神戸市立 須磨海浜水族園様

須磨海浜水族園でVRを活用した体験型イベントを開催。最先端技術の活用で園内の活性化、新たなファン層の獲得を実現

業種:公共・教育

規模:100人以下

導入サービス:VRソリューション

「スマスイ」の愛称で知られる神戸市立須磨海浜水族園(以下、須磨海浜水族園)では開業60周年の記念イベントとして、VR技術を活用した体験型イベントを開催しました。このイベントでは、VRによって再現した海中で手を動かし魚を集めるゲーム『Fish Collection Challenge』と360度カメラで撮影した大水槽の映像をVRで体験できる『サンロクマル水族館』の展示を行いました。どちらもソフトバンクとVRコンテンツ制作会社の企画、協力により制作され、来園者からは「海の中にいるようだった」「大人でも楽しめた」と幅広い層から好評を得られ、園内の活性化のみならず新たなファン層の獲得にもつながりました。

課題と導入の効果

  1. 課題.1

    開業60周年記念に相応しい企画を模索していました。

  2. 効果

    VRを活用した体験型イベントを企画し、その内容から注目度の高いイベントになりました。

  1. 課題.2

    須磨海浜水族園を訪れる子どもたちへ、自然に興味をもってもらえる展示やイベントを実施したいと考えていました。

  2. 効果

    VRで海中を疑似体験できたことで、子どもたちの「自然」に対する興味関心が高まりました。

須磨海浜水族園は2017年5月に開業60年を迎えました。その記念すべき年に開催する夏のイベントを模索する中、ソフトバンクより新たな水族館の展示手法としてVRの紹介を受けたことをきっかけに、VRを活用した体験型のイベント企画を立案しました。企画からコンテンツ制作まで一貫してソフトバンクの協力のもと進められ、「スマスイで新感覚体験最新テクノロジーで水中世界を楽しもう!!『未来水族感』」を立案、「自然」を体感できるVRコンテンツ2種類を展示しました。1つはVR機器を装着し映し出されたCGの魚をつかみ、用意された水槽へ入れていくゲーム「FishCollection Challenge」です。VR空間に映し出された海中には全部で8種類の魚が泳いでおり、解説と園内での展示場所が記載されているため、ゲームとして遊べるだけではなく、魚を知る機会にもなります。もう1つは、園内で一番大きな水槽「波の大水槽」を疑似体験できる「サンロクマル水族館」です。360度カメラを使って「波の大水槽」の中から撮影した映像でVR機器を通して見ると水中にいるような感覚を味わえます。より多くのお客さまに楽しんでいただくために、スマートフォンを装着するだけでVRを体験できる紙製ゴーグル「カードボード」も園内で販売、カードボードを使ってスマートフォンからYouTubeに展開されている動画を再生すれば、いつでも大水槽体験を再現できます。

「サンロクマル水族館」のVR映像

約一ヵ月行われたイベントは、連日盛況で、子どもからお年寄りまで幅広い層に楽しんでもらうことができました。イベントに参加された方の中には「VRを目的に訪れた」と話すお客さまもおり、園内の活性化のみならず新たなファン層の獲得にもつながりました。

  • 課題と導入の効果

    「Fish Collection Challenge」で遊ぶ来園者

  • 課題と導入の効果

    「Fish Collection Challenge」での魚の解説

お客さまの声

神戸市立須磨海浜水族園園長 吉田裕之氏

私たちの役割は、実体験を通して子どもたちの自然への興味関心を創造することや環境保全を考えるきっかけを提供することだと考えています。そうした思いがある中で、より自然への関心を高めるためには体験してもらうことが重要だと考え、VRの活用を決めました。イベントでは最新技術であるVRを楽しんでもらうだけではなく、魚と触れ合う疑似体験を通して自然への興味関心を高めるきっかけになったと思っています。昨今、通常の展示だけでは集客が難しくなってきている中、今回のイベントでは集客効果の手ごたえもあり、なによりこれからの須磨海浜水族園の可能性を感じることが出来ました。イベントに参加されたお客さまからは「楽しかった」や「時間が経つのが早かった」と、大変満足いただいております。その光景をみて、今後も積極的にVRをはじめとした最新技術を取り入れていきたいと感じました。

神戸市立須磨海浜水族園経営企画室広報担当課長 中山寛美氏

コンテンツ関しては、一貫して最初から最後までソフトバンクが窓口となり制作を進行しました。サンロクマル水族館の場合、VR映像の撮影や編集を専門で行う撮影会社を紹介してもらったほか、360度カメラの映像に関してはお客さまへの展開方法に関してもアドバイスいただきました。撮影に関してもどの水槽が一番効果的な映像が撮れるかといったロケーション選びや、2日間に渡り撮影した映像を編集する作業までサポートしてもらい、約10分の動画を仕上げました。須磨海浜水族園にはさまざまなニーズをもったお客さまがご来園されます。そうしたお客さまの要望に応えるため、興味関心を刺激する展示が必要となっていますが、今回のVRコンテンツの活用で新たな手法を開発できました。今後もVRをはじめとする最新技術の活用で多様なお客さまのニーズに応えていきます。

導入企業情報

神戸市立須磨海浜水族園

団体名:神戸市立須磨海浜水族園
本社:兵庫県神戸市須磨区若宮町1丁目3番5号
設立:1957年5月
URL:http://www.sumasui.jp
従業員数:75名

  • パンフレット記載内容は、2017年9月現在のものです。

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