日通情報システム株式会社 様

日通情報システム株式会社 様

日通情報システム株式会社 様

グローバルロジスティクス企業として成長を続ける日本通運株式会社(以下、日本通運)。
ITの側面から同社を支える日通情報システム株式会社(以下、日通情報システム)は、自社構築してきたネットワークの運用管理負荷を軽減するため、約1,800拠点をつなぐネットワークに「ホワイトクラウド SmartVPN」(以下、SmartVPN)と「マネージドCPE-S」を導入しました。
これによりアクセス回線、VPNサービス、ネットワーク機器の手配、各種設定や監視・障害対応を含む運用保守までをソフトバンクテレコムに一任。拠点の新設や統廃合にまつわる作業負荷が軽減されたうえ、迅速な障害対応も可能となりネットワークの信頼性を向上しています。

業種:サービス

規模:101人~500人

導入サービス:SmartVPN・マネージドCPE-S

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課題と効果

  1. 課題.1

    日本通運の拠点をつなぐネットワークは、拠点の特性に応じてそれぞれ個別構築をしていましたが、拠点の統廃合などがあると、自社内で設定変更作業を行わなければならず、大きな負担となっていました。

  2. 効果

    ソフトバンクテレコムがアクセス回線、VPNサービス、各種機器を一括提供する「SmartVPN」を導入。追加・変更時の作業もソフトバンクテレコムに一任し、運用負荷が軽減し、TCOも10%削減できる見込みです。

  1. 課題.2

    以前は複数キャリアのサービスを利用し、ネットワーク機器も個別にベンダから調達していたため、問い合わせ窓口が分散。保守作業が煩雑化していました。

  2. 効果

    ネットワークや機器の監視、障害対応まで、ソフトバンクテレコムが一括対応。万一のトラブル発生時にもスピーディな初動対応や障害復旧が可能です。また、ネットワークの信頼性が向上し、クラウドの活用をより推進できるようになりました。

  • 日本通運株式会社IT推進部専任部長 永瀬裕伸氏
  • 日通情報システム株式会社インフラサービス部次長 目黒勝則氏
  • 日通情報システム株式会社インフラサービス部係長 宮本真吾氏
  • 日通情報システム株式会社インフラサービス部主任 瀬戸口優氏
  • 日通情報システム株式会社インフラサービス部 小野田未緒氏

背景

拠点特性に応じた独自ネットワークの運用負荷が増大

拠点特性に応じた独自ネットワークの運用負荷が増大

日本を代表するグローバルロジスティクス企業として総合物流サービスを展開する日本通運。人々の生活や企業活動を物流面からサポートしています。
その成長をITで支えているのが日通情報システムです。近年では、仮想化技術を活用し、プライベートクラウドを構築するなど、ITインフラの最適化を推進していますが、データセンターと各拠点をつなぐネットワークには改善すべき課題がありました。
「従来は、拠点の特性に応じた回線を調達し、個別構築してきました。結果、システムやネットワークに変更があると、自社内で設定変更作業を行わなければならず、大きな負担となっていました」と日本通運の永瀬 裕伸氏は述べます。
特に負担となっていたのが拠点の新設、移転、統廃合にまつわる作業です。同社が国内に展開するのは約1,800拠点。統廃合などは年間100件にものぼります。「限られた人員で対応しなければならず、ほぼ毎日ネットワークの設定変更作業に追われている状態でした」と日通情報システムの宮本 真吾氏は話します。
また複数のキャリア、機器ベンダに問い合わせ窓口も分散しており、障害時の切り分けや復旧作業も複雑化。「ネットワークがクラウド活用のボトルネックになる恐れがありました」と日通情報システムの目黒 勝則氏は語ります。

選択のポイント

多彩なサービスとサポートを一括提供できる点を評価

多彩なサービスとサポートを一括提供できる点を評価

そこで、同社はネットワークの全面刷新を計画。複数のサービスを検討し、最終的にソフトバンクテレコムの「ホワイトクラウド SmartVPN」を採用しました。
これは「Cloud Ready」をコンセプトにしたサービスで、アクセス回線、VPNサービス、およびネットワーク接続に必要なゲートウェイ機器などをソフトバンクテレコムが一括提供し、ユーザはネットワークを「使う」ことに特化できるもの。アクセス回線やVPNサービスには、ギャランティ型、ベストエフォート型のものなど多様なサービスがラインナップされており、求める信頼性やコストに応じて最適なネットワークを構築できるという利点もあります。
「拠点ごとに最適なネットワークを構築できるうえ、ネットワーク全体の運用をソフトバンクテレコムに一任できる点を評価しました」と永瀬氏は話します。また、今後のIT活用を見据えた場合、スマートフォンなどモバイル接続に標準対応している点も採用を後押ししました。

