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- バックアップを取得する
Acronis Cyber Backup powered by ASPIRE
バックアップを取得する
バックアップストレージの設定から、バックアップ計画の作成および取得までの一連の流れを説明します。
ロケーションを登録する
取得したバックアップデータを保存するロケーションの登録方法を説明します。
Acronis Cyber Backup powered by ASPIRE では、バックアップデータの保存先として、SMB/CIFSサーバ(Windows共有フォルダ)やNFSフォルダ(Linuxのみ)などを設定する必要があります。
ここでは、Windows共有フォルダを設定済みの場合を例として、ロケーション登録する手順を説明します。
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Cyber Protectionコンソールにログインします。
https://jp-cloud.acronis.com/ -
左ペインメニューから「バックアップストレージ」を選択し、「+ロケーションを追加」をクリックします。
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「参照」ウインドウのメニューから「ネットワークフォルダ」を選択し、ネットワークパスの入力欄に、ネットワークフォルダのパスを入力後、「→」をクリックします。
本説明では、バックアップ先ネットワークフォルダのIPアドレスを \\xxx.xxx.xxx.xxx\ 形式で入力しています。
参照元マシンには、指定したネットワークフォルダにアクセス出来るデバイスを選択してください。 -
資格情報の入力ウインドウが開くので、ネットワークフォルダにアクセス可能なユーザー名・パスワードを入力します。
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ネットワークフォルダ内のアクセス可能なフォルダがツリー表示されるので、バックアップデータの保存先を選択し、「完了」をクリックします。
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ロケーションリストに、追加したネットワークフォルダが登録されたことを確認します。
バックアップ用 保護計画を作成する
保護計画とは、指定したサーバを保護する方法を定義した一連のルールです。
ここでは、登録済みのバックアップ対象サーバについて、バックアップ計画を作成する手順を説明します。
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Cyber Protectionコンソールにログインします。
https://jp-cloud.acronis.com/ -
左ペインメニューから「管理」>「保護計画」を選択し、右ペインのアクションメニューから「計画の作成」をクリックします。
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「保護計画の作成」ウインドウが表示されるので、必要に応じて各項目を入力・変更し、「作成」をクリックします。ここでは例として下記のように設定し、作成します。
保護計画名:BackupOnly
バックアップの対象:マシン全体
バックアップ先:前項で登録したロケーション
スケジュール:毎日 23:00に行う(日単位で増分バックアップ、週単位で完全バックアップ)
暗号化:オフ
ウイルス対策およびマルウェア対策保護:オフ
脆弱性診断:オフ
デバイス制御:オフ - check
- 重要
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自己防御を有効にする場合はバックアップ用の保護計画とは別に作成することを推奨いたします。
Cyber Protect Agent ライセンスは、バックアップを取得するデバイス数分の数量が必要になりますが、保護計画にバックアップを含めない場合は、ライセンスを消費せずにご利用頂けます。 -
「ウイルス対策およびマルウェア対策保護 」機能は、保護対象のサーバにインストールされている他社ウイルス対策製品と干渉する可能性があるため、自己防御用の保護計画以外では無効にしてください。
Acronis Cyber Protect Cloud 技術資料「クラウドのCyber Protection」 - edit
- 補足
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バックアップ計画の設定で登録できる項目の詳細については、下記ユーザーガイドを参照ください。
Acronis Cyber Protect Cloud ユーザーガイド「バックアップ」 - バックアップの対象について、バックアップ対象サーバとは別仮想マシンとしてリストアをする場合にはマシン全体を選択してください。
- 「バックアップ先」の指定において、「クラウドストレージ」は使用できません。
- バックアップの対象について、バックアップ対象サーバとは別仮想マシンとしてリストアをする場合にはマシン全体を選択してください。
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ブータブルメディアの作成を促すウインドウが表示された場合、「×」をクリックします。
- edit
- 補足
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左ペインメニューから「管理」>「保護計画」を選択し、作成した保護計画が登録されていることを確認します。
ブータブルメディアはリストアを実施する際にダウンロードします。
デバイスに保護計画を割り当てる
作成した保護計画をデバイスに割り当てることで、設定されたスケジュールに従いバックアップ取得が実行されます。
ここでは、デバイスに保護計画を割り当てる手順を説明します。
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Cyber Protectionコンソールにログインします。
https://jp-cloud.acronis.com/ -
左ペインメニューから「デバイス」>「すべてのデバイス」を選択し、保護計画を割り当てるサーバの「保護を有効にする」をクリックします。
画像は簡易表示画面のものになります。簡易表示と一覧表示は画面右上のボタンをクリックして切り替えます。
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右ペインに適用可能な保護計画の一覧が表示されるので、適用する保護計画の「適用」ボタンをクリックします。
クォータの適用についてのメッセージが表示された場合は、「確認」をクリックします。
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指定した保護計画が適用されたことを確認します。
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再度デバイス一覧の画面に戻り、対象デバイスのステータスが「バックアップがスケジュールされました」になっており、次回のバックアップがスケジュールした時間になっていることを確認します。
バックアップを手動実行で取得する
動作試験などでバックアップ取得を手動実行する手順を説明します。
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Cyber Protectionコンソールにログインします。
https://jp-cloud.acronis.com/ -
左ペインメニューから「デバイス」>「すべてのデバイス」を選択し、対象デバイス欄の「今すぐバックアップ」をクリックし、表示される適用済み保護計画をさらにクリックします。
画像は簡易表示画面のものになります。簡易表示と一覧表示は画面右上のボタンをクリックして切り替えます。
対象デバイスで、指定した保護計画が実行されます。
ステータス欄には、バックアップ処理の進捗状況が表示されます。対象デバイス欄右上の設定ボタンから「アクティビティ」を選択することで、より詳細なアクティビティステータスを表示することができます。
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ステータス欄の表示が「OK」となったことを確認し、バックアップ完了となります。