横浜個人タクシー協同組合 様

横浜個人タクシー協同組合 様 IP無線機「SoftBank 201SJ」を550台導入 通信エリア拡大・音声品質向上で、広域をカバーした迅速な配車を実現

yokohama

横浜エリアを中心にサービスを展開し、所属する個人タクシーは550台を超える横浜個人タクシー協同組合。個人タクシーの組合としては神奈川県内最大規模を誇る台数により日々の配車業務を手がけています。これまではMCA無線を利用していましたが、より通信エリアが広く高品質な無線を求めて、ソフトバンクのモバイル通信網を利用したIP無線機「SoftBank 201SJ」に切り替えました。IP無線機を導入したことでドライバーと通信できるエリアが拡大し、電波感度も向上。ドライバーと配車の手配を行うオペレータとの連携が従来よりもスムーズかつスピーディになりました。

業種:運輸・物流

規模:101人~500人

導入サービス:IP無線機

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課題と効果

  1. 課題.1

    従来利用していたMCA無線は電波感度が低く、ドライバーと配車を手配するオペレータとの連絡時に通信が途切れることがあり、内容を聞き取れず何度も連絡を取り直す必要がありました。

  2. 効果

    ソフトバンクのIP無線機を導入したことで連絡時に通信が途切れることがなくなり、連絡を取り直す頻度が20%ほど削減できました。

  1. 課題.2

    横浜市から離れた横須賀市や三浦市など遠方のエリアを運転するドライバーに連絡がとれないことがありました。

  2. 効果

    ソフトバンクのIP無線機の電波はソフトバンクモバイルの通信網を利用しているので全国をカバーしており、横浜市から離れたエリアを走るドライバーにも配車の連絡が取れるようになりました。

  1. 課題.3

    従来は1km走行するごとにMCA無線から位置情報を本部へ配信する仕組みでしたが、電波が届かない場所が多く正確な位置情報の把握が困難でした。

  2. 効果

    20~30秒ごとにIP無線機から位置情報を送信するので本部がタクシーの位置をリアルタイムに把握できないとう問題が解消されました。 またタクシーの位置情報が正確に把握できるようになり効率的な配車を実現しました。

  • 理事長 小島道春氏
  • 専務理事 門谷真人氏
  • 常任理事営業部長 相澤邦夫氏
  • 配車センター係長 遠藤信次氏

背景

従来のタクシー無線の不感地帯や通信寸断の解消方法を検討

神奈川県横浜市を中心として川崎市から三浦半島までを営業エリアに持つ横浜個人タクシー協同組合。所属するタクシーは550台以上、県内で最大規模を誇るタクシー組合です。これまではドライバーとオペレータが配車の連絡を取り合う手段としてMCA無線を利用していました。しかし、横浜市周辺では無線の電波が届くものの、横浜市から外れた三浦半島方面の遠方や山間部には電波が届かない不感地帯が多く、ドライバーと連絡が取れなくなるという問題がありました。
また、音声面においても音質が悪く聞きづらいという点に加え、1~2秒ほど音声が途切れてしまうケースがありました。その結果、オペレータはドライバーへ何度も連絡しなければならないという問題も生じていました。
さらに、従来はタクシーが1km走行するごとにMCA無線から車の位置情報が本部へ送られ、オペレータがタクシーの位置を確認していました。しかし、無線の電波状況によって位置情報が本部に届かないケースがあり、オペレータがタクシーへ配車連絡が取れた時にはお客さまの位置からすでに離れた地点を走行していたという問題も起きていました。
そのような幾つもの課題を抱える中、同組合の門谷 真人氏はIP無線機をすでに導入しているタクシー会社を訪ねました。「IP無線機を体験させてもらったのですが、私たちが利用しているMCA無線と比べ音質が非常にクリアで聞き取りやすいことに驚きました」と門谷氏は語ります。そうした折にソフトバンクからIP無線機の提案があり、ソフトバンクのネットワークなら全国幅広く通信ができるなど課題解決のためのメリットが多数ある点を踏まえ採用を決めました。