活用効果

多彩なサービスとサポートを一括提供できる点を評価

多彩なサービスとサポートを一括提供できる点を評価

全面刷新にあたり、同社は重要度や特性に応じて拠点を大きく5つのレベルに分類。「アクセス回線、VPNサービスともにギャランティ型を中心とした冗長構成」、「ベストエフォート型中心の構成」など、あらかじめ基本となる「サービスセット」をレベルごとに作成しました。「このセットをベースにすることでネットワーク構成をシンプルにできるうえ、移行後は『Aレベルの拠点を1つ追加』とソフトバンクテレコムに伝えるだけで、拠点の統廃合などに対応できます」と日通情報システムの瀬戸口 優氏は述べます。
また、サポート窓口を一本化できたメリットも大きく表れています。同社は、各拠点に「マネージドCPE-S」を導入。実績と信頼性を評価しシスコ製ルータを採用していますが、このルータの保守もソフトバンクテレコムに一任。「ネットワークの監視や障害対応まで、ソフトバンクテレコムが一括対応するため、トラブル発生時のスピーディな初動対応や障害復旧につながります。キャリア集約、サポート窓口の一本化によって、年間10%のTCO削減を見込んでいます」と永瀬氏は期待を込めます。

多彩なサービスとサポートを一括提供できる点を評価

多彩なサービスとサポートを一括提供できる点を評価

移行プロジェクトは、半年で全1,800拠点、約3,000回線の移行を目指す難易度の高いものとなりました。1日に数十拠点の切り替えが必要だったため、同社では徹底した工程管理を実施。「先を見越した前倒しチェック、1日数度におよぶ進捗報告など、ソフトバンクテレコムにとっては厳しい要求もあったかもしれません。しかし、営業・デリバリ・SE、それぞれの部門の責任者が綿密に連携し対応してくれました」と目黒氏は満足感を示します。拠点によっては設備上の制約がある場合もありましたが、「ビルオーナーとの調整作業もソフトバンクテレコムに一任することができ、とても助かりました」と日通情報システムの小野田 未緒氏は話します。

導入したサービス

「ホワイトクラウド SmartVPN」は「Cloud Ready」(クラウドとの親和性の高さ)をコンセプトに開発した新しいVPNサービス。アクセス回線やゲートウェイ機器、VPNサービス、バックボーン回線などをトータルに提供します。多様なサービスラインナップで、コストや要件に応じて最適なネットワークを構築。「マネージドCPE-S」と組み合わせることにより、ネットワークから機器まで、運用保守を一元化できるのも大きな強みです。さらに各種クラウドサービスとのシームレスな接続も可能となっています。ネットワーク料金内で利用できるホワイトクラウドサービスも豊富に提供されており、経済性も高くなっています。

導入したサービス イメージ

今後の展開

「SmartVPN」を基盤としてクラウドのさらなる活用を推進

「SmartVPN」を基盤としてクラウドのさらなる活用を推進

現在、同社は「SmartVPN」をより高度なクラウド活用の基盤として位置付けています。 具体的には、「SmartVPN」はソフトバンクテレコムの各種クラウドサービスとシームレスに連携しているため、クラウド型オンラインストレージサービス「PrimeDrive」や遠隔ビデオ会議サービス「ホワイトクラウド ビデオカンファレンス」などの利用を検討。既存のプライベートクラウドと併用し、ハイブリッドクラウド化を目指しています。「適材適所にクラウドを使い分けることで、柔軟なIT活用とコスト削減、さらにBCPの強化を推進していきます」と永瀬氏は強調します。
「SmartVPN」によって、次世代を見据えたクラウドシームレスなネットワークを実現した日本通運。将来的にはグローバルなネットワークの統一も視野に入れ、「世界日通」としてさらなる飛躍を目指す構えです。

導入企業情報

日通情報システム株式会社

会社名:日通情報システム株式会社
本社:東京都港区東新橋1-9-3 日通本社ビル6階
設立:2004年4月1日
資本金:3,000万円
従業員数:272名(2013年6月現在)
事業概要:「運輸の使命に徹して社会の信頼にこたえる」ことを目指した「With Your Life」を企業スローガンにグローバルロジスティクスを支える日本通運とそのグループ企業の情報サービスの中核を担う。システムインテグレーションやコンサルティング、運用アウトソーシングなどを中心にIT全般にわたる事業を幅広く展開している。
URL:http://www.nittsu-infosys.com/

  • 記載内容は2013年6月現在のものです。

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