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順番待ちのストレスよ、さらば!IoTでどこからでもトイレの空き状況が確認できるんです!

「や、やばい…」
急いでトイレに駆け込み個室に目を向けると、どこも満室……………。

この絶望的な瞬間を味わってしまったことのある人、いませんか?

社内から生まれたオフィスで使えるIoT

実は、ソフトバンクの社内でも以前から「トイレが混雑している」という声が出ていました。
待てども待てどもなかなか空かない個室。肉体的・精神的にもつらいし、時間ももったいない。。。
そんな悩みを解決すべく、総務とITの担当者が立ち上がり、新たなシステムが誕生したんです!

その名も「トイレ混雑解消システム」。
IoTセンサーを用いて、トイレの個室空き状況をスマホなどからリアルタイムで確認できるようになりました。

どのような仕組みかと言うと、
トイレのトビラに、開閉を感知するマグネットセンサーが設置されています。

マグネットの近接・非近接情報から開閉状況のデータをトイレの天井に設置したゲートウェイへ送信!

ゲートウェイからは、有線LANを経由して社内サーバーにつながっていて、最新の情報へ常に更新されます。PCやスマホからこのように空室情報がリアルタイムで見られるんです。


赤が使用中のサイン。1フロアに2カ所あるトイレも場所ごとに表示されるんですよ

システムを開発した担当者によると、主要拠点の男子トイレに導入したところ、「以前に比べてトイレが空いている」「リアルタイムに表示されるので、とても便利だ」といった声が社員から寄せられています。社内アンケートからも大幅に利用時間の削減につながったというデータが出たのだとか。
また、トビラに設置するセンサーの数が多いため、管理や運用面では物理的な盗難対策のほかにも、セキュリティ対策にも注意した特殊な運用方法を採用しています。

オフィスだけでなく、商業施設や大勢の人が集まるイベント会場などでもこんな仕組みがあれば、役立ちそうですね。みんなが、トイレの行列から開放される日も近いかも!?

(掲載日:2017年6月26日)
文:ソフトバンクニュース編集部