選択のポイント

ソフトバンクのIP無線機で、遠方や山間部などの不感地帯を解決

「ソフトバンクのIP無線機であれば、従来と比べて通信エリアが圧倒的に広がることが期待できます。以前は三浦半島の最南端あたりになると連絡は不可能でしたが、全国をカバーするソフトバンクのネットワークならば連絡が可能になります。また、音声がクリアになればドライバーとオペレータ双方の連絡も滞りなく行えるようになるだろうと考えました」と語るのは、同組合の小島 道春氏です。「オペレータの音声が不明瞭であったり途切れてしまうと次の行き先がなかなか分からず何度も聞き直し、結果としてお客さまをお待たせしてしまうという点を問題視していました。さらに、不感地帯を走行中は、配車の連絡を受け取ることができず機会損失が発生していました。そうした問題を解消できるという点が、ソフトバンクのIP無線機を選択した大きな理由でした。また、コスト面でも従来のMCA無線と変わりはなく、同組合にとって追加の費用負担がないという点も選択理由だった」と小島氏は語ります。

導入の概要と効果

IP無線機導入でスピーディな配車、オペレータの業務負荷軽減も実現

神奈川県下において550台という大規模なIP無線機の導入は、横浜個人タクシー協同組合が初めてでした。導入期間は2014年の2~3月の1ヵ月間で、同組合に所属する個人タクシー全台を対象にソフトバンクのIP無線機へ切り替えました。オペレータが扱うシステムもIP無線機用にカスタマイズを施しましたが、大きな仕様変更はなかったので通常通りの業務を継続できました。
導入の効果については、「まずドライバーとオペレータ間の情報量が飛躍的に増えたことが挙げられます。通信エリアが拡大したことで確実にドライバーにつながり、音声がクリアで寸断することもほとんどないため必要事項を正確に伝えられるようになりました。また、これまでドライバーの位置情報が取得できず、配車時にタクシーがお客さまの位置から遠く離れた場所を走っていたという問題も、ソフトバンクのIP無線機を導入することで20~30秒ごとにドライバーの位置を正確に把握できるようになりました」と小島氏はIP無線機のメリットを語ります。

また、オペレータのマネジメントを担当する遠藤 信次氏はIP無線機導入の効果を次のように語ります。「これまでは通信が途切れるケースが頻繁にあり、オペレータはドライバーへ何度も連絡し直すことがありました。それがIP無線機の導入により削減できた点がメリットですね。感覚値ではありますが、複数回連絡する手間は20~30%減少したと思います」このようにオペレータにとっても、IP無線機の導入が業務上の負荷軽減につながっています。

導入したサービス

IP無線機は全国を幅広くカバーするソフトバンクの通信網を利用した無線機です。GPS機能を使った位置情報サービスを無料で利用でき、走行地点などを正確に把握することが可能です。無線機を利用するための免許申請や資格は一切不要、基地局設備も必要ないのでメンテナンスが不要になりランニングコストも削減できます。個々のドライバーへの通話はもちろん、一斉呼び出しや一斉通話もサポート。従来の無線機と変わらず業務を継続できるメリットがあります。

導入したサービス イメージ

今後の展開

さらなる配車の効率化、サービス品質の向上を目指す

現在同組合ではタクシーを利用したいお客さまからの電話をオペレータが受け、その内容を無線でドライバーに伝えるという他社同様の連絡手段をとっています。この流れを将来的には変えたいと同組合の相澤 邦夫氏は語ります。「今でもお客さまはスマートフォンのアプリケーションを使って、当組合へ連絡することはできます。ただ、アプリケーションからの連絡をオペレータが受け取ってからドライバーへ伝えるために人を介しています。より効率を追求するなら、オペレータを介さずアプリケーションから直接ドライバーへ連絡できることがベストでしょう。投資費用はかかりますが、お客さまがアプリケーションを利用するとドライバーがお客さまの位置情報を把握し、最寄りのタクシーが迅速にお迎えにあがる。このような仕組みを導入できればサービスのさらなる進化につながります」
アプリケーションからドライバーへ直接連絡できる仕組みはすでにソフトバンクが実現しているので、中長期的に検討を行うと小島氏は語ります。顧客志向でサービス向上を進めている横浜個人タクシー協同組合。今後も、新たな取り組みに挑戦し続けていきます。

導入企業情報

横浜個人タクシー協同組合

組合名:横浜個人タクシー協同組合
本社:神奈川県横浜市南区南太田4-4-10
設立:1961年11月30日
事業者数:811名
事業概要:神奈川県横浜市を中心に川崎市から三浦半島方面までを営業エリアに持ち、所属する個人タクシーの配車サービスなどを展開。「乗って安心、個人タクシー」というブランドを維持・向上させながら、常に顧客第一をモットーとして、さらなるサービスの質の向上に努め事業を行っています。
URL:http://www.yokohama-kojintaxi.or.jp/

  • 記載内容は、2015年4月現在のものです。

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