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Acronis Cyber Backup powered by ASPIRE
リストアを実施する
取得したバックアップから、仮想マシンを復元することが可能です。
ここでは、Acronis Cyber Protect Cloud で提供されるブータブルメディア(ISOイメージ)を使用し、前項までに作成したマシン全体のバックアップデータから、ASPIREの新規仮想マシンにサーバを復元する手順を説明します。
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- 補足
その他の復元手順や詳細については、下記ユーザーガイドをご確認ください。
Acronis Cyber Protect Cloud ユーザーガイド「復元」
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- 重要
- バックアップ元とは別の仮想マシンとして復元する場合、元の仮想マシンと同量のCPU/メモリ/ディスクなどのリソースが別途必要となります。
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バックアップ元とリストア先のサーバの同時稼働が起こらないように注意してください。
両方のサーバから Acronis Cyber Protect Cloud にアクセスが行われると、登録情報に不整合が発生し、意図しない動作不具合が起きる可能性があります。
ブータブルメディアを準備する
リストアで使用する、最新バージョンのブータブルメディアを準備します。
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Cyber Protectionコンソールにログインします。
https://jp-cloud.acronis.com/ -
右上のアカウントのアイコンをクリックし、「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロード画面が開きます。
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一覧から「Bootable media」をクリックしダウンロードします。
ブータブルメディアがダウンロードされ、登録トークンの情報が表示されます。
「閉じる」をクリックします。
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- 補足
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ブータブルメディアをプライベートカタログにアップロードする。
ダウンロードしたブータブルメディアを、仮想マシンにマウントできるようにプライベートカタログへアップロードします。
アップロードの手順は、「ISOイメージをプライベートカタログにアップロード/ダウンロードする」を参照してください。
本項の登録トークンは、クラウドストレージ利用時に必要になりますが、当サービスではクラウドストレージは利用できないため、登録トークンの情報は使用しません。
リストア先の新規仮想マシンを作成し、ブータブルメディアを挿入する
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- 補足
ASPIREプライベートクラウドをご利用のお客様は、本項の操作手順の読み替えが必要になります。
ホワイトクラウドASPIREプライベートクラウド ご利用ガイド「15. Acronis Cyber Backup powered by ASPIRE」を併せてご参照ください。
ホワイトクラウドASPIREプライベートクラウド ご利用ガイド
OSが入っていない空の仮想マシンを作成します。ここでは、仮想マシンタブからの作成方法を説明します。
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セルフポータルサイトにログインします。
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「仮想マシン」タブをクリックします。
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「+」アイコンをクリックします。
「仮想マシンの追加」画面が表示されます。
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仮想マシンを追加する仮想マシングループを選択し、「新規追加」ボタンをクリックします。
設定項目が表示されます。
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各項目を設定し、「次へ」ボタンをクリックします。
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- 重要
リソースの構成では、OS・HDD・NIC・ファームウェアについては、必ずバックアップ元のサーバと同じスペックを設定してください。
スペックが異なると、リストアに失敗する、あるいはリストア後に正常に動作しない可能性がございます。 -
仮想マシンで利用するストレージ区分を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
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仮想マシンで利用するネットワークを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
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- 重要
ネットワークは指定したロケーションと疎通がとれるネットワークを選択してください。
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設定を変更せずに、「次へ」ボタンをクリックします。
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表示された内容を確認し、「完了」ボタンをクリックします。
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「ステータス」欄に「停止中」と表示されたら仮想マシン作成は完了となります。
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作成した仮想マシンを右クリックし、「カタログからCD/DVDを挿入」をクリックします。
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一覧からプライベートカタログにコピーしたブータブルメディア(ISOイメージ)を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
ブータブルメディアが仮想マシンに挿入されます。
リストアを行う
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新規作成した空の仮想マシンの右クリックメニューから「パワーオン」をクリックします。
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仮想マシンの右クリックメニューから「コンソールを開く」をクリックし、コンソール画面を表示します。
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「Acronis Rescue Media」が表示されていることを確認します。
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「Language」のドロップダウンメニューから「日本語」を選択します。
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「Rescue Media」をクリックします。
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「Bootable Backup Agent」ウインドウが表示されることを確認します。
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「ネットワークの設定」をクリックします。
ネットワーク設定画面にて、「自動構成」のチェックを外し、ロケーションと通信するためのネットワークの設定を入力し、「OK」をクリックします。
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「このコンピュータをローカルで管理」をクリックします。
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「リカバリブータブルメディア」ウインドウが表示されることを確認します。
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メニューバーから「ツール」>「ボリューム表記の変更」をクリックします。
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「ボリューム表記」ウインドウにて、形式を選択し「OK」をクリックします。
リストアするサーバのOS種別に合わせて変更してください。
Windowsの場合は、「Windows 形式による表記」を選択
Linuxの場合は、「Linux 形式による表記」を選択 -
メニューから「復元」をクリックします。
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復元元の「データを選択」をクリックします。
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「復元するデータの選択」ウインドウで、データパス欄の「参照」ボタンをクリックします。
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「場所の参照」ウインドウで、「パス」欄にロケーションのネットワークパスを入力して「→」をクリックします。
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「アクセスログイン情報」ウインドウが表示された場合には、ロケーションへアクセスするためのユーザー名・パスワードを入力し、「OK」をクリックします。
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「ロケーション」ツリー配下(ここでは「ネットワークフォルダ」)のバックアップを作成したフォルダパスを選択し、「OK」をクリックします。
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アーカイブリストからリストアを行うバックアップアーカイブを選択し、ボリュームリストの全てのチェックボックスにチェックを入れ、「OK」をクリックします。
ボリュームリストの表示が小さい場合はバックアップアーカイブ選択後「アーカイブとバックアップの非表示」を選択してください。
今回の説明は仮想マシン全体を復元することを想定しての説明となっているため、全てのチェックボックスを入れております。 -
「リカバリブータブルメディア」ウインドウにて、復元元・復元先が全て入力済みであることを確認し、「OK」をクリックします。
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- 補足
LinuxでLVMを使用しているOSをリストアする際は、「LVMを適用する」をチェックして実施してください。
Acronis Cyber Protect Cloud ユーザーガイド「ブータブルメディアを使用したディスクの復元」 -
復元タスクの詳細ウインドウが表示されます。
「ボリュームの復元」タスクの進行状況が100%になるまで待機します。
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タスクの実行結果が表示されます。
「Status」と「前回の結果」を確認し、正常終了したことを確認し、「閉じる」をクリックします。
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メニューバーから「アクション」>「終了」をクリックします。
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「Bootable Backup Agent」ウインドウにて、「電源をオフにする」をクリックします。
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リストアを行った仮想マシンを右クリックし、「CD/DVDの取り出し」をクリックします。
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リストアを行った仮想マシンを右クリックし、「パワーオン」をクリックします。
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リストアを行った仮想マシンのコンソール画面から、サーバが正常に起動することを確認します。