坂本 龍馬没後150年の今年、龍馬の故郷・土佐にある高知県立坂本龍馬記念館が全面リニューアルに伴う一年間の休館を期に、龍馬直筆の手紙など貴重な資料が全国4カ所を行脚するのだとか。
今回の企画は、ソフトバンクグループの孫 正義代表と親交が深かった龍馬記念館の故・森 健志郎 前館長が2年ほど前に「記念館が所蔵する刀や直筆の手紙などを東京にいる多くの龍馬ファンにも見てもらえる機会をぜひ作ってほしい」という希望を孫代表に伝えたことからスタートし、東京での開催が実現しました。
早速、6月1日から開催中の「土佐から来たぜよ!坂本龍馬展」に行ってきましたよ~♪
龍馬との握手で、はじまる!
東京の会場は、目黒にある「ホテル雅叙園東京」。
まず出迎えてくれるのは、黒船をイメージした青森のねぶた。プロのねぶた師が制作したとあって、迫力満点! きっと当時の人々も、黒船の姿に驚嘆したことでしょうね。
そして・・・その脇にいらっしゃるのは龍馬さま!!
なんと、握手ができる上、写真も撮れちゃうんです❤ 龍馬ファンにはたまらないですね!
文化財の中で、龍馬の生きざまを感じよ!
今回の展示会場は「百段階段」。
“昭和の竜宮城”と呼ばれた目黒雅叙園の建物は東京都指定有形文化財に指定され、思わず目を奪われるその装飾の豪華さは健在。
99段の長い階段廊下がつなぐ7部屋には、龍馬の生きた時代をなぞるように6つのテーマに分けられた展示品が並びます。
中でも必見は、龍馬直筆の手紙の数々。
幕末の世の中、祖国への熱い思いあふれるものや、飾らない人柄を感じさせるユーモアに富んだものなど、龍馬の生きざまがよりリアルに見えてきますよ!
そんな、龍馬の息遣いを感じる貴重な品々を、すぐ間近に見られるというのも、今回の巡回展の楽しみの一つかもしれませんね。
こんなところに「へぇ~」となりました☆
龍馬の人柄・人物像を感じられる品々のほんの一部をご紹介!
龍馬暗殺の瞬間を目撃せよ!
6つ目の部屋「清方の間」。
展示会のクライマックスといえるこの部屋では、龍馬最期の瞬間を再現。
1867年、京都・近江屋。
どのような状況で龍馬が襲われたのか。実行犯はいまだ不明とされる龍馬暗殺の謎に迫る、リアリティあふれる一幕。身震いすること間違いなしです!
最後の1部屋である「頂上の間」には、「受け継がれる“志”」をテーマに、孫代表の龍馬にまつわる所有物や、ソフトバンクロゴの由来、さらに坂本龍馬記念館の森 前館長との親交を紹介するエピソードなどが展示されています。
「土佐から来たぜよ!坂本龍馬展」は6月25日(日)までの開催。
龍馬ファンだけではなく、詳しく知らないという方にも楽しめる巡回展になっているので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
会場 |
ホテル雅叙園東京:東京都指定有形文化財 「百段階段」 |
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開催期間 | 2017年6月1日(木)~6月25日(日)会期中無休 |
開催時間 | 午前10時~午後6時(最終入館 午後5時半) |
入場料 | 当日:¥1,500、学生:¥800※
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(掲載日:2017年6月7日)
文:ソフトバンクニュース編集部