エーザイ株式会社 様

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大手医薬品メーカーのエーザイ株式会社(以下、エーザイ)は、MR(医薬情報担当者)に配布したタブレット端末の有効活用を図るため、オンラインストレージサービス「PrimeDrive(プライムドライブ)」を導入しました。マルチデバイス対応の「PrimeDrive」により、PCとタブレット端末間でのスムーズなデータ共有を実現。医師・薬剤師に対して、より的確でスピーディな情報提供が可能になり、MRの営業力・提案力の強化につながっています。また紙の資料をデータに置き換えたことで、ペーパーレス化も促進され、コスト削減につながっています。

業種:製造

規模:5,001人以上

導入サービス:PrimeDrive・タブレット端末

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課題と効果

  1. 課題.1

    セキュリティポリシー上、iTunesの利用を許可しておらず、MRがカスタマイズした資料をPCからタブレット端末へ展開する手段がありませんでした。

  2. 効果

    マルチデバイス対応の「PrimeDrive」なら、PCからアップロードしたデータをタブレット端末でダウンロードすることが可能。PCとタブレット端末間でスムーズにデータ共有できるようになりました。

  1. 課題.2

    MRが扱う情報の中には、患者の病態記録など機密性の高い情報も含まれます。データの保管場所には高いセキュリティが求められました。

  2. 効果

    「PrimeDrive」は、国内にあるソフトバンクテレコムの堅ろうなデータセンターで運用され、常時監視が行われています。厳重なアクセス制御も備えており、安心して情報を共有することができます。

  1. 課題.3

    医薬・医療情報は頻繁に改訂が行われます。その度、紙の資料を更新しなければならず、手間とコストが課題となっていました。

  2. 効果

    「PrimeDrive」とタブレット端末を活用し最新の資料を迅速にMRへ展開できるようになりました。資料を紙からデータに置き換えたことでペーパーレス化が加速。コスト削減につながっています。

  • エーザイ株式会社事業戦略部統合戦略室ICTマネジメント担当担当課長 開發寛氏
  • エーザイ株式会社システム企画部課長 秋山嘉保氏
  • エーザイ株式会社システム企画部 辻弘太郎氏

背景

MRの情報提供力の強化を目指しタブレット端末を導入するも課題が浮上

MRの情報提供力の強化を目指しタブレット端末を導入するも課題が浮上

ビタミン剤のチョコラシリーズや胃腸薬サクロンなどのヘルスケア製品に加え、アルツハイマー型認知症治療剤アリセプトなどの医療用医薬品を提供する大手医薬品メーカーのエーザイ。最近では、がん領域の研究開発にも注力しており、自社で創製・開発した抗がん剤の「ハラヴェン」は世界各国で製造販売承認を取得しています。
こうした新事業の成長をさらに加速するためには、MRの情報提供力の強化が欠かせません。そこで、同社は1,900台のタブレット端末を導入し、全MRに配布。MRが紙の資料を持ち歩かずとも、さまざまな情報を迅速かつ確実に提供できる環境の整備に着手しました。
しかし、課題もありました。PCとタブレット端末間でのデータ共有です。同社のMRは用意された資料を訪問先の医師や薬剤師のニーズに応じてPC上でカスタマイズして活用しますが、それをタブレット端末に展開する手段がありませんでした。「セキュリティの観点から、iTunesの利用を当社では禁止しています。また、メールの容量制限により、大容量の資料を送信できないという問題がありました」と同社の開發 寛氏は話します。

選択のポイント

安全性・マルチデバイス対応を評価

安全性・マルチデバイス対応を評価

そこで同社が採用したのがソフトバンクテレコムのオンラインストレージサービス「PrimeDrive」です。「『PrimeDrive』は、マルチデバイスに対応し、PCでアップロードしたファイルをタブレット端末へ展開することができます」と同社の秋山 嘉保氏は説明します。
また、セキュリティの高さも評価しました。同社の扱う資料には、機密性の高い情報も含まれます。したがって、データ保管場所のセキュリティは重要な条件となります。その点、「PrimeDrive」は、国内にあるソフトバンクテレコムの堅ろうなデータセンターで運営され、常時監視が行われています。同社の育薬企画部でも、市販後の薬の効果や副作用などに関する情報を安全に収集・管理する仕組みとして「PrimeDrive」を先行導入しており、すでに実績があったことも安心感につながりました。
加えて、料金体系も導入の決め手となりました。「PrimeDrive」はID単位の課金ではなく、必要なディスク容量を契約し、自社で自由にID発行が可能。「1人当たりに割り当てるディスク容量を最適化することで無駄なコストを削減できます」と同社の辻 弘太郎氏は語ります。

