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前回の投稿ではソブリンクラウドに関する基礎的な内容についてご紹介しました。前回ご紹介しましたように、ソブリンクラウドとは、セキュリティ面での安全性確保に加え、クラウド上のデータが国内に保存・処理されることで、他の国や地域の法令等の影響を受けないクラウドを指します。
本稿では上記を踏まえ、ホワイトクラウド ASPIRE(以下、本サービス)がソブリンクラウドの考えに沿ったクラウドサービスである理由について、前項でご紹介した要件に照らし合わせてご紹介します。
本サービス上のデータは日本国内のデータセンターに保存されており、他国・他地域には保存されていません。またデータセンターの運用も日本国内のみにて行われています。
データは適切なポリシーに基づいたアクセス制御が必要です。本サービスでは、高度な仮想化技術やネットワーク技術を用いたセキュリティ対策を実現しており、セキュリティポリシーに基づいた適切なデータアクセス制御が可能です。
クラウド上のユーザデータはデータ保護法に従って適切に保護される必要があります。日本では、個人情報保護法やサイバーセキュリティ基本法等が定められています。本サービスも各日本法に基いており、データを安全に保護しています。
セキュリティの保護のためには、物理的なセキュリティやネットワークセキュリティ、アクセス制御、暗号化など、高度なセキュリティ対策が必要です。本サービスでは以下のようにセキュリティ対策が施されています。入退館も厳密に制限されている他、当社社員がお客様のデータに触れることはありません。
日本国内に適した十分な規制を行うためには、自国内の事業者で運営を行うことが求められます。本サービスを運営するのは日本国内事業者のソフトバンクであり、日本の法律を順守し他国の政府や法律等に縛られない運営を行っています。
以上のことから、本サービスはソブリンクラウドの考えに沿ったクラウドサービスだと言えます。そのため、以下のような主権が担保されます。
本サービスは、ISMAPを始めとして以下のセキュリティ基準に準拠しています。
これらは定期的に監査を受けており、日々変化し続けるセキュリティ基準に遅れることなく、高いセキュリティレベルを保てるよう徹底しています。
■参考
ホワイトクラウド ASPIRE に関するクラウドサービスリスト詳細情報
ISMAP登録のお知らせ【三つのクラウドサービスが政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)に登録】(当社2022年6月30日付け新着情報)
本稿では、ホワイトクラウド ASPIREがソブリンクラウドの考えに沿ったクラウドサービスである理由についてご紹介しました。
上記でご説明した通り、本サービスは運用主権やデータ主権、セキュリティが保証されており、他国・他地域の法令等によりデータが国外に漏れることはありません。
そのため、セキュリティ要件の高いお客さまや、他国への情報流出等を懸念されているお客さまにも安心してご利用いただけるクラウドサービスとなっております。
次回は、ソフトバンクで提供しているパブリッククラウドとの差にフォーカスしてご紹介していきたいと思いますので、是非よろしくお願いいたします。
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