LINE APIを活用した肌診断アプリ「EcoRico」担当者インタビュー

2022年1月24日掲載

EcoRicoのサービスイメージ EcoRicoのサービスイメージ

従業員の健康管理を経営的な視点で考え、健康増進施策を戦略的に実践する「健康経営」に取り組む企業が増えております。経済産業省は2021年8月に健康経営優良法人認定制度「健康経営優良法人2022」を発表し、健康経営に取り組む企業を支援する取り組みを始めました。

ソフトバンクでも2018年に「健康経営宣言」を発表し、従業員の健康増進のためにさまざまな取り組みを行っているほか、中小企業向けの働き方改革支援サービス「ビジネス・コンシェルワークエコ」でストレスチェックなどの健康管理機能を提供しています。

2022年1月24日には「ビジネス・コンシェルワークエコ」ユーザー向けサービスとして、従業員の健康状態を簡単に把握できるスマートフォンアプリ「EcoRico(エコリコ)」の提供を開始し、健康経営に取り組む企業へさらなる支援を行っています。

「EcoRico」の開発担当者に、商品開発の裏側を聞いてみました。

ソフトバンク株式会社 クラウドエンジニアリング本部 SaaSエンジニアリング統括部 守屋 新苗、永嶌 剛晴 ソフトバンク株式会社 クラウドエンジニアリング本部 SaaSエンジニアリング統括部 守屋 新苗、永嶌 剛晴

自社の「健康経営」のノウハウをもとにサービスを開発

-まずは「ビジネス・コンシェル ワークエコ」について教えてください。

「ビジネス・コンシェル ワークエコ」とは従業員にとって働きやすく、パフォーマンスを発揮しやすい環境づくりをサポートする働き方改革支援サービスです。

ビジネス・コンシェルワークエコのサービスイメージ ビジネス・コンシェルワークエコのサービスイメージ

コロナ禍を契機に多くの企業にテレワークが拡がりましたが、生産性の向上といったメリットもある一方で、対面でのコミュニケーション不足による従業員のモチベーションの低下など、メンタルヘルスへの影響も心配されています。

「ビジネス・コンシェルワークエコ」は在席状況の確認や、評価サポート、アンケート、ログインスタンプ、安否確認、ストレスチェックなどの機能を提供し、オフィス勤務、テレワークに関わらず、より良い職場づくりをサポートします。

手軽に肌の状態を確認できるアプリ「EcoRico(エコリコ)」

-今回サービスを開始したスマートフォンアプリ「EcoRico」とはどのようなアプリなのですか?

EcoRicoは「ビジネス・コンシェル ワークエコ」を利用している企業向けに開始されたスマートフォンアプリです。スマートフォンのカメラから自分の顔写真を撮影するとAIが肌の状態を診断し、健康状態を把握することができます。

-EcoRicoはどういう経緯で開発されたのでしょうか?

「ビジネス・コンシェル ワークエコ」を利用しているお客さまと新機能を検討しているなかで、とあるお客さまから「健康経営」への意識が高まっていることに気づきました。

もともと「ビジネス・コンシェル ワークエコ」にも従業員の健康を管理するストレスチェック機能はあったのですが、もっと気軽に利用できる機能があったほうが日々の健康管理に役立てるのではないか?と思ったのがきっかけでした。

新機能のアイデアを検討している中で、たまたま社内の関係者からAXEEDが提供している「Mirrome」のアプリを紹介してもらい、これを「ビジネス・コンシェル ワークエコ」にも応用できるのでは?と思い、AXEED社に相談し開発を始めました。

5万人以上のデータをもとに開発されたMirromeの診断AIを利用することで、開発期間も大幅に短縮することができました。

また、EcoRicoではLINEアカウントを利用したログイン機能を利用しています。多くのユーザーが使い慣れているLINEをサービスの入り口にすることで、日常的に利用していただくことを考えてます。

LINE APIを利用し、開発期間を短縮

-LINEとの連携について詳しく教えてください。

初回登録時にビジネス・コンシェルワークエコの公式アカウントを友だち登録し、LINEアカウントとビジネス・コンシェルワークエコのアカウントを連携します。その後でEcoRicoアプリから肌診断を行い、診断結果をLINE上に保存することができます。

EcoRicoのLINE連携イメージ EcoRicoのLINE連携イメージ

LINEアカウントの連携には「LINEログイン」という機能を利用しました。新規サービスを開発する際、ユーザー管理や認証機能は重要な機能のひとつだと思いますが、認証機能を自社で開発することなく、LINE側にまかせることができます。

また、肌診断の結果をLINEに保存する機能には「Messaging API」の「Flex Message」を利用しています。「Flex Message」はテキストや画像などの要素を自由にレイアウトできるため、よりリッチなメッセージをユーザーに配信することができます。

-開発の際に苦労されたことはありましたか?

LINEを利用したサービスの開発は今回が初めてだったため社内にノウハウがなく、開発当初は不安もありました。ただ、LINE APIは開発者向けのWebサイトで仕様やドキュメントなどを公開しているので、それを確認しながら進めていくことで、だんだんと不安は解消されていきました。結果として約1ヵ月の短期間で基本的な機能を開発することができました。

-最後に、今後の展開を教えてください。

また、今回は肌診断機能を提供しましたが、毎日使いたくなるような健康管理機能や、このアプリを通じて従業員同士のコミュニケーションの活性化につながるようなアプリにしていきたいと思っております。

また、LINEの公式アカウントとも連携しているので、今後は公式アカウントから健康管理に関する情報発信をしていき、従業員の健康だけでなく、会社自身も健康にしていけるような機能にしていきたいです。

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従業員にとって働きやすく、パフォーマンスを発揮しやすい環境づくりをサポートする働き方改革支援サービスです。

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