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第37回定時株主総会 速報レポート

第37回定時株主総会

2017年6月21日、ソフトバンクグループ株式会社の第37回定時株主総会が開催され、2,189人の株主が来場しました。

議長を務める代表取締役会長 兼 社長 孫 正義から、報告事項と議案に関する説明が行われ、その後、2016年度の連結業績および主要事業の概況、計算書類作成後に生じた重要事項として2017年5月に初回クロージングを完了した「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」について報告を行いました。

事業戦略の説明では、「60代では売上でなく利益で1兆、2兆と数えるようになりたい」と発言した13年前の定時株主総会の映像を投影し、2016年度の営業利益と純利益(親会社に帰属する当期利益)が共に1兆円を突破したことについて、「感動はなかった。われわれが目指すべき志の前では第一歩であり、目の前には登るべき山がある」とさらなる成長を誓いました。

定時株主総会の模様は、動画配信にてご覧いただけます。

動画
  • 動画配信は終了しました。
決議内容・資料

シンギュラリティーを正しく導き、世界で最も尊敬される会社へ

今回の定時株主総会でも、キーワードはやはり“シンギュラリティー”。
囲碁や将棋など一部の分野で人工知能が人間を凌駕し始めたことを引き合いに出し、「超知性の誕生で世界は大きく変わるが、そこには恐ろしいもの、人類を滅亡させるようなリスクさえ存在している。ソフトバンクグループの使命はシンギュラリティーを正しい方向に導き、新しい世界で最も尊敬される会社になることだ」と述べました。

そのために必要なことは先進的なICT企業の同志的結合であり、一例としてアームやワンウェブ、さらにビッグデータなどにより総合血液生体検査サービスを開発するGUARDANT HEALTHなどを紹介。また2017年5月に初回クロージングを完了した「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」により、同志的結合のさらなる拡大を続けていくことを宣言しました。

4議案を決議

本総会では、議案として提出された「剰余金の処分の件」「取締役11名選任の件」「監査役3名選任の件」「ストックオプションとしての新株予約権の発行の件」の採決が行われ、4議案全てが賛成多数で決議されました。

(掲載日:2017年6月21日、更新日:2018年6月19日)
文:ソフトバンクニュース 編集部

    • 原則として、株式会社や有限会社、社団法人などを省略して社名・団体名を表記しています。