株式会社近畿予防医学研究所 様

株式会社近畿予防医学研究所様

業種:サービス

規模:101人~500人

導入サービス:みまもりケータイ

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株式会社近畿予防医学研究所さまは、滋賀県で臨床検査事業、調剤薬局事業をはじめ、健康診断事業、福祉・介護事業などを手掛ける企業です。2013年9月、同社が運営を開始する「サービス付き高齢者向け住宅 ここあ守山」オープンに伴い、施設内・周辺で高齢者の安否確認に「みまもりケータイ2『101Z』」(以下、「みまもり2」)を導入。日本が迎えた超高齢化社会の現場でモバイルを利用した新たな取り組みにチャレンジしています。

課題と導入の効果

  1. 課題.1

    「サービス付き高齢者向け住宅」の運用には「高齢者住まい法」に基づき、1日1回高齢者への「安否確認」が義務付けられています。スマートかつ安心できる運用方法について検討していました。

  2. 効果

    「みまもり2」はモバイルなので、設備設置工事は不要。高齢者の「安否確認」の他、震災時の所在確認など幅広い活用が可能でした。

  1. 課題.2

    「サービス付き高齢者向け住宅」入居者の方々が、安心して外出できる安否確認ツールを検討していました。

  2. 効果

    外出先にも持ち運べる「ナースコール」として、ボタンを押すだけで通話も安否確認も可能な「みまもり2」が住居者への安心サービスとしてマッチしました。

導入の背景

国土交通省・厚生労働省の共管制度として創設された「サービス付き高齢者向け住宅」

株式会社近畿予防医学研究所常務取締役 野元忠氏

サービス付き高齢者向け住宅」とは、高齢化社会の深刻化に伴う高齢者のみ世帯・要介護者の増加による特別養護老人ホーム施設の不足を背景に、高齢者が安心して生活できる住環境の整備を目的に平成23年の「高齢者の居住の安定確保に関する法律(高齢者住まい法)」の改正により創設された制度です。10年間で60万戸の建設を計画しており、開始から2年で現在約10万戸が建設されています。高齢者が安心して暮らせるバリアフリー構造の建物や、高齢者に必要な人的サービスの提供など一定の基準を満たす住宅は、国から助成金を受けて建設が可能です。

こうした中、創業(昭和37年)以来、医療・健康系サービスに関わってきた近畿予防医学研究所さまでも、「サービス付き高齢者向け住宅」事業への参入を始めました。その第一弾が、2013年9月にオープン予定の51戸の集合住宅「ここあ守山」です。そのサービスの1つとして、ソフトバンクモバイルの「みまもり2」が導入されました。

「サービス付き高齢者向け住宅」の運営には、1日1回、居住者の安否確認を実施することと、生活相談(高齢者が身の回りのことについて相談する窓口)が義務付けられています。「ここあ守山」でも、1日1回の安否確認を安全かつスマートに実現する方法を検討していました。警備会社のサービスや人感センサー、トイレや洗面など水道の使用状況から安否確認するシステムなどいくつかの候補がありました。その中で、ソフトバンクモバイルの「みまもり2」を選択した理由について株式会社近畿予防医学研究所 常務取締役 野元忠さまはこう語ります。

「この住宅制度は、まだ始まったばかりです。運用上必須とされる項目はありますが、それをどのように運用するといったサービス内容は、各運営業者が自由に設定できるのが特徴です。安否確認は必須ですが、部屋に固定のナースコールを設置するだけではありきたり。居住者の『安心と安全の満足』を提供できるサービス方法を検討していました。『みまもり2』は自由に持ち運びができ、高齢者のニーズに柔軟に対応できると思い導入を決めました」(野元さま)

導入の内容

どこにでも持ち運べる「みまもり2」、手軽な所在確認ツールで安心を提供

株式会社近畿予防医学研究所サービス付き高齢者向け住宅ここあ守山管理者 小川義三氏

「みまもり2」は、直径8センチ程度の本体に、ワンタッチボタンが付いているだけのシンプルな端末です。特徴は、そのボタンを押せば指定の電話番号へ発信できること。まどろっこしい電話番号の打ち込みが不要です。また、指定の電話番号が着信不在でも、次の指定番号に自動転送してくれるので、緊急用にも安心して使用できます。発信と同時に現在地情報のURLが指定番号に自動的に送信される「位置ナビ」機能もあるので、持ち主の現在地を瞬時に特定することも可能です。

