竹田城跡エリア拡充キャンペーン

天空の城ともいわれる兵庫県、竹田城跡。このたびエリア拡充で、竹田城跡や城下町でもソフトバンク LTE がさらに快適に使えるようになりました。これを記念して、Twitter から応募された方の中から、抽選で41名さまに「城下町のホテル宿泊券」や「アスレチックパーク招待券」、「QUOカード」をプレゼントします! 詳細はキャンペーンページをチェック!

天空の城 竹田城跡エリア
拡充キャンペーンをチェック!

プレゼント告知をリツイートして応募に参加!

(掲載日:2016年8月1日)

Photo by © Yasuyuki Oka