株式会社ケアコム

業務のオンライン化で、医療・福祉現場への感染対策強化と従来よりも効率的な業務を実現

課題
業務効率化

業界
通信情報

組織の規模
101~500人

導入サービス
Google Workspace

医療・福祉施設で使用される情報・通信システム専門メーカーとして、ナースコールなどのさまざまな機器やソフトウェアを開発し、医療・福祉の現場に提供している株式会社ケアコム(以下、ケアコム)では、社外にいても効率的に業務を行える「どこでもオフィス構想」をDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みの一環として進めています。
そこで同社は、業務ツールのモバイル対応とクラウド化を実現するために「Google Workspace™」を採用しました。
新型コロナウイルス感染症の拡大で在宅勤務が基本となっても、「Google Workspace」の機能をフル活用することで、スムーズな情報共有やお客さまへの感染防止に配慮したコミュニケーションが可能となりました。


「働く場所に縛られることなく、どんな端末からでも利用できるため、ほぼ全ての業務をオンラインで行うことが可能になりました」

株式会社ケアコム
商品企画グループ KMG 情報システムグループ
ゼネラルマネージャー 東井 豊治 氏


メールの課題解決をきっかけに「Google Workspace」 の導入検討をはじめる 

ケアコムが「Google Workspace」導入を検討したきっかけは「Gmail™」だったと言います。以前に導入していたEメールのサービスは、「データ保存量が少ない」「送受信エラーが頻発する」など多くの課題があったようです。また、以前はグループ会社ごとに異なるメールサービスを契約していたため、出向や兼務をしている社員は送り先によってツールを切り替える手間が発生していました。
これらのメールに関わる課題を解決するソリューションを検討した結果、データ保存量が多く送受信の信頼性が高いこと、ユーザーエイリアスドメインの機能で複数ドメインのメールアドレスを使い分けできることから「Gmail」の導入が進みました。


「『Google Workspace』の各種機能を活用することで、社外でも不便なく業務を行うことが可能になると考えました」

株式会社ケアコム
情報システムグループ チーフエンジニア 小泉 祐一 氏


その後、同社では「お客さま価値の最大化」という企業理念の実現に向けて、業務内容や働き方の刷新が行われるようになります。その一環として、技術者・開発者がお客さまを訪問して製品開発のヒントをもらう取り組みが始まり、社外で業務を行う頻度が増加したと言います。しかし、既存のオンプレミスのシステムでは社外からのアクセスが不便なため、業務効率が低下するという課題が発生してしまいました。情報システム部では以前から「どこでもオフィス構想」をDXの取り組みの一環として進めていたこともあり、社外でも不便なく業務を行うためにシステムのモバイル対応とクラウド化が検討されるようになりました。

「当初は『Gmail』の活用をメインで考えていましたが、Google Cloud™のセミナーに参加して『Google Workspace』(導入当時は G Suite™)のさまざまな活用方法に気付き、各種機能を活用することで社外でも不便なく業務を行うことができると考えました。トータルサービスとしてコストパフォーマンスが良いという判断で『Google Workspace』の導入が決まりました。」(小泉氏)

ケアコムにおけるGoogle のサービス導入は、簡単な使い方に関する説明を行っただけで導入はスムーズに進んだと言います。当初はWebブラウザ上で利用することへの戸惑いとセキュリティを不安視する声もありましたが、実際に使ってみると「Gmail」の利便性が分かり、社内の浸透は早かったようです。


「Google のサービスはサポートページやFAQサイトなどの情報が充実しているので、マニュアルや手順書の作成が不要でした」

株式会社ケアコム
情報システムグループ マネージャー 是澤 康博 氏


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  • 掲載内容は2021年11月現在のものです。

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