株式会社熊谷組様

クラウドファーストをコンセプトに基幹システムを「ホワイトクラウドASPIRE」に移行。クラウド活用でシステム運用コストを最適化

業種:建設

規模:1,001~5,000人

導入サービス:ホワイトクラウド ASPIRE

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株式会社熊谷組(以下、熊谷組)は、IT資産のクラウド化を進める「クラウドファースト」の取り組みとして、2015年にオンプレミスで運用していた基幹システムの仮想サーバ環境をクラウドサービス「VMware vCloud® Air™」へ移行しました。2016年からはソフトバンクのクラウドサービス「ホワイトクラウド ASPIRE(以下、ASPIRE)」を利用して、安定的なシステム運用と冗長構成による可用性向上を実現、機器のライフサイクルにともなう更新作業が不要になりTCO削減も達成しました。

課題と導入の効果

  1. 課題.1

    オンプレミスによるシステム運用工数増大や機器更新にかかるコスト構造の見直しが必要でした。

  2. 効果

    クラウドサービスへ移行することでサーバ基盤のライフサイクルにともなう更新作業から脱却できTCOを削減できました。

  1. 課題.2

    オンプレミスで利用中のソフトウェアを一般のクラウドサービスで利用すると高額なライセンスへの変更が必要でした。

  2. 効果

    ASPIREが提供する専有サーバおよび専有ストレージ環境により既存のソフトウェアライセンスを継続利用できました。

導入後の構成概要

高層ビルから公共施設、トンネル工事など幅広い分野で実績を上げる熊谷組は「クラウドファースト」をキーコンセプトにITインフラの刷新に取り組んでいます。2010年にオンプレミスで運用していた基幹システムをVMware vSphereのサービス基盤へ移行。翌年には社内で運用していたすべてのサーバをソフトバンクのデータセンターへ移行し、ネットワークも再構築しました。

その後、サーバ機器の更新時期および一部OSの保守サポート終了にともないオンプレミスからクラウドサービスへの全面移行を決断します。クラウドサービスの選定に当たっては、オンプレミスで利用してきたVMware社のサーバ仮想化基盤のノウハウを継続活用でき、ソフトバンクのネットワークとも親和性の高い「VMware vCloud® Air™」を選定、2015年に基幹システムが稼働するWindowsServerを含む約50台のサーバをクラウド環境に移行しました。その後、VMware社のサーバー仮想化基盤を利用できるソフトバンクの「ASPIRE」を後継サービスとしてクラウド環境の移行を実施しました。既存のIPアドレスを変更せずにシステム移行できるのも「ASPIRE」を選択するメリットでした。

  • 「VMware vCloud® Air™」は2016年4月に日本から撤退。

また同社が利用するデータベース製品のライセンスポリシー変更により「VMware vCloud® Air™」で利用していた専用サーバと共有ストレージ環境ではより高額なライセンスへ切り替える必要が生じましたが、「ASPIRE」では専有ストレージが提供されるため従来のライセンスを継続して利用できました。

現在では約80台の基幹サーバを「ASPIRE」で運用しています。サーバ機器の障害によるシステム停止がなくなったほか、機器のライフサイクルにともなうリプレイス作業も不要になり、情報システム部門の保守運用にかかる業務負荷は約20%軽減されました。こうしたクラウド活用によるIT予算最適化は高く評価され、公益社団法人企業情報化協会主催の2016年度「IT戦略総合大会」で「IT特別賞」を受賞しました。

お客さまの声

株式会社熊谷組経営企画部IT企画グループ部長 鴫原功氏

基幹システムのクラウド化により、クラウドベンダからサーバ機器の確実な保守サポートが受けられ、安定的なシステム運用が可能になったほか、機器更新の必要がなくなりTCOを削減できました。また仮想化されたサーバやネットワークはシステム構成を柔軟に設計できるため、高度に冗長化したシステム構成による可用性向上も実現しました。オンプレミスでシステム運用していた頃は、ハードウェア障害で月1~2回のシステム停止を起こしていましたが、現在はハードウェア障害による影響はなくなりました。「ASPIRE」はサポートするOSの種類が多く、古いOSをいったんクラウド環境に移行し順次アップデートできるので、余裕をもったスケジュールで作業を行えました。
最近の建設現場ではドローンを使い撮影した画像データを3D化して活用するなど、作業所で利用するデータ量は年々増加しています。当社で利用しているファイルサーバについて、今後はクラウドサービスに移行してクライアント環境からの使い勝手を向上する取り組みも計画しています。

シーイーエヌソリューションズ株式会社アウトソーシング部主任 亀田栄一氏

当社は熊谷組と日本電気株式会社、株式会社シーエーシーの3社共同出資で設立された建設業界向け情報システム会社で、熊谷組のシステム運用やアプリケーション開発を担当しています。
オンプレミスからクラウドへ移行したことで、新しいアプリケーションを試験導入するための環境構築にかかる時間を大幅に短縮できました。以前はサーバ機器の購入からデータセンターへの搬入などが必要でしたが、クラウド環境では「ASPIRE」の管理ポータルを使って簡単に仮想サーバを生成できます。OSやミドルウェアのセットアップも含めて1~2日で試験環境を構築できるようになり、迅速なシステム構築が可能になりました。
またオンプレミスで運用していた当時はテープバックアップを取得し取引先に依頼して保管場所へ送付するという手間をかけていましたが、現在は「ASPIRE」からソフトバンクの閉域ネットワークを使って別ベンダのクラウドサービスへのオンラインバックアップに移行しており、作業は大幅に効率化されました。バックアップからリストアする場合、テープからのリストアとは比較にならないほど短時間にリストアが完了します。

導入企業情報

株式会社熊谷組

会社名:株式会社熊谷組
本社:東京都新宿区津久戸町2番1号
設立:1938年1月6日
URL:http://www.kumagaigumi.co.jp/
従業員数:2,223名(2016年3月31日現在)

  • パンフレット記載内容は、2017年8月現在のものです。

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