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障がいのある子どもたちに創作の場を 寄付先活動レポート

今月も「チャリティホワイト」「チャリティスマイル」の寄付先団体より、活動レポートが届きました♪

子どもが描く絵や工作の作品は、その色使いやカタチがとても自由で、見ているこちらまで楽しくなりますよね。アートを通して被災地を応援する「ARTS for HOPE」では、聴覚障がいのある子どもたちのために、コミュニティースペース運営の準備を行っているのだとか。

また、テーブルマナーをはじめとした社会の基本的なマナーを学んだのは、児童養護施設などで暮らす子どもたち。ソーシャル・スキル・トレーニングの最終回が開催されたそうですよ。

チャリティホワイト:被災地の子どもたちを支援!

アートを通じて障がいの有無を超えた交流を育む
ARTS for HOPE

アートプロデューサー 高橋 雅子率いるアートによる被災地応援団体「ARTS for HOPE」は、岩手・宮城・福島沿岸地域の保育園や幼稚園、児童クラブ、小学校など子どもの施設や仮設住宅を中心に、2011年から継続的な応援活動を行っています。願いを込めたマスコット「ハッピードール」を作って楽しむプロジェクトや、「自分たちの町を明るくしたい!」といった子どもたちの思いから始まったアートリノベーションなど、楽しむプログラムをお届けしています。

時間の経過に伴い、各地のニーズは変化していますが、2014年ごろから障がいのある子どもたちに向けたプログラムの開催要望が急増し、特に宮城県内では聴覚障がい児の学校やサークルでの活動が急速に広がりました。その背景には、普通学級に通う子どもや知的障がいのある子どもに比べ、聴覚障がいのある子どものための創作の場がほとんどなく、震災後も支援の手が届かなかったことが挙げられます。複数の聴覚障がい児支援団体と連携する中で、子どもたちが放課後に自由に利用できるクラブや、家族・兄弟が交流できるスペースが求められていることが浮かび上がりました。

今回、チャリティホワイトからのご支援を受けて、仙台市内で夢のアートセンター運営の第一歩を踏み出すことができました。アートを通じて子どもたちが創造力を羽ばたかせ、障がいの有無を超えた交流を育むバリアフリーなコミュニティースペースの運営を目指し、まずは老朽化した建物に待望の暖房設備の設置が完了。子どもたちを迎える大切な準備が一つ整いました。センターでは聴覚障がいのあるスタッフが活躍しており、センターを拠点に沿岸部の仮設住宅や復興住宅への出張プログラムも始まっています。

このたびは温かなご支援をありがとうございました! これからも「ARTS for HOPE」の活動を見守り、応援してください。

「チャリティホワイト」をチェック!

「チャリティホワイト」を
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チャリティスマイル:
頼れる家族がいない子どもたちの自立を支援!

自立に向けた実践的な学習を
社会福祉法人 大阪児童福祉事業協会 アフターケア事業部

2017年2月、この1年にわたり開催してきたソーシャル・スキル・トレーニングの最終回が開催されました。

会場をお借りしているホテルなどのご支援の下、フランス料理のコースメニューが提供され、テーブルマナーや社会での基本的なマナーを学びました。これは、社会人として活躍を始めた先輩が、それまでの生活では基本的なテーブルマナーの習得ができず、就職後の食事の場で失敗したことで、恥ずかしくて会社に行けなくなり、退職せざるを得なくなった経験から設けた学習の場です。

また、すでに児童養護施設を卒園して就職・自立している先輩から「社会に出たらあいさつや返事が一番大切」「お金の貸し借りは友人関係を失う」「突発的な出費に備えるためにも貯金を」「社会に出たら信用できる人も信用できない人もいる。その見極めが大切」などのアドバイスがありました。

その後、1年間の講習を振り返り、社会に出て自立する上で重要な点を参加者同士で再確認するとともに、不安な点も含めて、自立に向けた思いを共有しました。

子どもたちは、1年間にわたり受講したトレーニングを通じて社会の多くの人々から、さまざまな応援をいただいていることを改めて感じ、これからの人生の糧としていくと思います。私たちも、相談が寄せられた時には子どもたちに寄り添いながら、困難を乗り越えていくアドバイスを続けていきたいと思います。

大阪児童福祉事業協会では、児童養護施設などで生活をしていた子どもたちが、施設を退所後、社会で自立生活ができるよう、さまざまな援助事業を行っています。
活動の一つとして、施設を退所した先輩の失敗経験を基に、自立生活に必要なスキルを教える講習会(ソーシャル・スキル・トレーニング)を毎月開催しています。

社会福祉法人 大阪児童福祉事業協会 アフターケア事業部

ホームページ

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チャリティスマイル/チャリティホワイトとは

ソフトバンクでは、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として、さまざまな募金活動に取り組んでいます。「チャリティスマイル」「チャリティホワイト」では、お客さまから毎月10円の寄付をいただき、それと同額をソフトバンクが拠出して、1カ月当たり20円を社会貢献活動の支援に役立てます。それぞれの支援対象は下記の通りです。

チャリティスマイル

全国の頼れる家族がいない子どもや虐待などで居場所を失った子どもたちの自活支援

  • 大規模災害発生時には、寄付金は被災地支援に充てられます。

チャリティホワイト

東日本大震災での被災地の子どもたちへの継続的な支援

寄付先活動レポート

ソフトバンクニュースでは、「チャリティスマイル」「チャリティホワイト」の支援先団体より届いた活動レポートを定期的にご紹介しています。

過去の寄付先活動レポートはこちら!

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(掲載日:2017年3月15日)
文・撮影:ARTS for HOPE
社会福祉法人 大阪児童福祉事業協会 アフターケア事業部