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学生ボランティアが支える子どもの健やかな成長 寄付先活動レポート

今月も「チャリティホワイト」「チャリティスマイル」の寄付先団体より、活動レポートが届きました♪

特定非営利活動法人パクトが運営する子どもの遊び場では、学生ボランティアと陸前高田市の子どもたちが一緒に特大ポスターを作ったそうです! 将来の夢も書かれていて、みんなの希望が詰まっていますね♪

また、児童養護施設などで暮らす子どもたちに向けて行われたビジネスマナーなどの実践的な講習会では、参加者からとても役立ったという声が寄せられているそうですよ。

チャリティホワイト:被災地の子どもたちを支援!

学生ボランティアと一緒に行う子どもの遊び場づくり
特定非営利活動法人パクト

特定非営利活動法人パクトでは、子どもたちが、人との交流を通じて心も体も伸び伸びと解き放つことができる居場所をつくるため、2011年より「みちくさルーム」を運営しています。学生ボランティアの協力の下、現在は岩手県陸前高田市内4カ所で定期的に活動を実施しています。

週末に実施している「みちくさルーム」では、鬼ごっこなど身体を動かす遊びに加え、粘土工作や1年を振り返るアルバム作り、新中学生をお祝いする会など、地区ごとに大学生が企画したさまざまなアクティビティを行いました。

2017年3月には、「みちくさルーム学生交流会」を関東で実施し、活動にご協力いただいている4大学の学生ボランティアと教職員の皆さまにご参加いただきました。
交流会では、各大学の学生リーダーによる陸前高田市での活動報告に対し、積極的に質疑応答や意見交換が行われました。また、今後の活動をより充実させるため、「みちくさルームで実施できる新しい遊び」を大学混合チームで考案するなど、学生たちが積極的に互いの活動内容や実施体制、子どもへの接し方などを学びあう姿が見られました。

また、3月末で陸前高田市でのボランティア活動を終了する大学生たちは、「みちくさルーム」の最後の参加回で、大きな紙に描かれたさくらの木の上に、子どもたちと一緒に将来の夢を書き込み、一つの作品を制作しました。子どもの書き込みの中で「海で魚釣りをして食べる」というコメントからは、震災後、漁港のある町でも、子どもと海との距離が遠くなっていることが感じられました。
「終わりの会」では、子どもたちから「たまには遊びに来てよ」といった声が聞かれました。

春休み期間に小友町・広田町で開催した特別プログラム「楽習会」では、春休みの宿題のサポートや、身体を動かす遊び、クイズなどのレクリエーションなど、子どもたちが楽しめるさまざまな活動を実施し、4日間で延べ90名ほどの子どもが参加しました。

一方、新規事業・常設施設の開設については、市内の復興状況などから、活動拠点となる物件探しが難航し、予定していた開所日程から予定が遅れていますが、幸いなことに有力な候補が見つかり、交渉を進めています。同時に、施設の運営規定や安全マニュアルの作成、什器や備品など、準備が整い次第開所できるよう体制を整えています。

皆さまの温かなご支援に支えられ、今年度も活動を継続し、また地元の方々の要望に応えることのできる新たな事業の開始に向け尽力してまいります。

特定非営利活動法人パクト

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文・撮影:特定非営利活動法人パクト

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チャリティスマイル:
頼れる家族がいない子どもたちの自立を支援!

就労の定着を通して、安定した社会生活を目指す
特定非営利活動法人フェアスタートサポート

特定非営利活動法人フェアスタートサポートでは、家庭の事情などにより18歳で自立せざるを得ず、就労を目指す若者を支援しています。

児童養護施設などで生活をしている中高生向けに、就職相談や職業適性検査の実施、会社見学や就労体験のコーディネートや、また就職後の若者たちに対しては、就職先や退所した施設、卒業した高校などと連携を図り、就労が定着するようにサポートを行っています。

会社見学ツアーに参加した学生からは、「自分のやりたいことが見つかった」「働くことを前向きに考えられるようになった」などの声が聞かれました。スタッフだけでなく、これまでに支援した若者などと集まって食事をしたり、イベントを開催したりしています。仲間同士で交流できる場を提供し、互いに支え合いながら就労を続けられるようにフォローしていきます。

今年度は、チャリティスマイルからの応援助成を受けて、児童養護施設などと共に若者たちへのオーダーメイド型個別就労支援事業と、地域企業とのコーディネート事業に取り組みます。
具体的には、当NPO法人が就職支援として、協力していただいた企業へ今年度入社した7名の退所者に対する丁寧なアフターフォローで、1年以内の離職率0%を目指します。
また、定期的にスポーツ大会など集まる機会を設け、仲間同士で支え合える場の提供を通じたサポートを行います。さらに、静岡県にある児童養護施設において、施設職員や入所者と地元の企業が交流できる場を設け、施設と企業の関係づくりを始めます。各施設が、交流会の場を通じてこの1年間で10社の企業とつながることを目指し、また企業には就労受け入れの理解促進を目的に実施していきます。

特定非営利活動法人フェアスタートサポート

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文・撮影:特定非営利活動法人フェアスタートサポート

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チャリティスマイル/チャリティホワイトとは

ソフトバンクでは、CSR(企業の社会的責任)活動の一環として、さまざまな募金活動に取り組んでいます。「チャリティスマイル」「チャリティホワイト」では、お客さまから毎月10円の寄付をいただき、それと同額をソフトバンクが拠出して、1カ月当たり20円を社会貢献活動の支援に役立てます。それぞれの支援対象は下記の通りです。

チャリティスマイル

全国の頼れる家族がいない子どもや虐待などで居場所を失った子どもたちの自活支援

  • 大規模災害発生時には、寄付金は被災地支援に充てられます。

チャリティホワイト

東日本大震災での被災地の子どもたちへの継続的な支援

寄付先活動レポート

ソフトバンクニュースでは、「チャリティスマイル」「チャリティホワイト」の支援先団体より届いた活動レポートを定期的にご紹介しています。

過去の寄付先活動レポートはこちら!

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(掲載日:2017年6月15日)
文:ソフトバンクニュース編集部