導入の概要と効果

膨大な資料をタブレット端末で持ち歩き、問い合わせにも迅速に回答

膨大な資料をタブレット端末で持ち歩き、問い合わせにも迅速に回答

「PrimeDrive」を導入したことで、同社のMRはPC上でカスタマイズした資料を容易にタブレット端末へ展開できるようになりました。タブレット端末と「PrimeDrive」の組み合わせは、さまざまな面でMRの営業力・提案力の強化に大きく貢献しています。
まず、大量の紙の資料を持ち歩かずとも多種多様な情報をタブレット端末で提示できるようになりました。「必要な情報をすぐに提示できるようになり、機会損失がなくなりました。また、お問い合わせに対する回答もスピードアップしたため、適切かつ迅速な医療支援に役立っています」と開發氏はメリットを語ります。
加えて従来は医薬・医療情報が更新されると、その度に紙の資料を修正し、印刷し直す必要がありましたが、現在は「PrimeDrive」を活用し修正後のデータを一斉に展開。MRは、常に最新の情報をもとに営業活動を行うことができます。もちろん、資料を紙からデータへ置き換えられたことは、ペーパーレス化、ひいてはコスト削減にもつながっています。
さらに、セキュリティを強化できたこともメリットの1つです。「PrimeDrive」は保存されているデータに対して有効期限を設定することが可能。「設定した期限を越えたものをタブレット端末から自動的に削除でき、『端末にデータを残さない』運用が可能になりました」と秋山氏は説明します。
「PrimeDrive」の利用開始時には、ソフトバンクテレコムが手厚くサポート。「汎用的なマニュアルではなく、私たちの業務の目線で、『PrimeDrive』の利用手順を詳しいマニュアルにまとめてくれました。おかげで短期間かつ『研修ゼロ』で現場への定着を図ることができました」(辻氏)

導入したサービス

「PrimeDrive(プライムドライブ)」は、安全かつシンプルにファイルの送付・共有を行えるクラウド型の法人向けオンラインストレージサービス。クラウド型のため、システム構築やサーバの運用管理は不要。短期間で導入できます。PCだけでなく、タブレット端末やスマートフォンからも利用できる点も特長の1つです。また、ダウンロード回数や有効期限を設定して、社外のメンバーにもファイル送付が可能です。一方、IPアドレス接続制限、パスワード認証やPKIクライアント認証、ファイルアップロード時のウイルススキャンなど多重のセキュリティ機能を実装しており、強固なセキュリティを実現。こうした利便性と安全性でビジネスにおける情報活用を強力に支援します。

図解:導入の概要と効果

今後の展開

顧客とMR間の双方向のコミュニケーションを促進

顧客とMR間の双方向のコミュニケーションを促進

現在、「PrimeDrive」とタブレット端末は同社の業務にとって必要不可欠なツールとなっています。「今後は、お客様に提供する情報だけでなく、お客様からのお問い合わせなどを全MRで共有するためのインフラとしても活用。お客様とMRの双方向のコミュニケーションを促進することで、より分かりやすく情報を加工して提供するなど、お客様のニーズに合った情報提供が可能になると考えています」と開發氏。
国内トップクラスの医薬品メーカーとして、革新的な創薬とMRによる営業力・提案力の強化に注力するエーザイ。患者とその家族のベネフィットを第一に考える「ヒューマン・ヘルスケア」の理念のもと、持続的な企業価値向上に向けた取り組みを加速していきます。

導入企業情報

エーザイ株式会社

会社名:エーザイ株式会社
本社:東京都文京区小石川4-6-10
設立:1941年12月6日
資本金:449億8,500万円(2012年3月末現在)
売上高:連結 6,479億7,600万円、個別 4,082億2,400万円(2011年度)
従業員数:連結 10,730人(2012年3月末現在)
事業概要: アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト」やプロトンポンプ阻害剤「パリエット」、抗がん剤「ハラヴェン」などの医療用医薬品事業をグローバルに展開する研究開発型の製薬企業。日本では、医療用医薬品とともに、「チョコラBB」や「ナボリン」などの一般用医薬品、および診断薬、ジェネリック医薬品などの事業を統合的に展開する
URL:http://www.eisai.co.jp/

  • 記載内容は2013年1月現在のものです。

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