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ファイアウォールを設定する
Edgeゲートウェイのファイアウォールを設定する方法を説明します。
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- 補足
開通時は、外部からの全ての通信を遮断するように設定されています。
ファイアウォールを設定する
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ユーザ管理者の権限を持つユーザで、セルフポータルサイトにログインします。
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「テナント設定」タブをクリックします。
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左ペインで「Edgeゲートウェイ」をクリックします。
Edgeゲートウェイの一覧が表示されます。
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ファイアウォールを設定するEdgeゲートウェイを右クリックし、「サービス設定」をクリックします。
「サービスの構成」画面が表示されます。
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左ペインで「ファイアウォール」をクリックします。
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「デフォルトアクション」で「拒否」または「許可」を選択します。
デフォルトアクションは、ルールに該当しない通信に対するアクションです。
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「追加」ボタンをクリックします。
ファイアウォールルールを選択し、「編集」ボタンをクリックすると編集できます。
ファイアウォールルールを選択し、「削除」ボタンをクリックすると削除できます。「ファイアウォールルールの追加」画面が表示されます。
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各項目を設定し、「OK」ボタンをクリックします。
項目 説明 有効 チェックを入れると、ファイアウォールルールが有効化されます。 適用対象 NorthSouth 固定です。 名前 ファイアウォールルールの名前を入力します。 順番 値の小さいルールの優先順位が高くなります。 ソース 「手動」または「グループ」を選択します。
手動:送信元のIPアドレス、CIDR、IP範囲、「any」で指定します。
グループ:仮想マシングループを選択します。ソースポート 送信元のポート番号を指定します。範囲指定も可能です。 ターゲット 「手動」または「グループ」を選択します。
手動:送信元のIPアドレス、CIDR、IP範囲、「any」で指定します。
グループ:仮想マシングループを選択します。ターゲットポート 送信先のポート番号を指定します。範囲指定も可能です。 プロトコル 対象のプロトコルを選択します。 アクション ルールに適合した通信の処理方法を「許可」または「拒否」から選択します。
「デフォルトアクション」で「拒否」を選択した場合は「許可」を、「デフォルトアクション」で「許可」を選択した場合は「拒否」を選択します。 -
一覧にファイアウォールルールが追加されていることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。
ファイアウォールが有効化されます。
ファイアウォールルールの設定例①
例として、テナント内部からインターネットに向けての通信をポート1~1023のみに許可するルールの設定値を示します。
項目 | 値 |
---|---|
有効 | チェックを入れる |
適用対象 | NorthSouth |
名前 | Allow Outbound |
順番 | 1 |
ソース | 手動 192.168.1.101 |
ソースポート | 任意(1-1023) |
ターゲット | 手動 x.x.x.x |
ターゲットポート | 任意(1-1023) |
プロトコル | TCPおよびUDP |
アクション | 許可 |
ファイアウォールルールの設定例②
インターネットからテナントネットワーク(ダイレクトネットワーク)に向けての通信をポート443のみに許可するルールの設定値を示します。
項目 | 値 |
---|---|
有効 | チェックを入れる |
適用対象 | NorthSouth |
名前 | Allow Port443 Inbound |
順番 | 1 |
ソース | 手動 x.x.x.x |
ソースポート | 任意(any) |
ターゲット | 手動 172.16.1.101 |
ターゲットポート | 任意(443) |
プロトコル | TCP |
アクション | 許可 |
ファイアウォールを設定する(一括更新)
Edgeゲートウェイのファイアウォールを「インポート」を利用して一括更新する方法を説明します。
- edit
- 補足
CSVに記載された内容で一括更新がかかりますので、ルールの記載間違いにはご注意ください。
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ユーザ管理者の権限を持つユーザで、セルフポータルサイトにログインします。
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「テナント設定」タブをクリックします。
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左ペインで「Edgeゲートウェイ」をクリックします。
Edgeゲートウェイの一覧が表示されます。
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ファイアウォールを設定するEdgeゲートウェイを右クリックし、「サービス設定」をクリックします。
「サービスの構成」画面が表示されます。
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左ペインで「ファイアウォール」をクリックします。
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「インポート」ボタンをクリックします。
「CSVからの登録」画面が表示されます。
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「ファイルを選択」ボタンからファイアウォールルールを記載したCSV選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
項目 説明 順番 値の小さいルールの優先順位が高くなります。 適用対象 NorthSouth 固定です。 名前 ファイアウォールルールの名前を指定します。 ソースタイプ区分 「手動」または「グループ」を指定します。 ソース 手動:送信元のIPアドレス、CIDR、IP範囲、「any」で指定します。
グループ:仮想マシングループを選択します。ソースポート 送信元のポート番号を指定します。範囲指定も可能です。 ターゲットタイプ区分 「手動」または「グループ」を指定します。 ターゲット 手動:送信元のIPアドレス、CIDR、IP範囲、「any」で指定します。
グループ:仮想マシングループを指定します。ターゲットポート 送信先のポート番号を指定します。範囲指定も可能です。 プロトコル 対象のプロトコルを指定します。 アクション ルールに適合した通信の処理方法を「許可」または「拒否」を指定します。 -
「取込内容の確認」画面で「完了」ボタンをクリックします
「完了」ボタンをクリックした時点ではまだ設定は反映されてません。
エラーがあった場合は、CSVファイルを修正し、再度「CSVファイルの選択」からやり直してください。「ファイアウォールの一覧」画面が表示されます。
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「ファイアウォールの一覧」画面で「OK」ボタンをクリックします。
「OK」ボタンをクリックした時点で設定が反映されます。