「外出や外泊の際、気分が悪くなった、場所が分からなくなった、という場合に『みまもり2』を持っていれば、ボタン1つ押すだけで「ここあ守山」のスタッフにすぐ電話がつながります。救急車を呼ぶ時にも地図表示があるので、患者の居場所を正確に伝えられます。本当の安心、『みまもり』が実現できます」と語るのは、ここあ守山 管理者の小川義三さまです。

「サービス付き高齢者向け住宅」とは、高齢者向けの「新しいスタイル」の住宅だといいます。既存の介護施設(「特別養護老人ホーム」など)は、外出時は事前に手続きが必要といったさまざまな規則がありますが、「サービス付き高齢者向け住宅」は施設ではなく、「住宅(住まい)」。高齢者が自由な暮らしを楽しむことできます。そのため、プライバシーをどう扱っていくかが大切になる、とも小川さまはいいます。

「高齢者向け住宅の居住者は要介護の方、自立した生活が可能な方などさまざまです。人によって価値観も個性も違います。一方、運営業者には高齢者の安全と安心を提供する必要がある。安全と安心の体制をどのように行うのかが課題です」(小川さま)

「みまもり2」は、受付窓口に並べておき、持っていきたい人が自分で手にとって外出する仕組みが可能です。外出が不安な高齢者には安心が、管理されたくないと考える高齢者には自由が、双方の満足を得られる付加価値を提供できます。

導入当初は、「みまもり2」を室内ナースコールとして利用することも検討していました。最終的には、室内には固定のナースコールを設置し、「みまもり2」は「持ち運び」ができる利便性を活かして外出時の安心ツールとしての活用や、災害対策用、ホームヘルパーの勤怠管理などさまざまな活用方法が考案されました。

「例えば、災害時の素早い安全確保のための点呼確認に活用します。震度3、4の地震があった際、外出されている方の所在確認、そして遠方に住むご親族の方へ安否をご連絡できるなど、すぐに安全の点呼を取れるというのがいいですね」(野元さま)

また、訪問して介護業務を行うホームヘルパーにも「みまもり2」を貸与すれば、点呼や報告の効率化にも役立ちます。「ここあ守山」建物内に訪問介護事業所が併設されますが、働くホームヘルパーは直行直帰型の登録制もあります。勤怠管理や業務報告などの管理に手間取っていましたが、ボタンを押せば現在地の地図も表示できる「みまもり2」であれば、出退勤記録代わりに使うことも可能です。勤務先で、何かあればボタンを押して発信しサービス提供責任者と通話が可能な点も便利で安心だといいます。

今後の展開

介護事業の現場にモバイル活用でワークスタイルを効率化

2013年9月にオープンした「ここあ守山」を皮切りに、「ここあ」シリーズは今後数年間で近畿方面に数か所の建設を予定しており、業務拡大は急ピッチで進む予定です。そのような中で、モバイルを活用した業務効率化は有効と小川さまはいいます。

「将来、スマートタブレットがもっと低価格化したら、スタッフ全員に配布してワークスタイルを変えていけたらいいと思います。例えば、ペーパレス化。介護事業は、報告と記録に大量の紙が必須です。それをスマートタブレットで管理できるようになれば、さらに便利になります」(小川さま)

既に何人かのスタッフは、スマートタブレットを業務に活用し始めています。まだ建物が完成していない段階で、入居希望者に説明する場合などに、3D画像で建物の内部を立体的に見せることができるアプリを活用して説明すると、住居イメージが伝わりやすく大変役に立つといいます。

高齢者が長年の愛着ある土地を離れ住みかえをするのは、想像以上にかなりのストレスを伴うと野元さまはいいます。

「そのような中で、『ここあ守山にきて良かったね』といっていただけるような住居を創る、責任とやりがいのある仕事です。高齢者のニーズを知り、心のこもった自然なサービスを提供し快適に暮らしてもらうことが目標です。さまざまな工夫をして高齢者とともによりよい住宅を作っていきたいです」(野元さま)

導入企業情報

株式会社近畿予防医学研究所

会社名:株式会社近畿予防医学研究所
本社:〒520-0821 大津市湖城が丘19番9号
URL:http://www.kinkiyoken.co.jp/
社員数:351名
概要:滋賀県で臨床検査事業、調剤薬局事業をはじめ、健康診断事業、福祉・介護事業など手掛ける医療・福祉に特化した企業

  • 記載内容は2013年9月現在のものです。

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