株式会社イノアック住環境(以下、イノアック住環境)では、FAXで届く紙の注文書の内容を手作業でシステムに入力する必要があり、入力ミスが発生することや作業に負荷がかかるという課題を抱えていました。この課題に対し、RPAツール「SynchRoid(シンクロイド)」を導入することで、注文書処理の自動化を実現。入力ミスの解消と月間約300時間の業務削減を実現しました。
住宅や建築の事業を展開するイノアック住環境では、お客さまからの注文書がFAXで届くことが多く、紙の注文書を自社の基幹システムに手入力する業務が大きな負担となっていました。1件の処理に慣れた担当者でも3分を要し、日々の件数が積み重なることで膨大な工数となり、入力ミスのリスクも避けられませんでした。特に、行数が6万行を超えるような大規模データ処理においては負担が顕著であり、効率化と正確性の両立は喫緊の課題でした。
イノアックグループ全体でRPAの導入が進む中、イノアック住環境のIT推進部から「FAX環境の電子化」を求める声が上がったことが、「SynchRoid」導入のきっかけとなりました。紙媒体の注文書をシステムに入力する作業は膨大な工数と入力ミスの要因となっており、これを根本的に解消する必要があったのです。
導入にあたっては、FAXで届いた注文書をOCRサービスで文字データ化し、「SynchRoid」で自社の基幹システムに自動反映する仕組みを構築。人手による入力作業は不要となり、これまでの業務フローを大きく変えずに効率化を実現しました。
その結果、月間で約300時間もの作業削減を実現し、入力ミスも解消。特に、取引先によってはFAXしか利用できないケースが残る中で、この仕組みは業務効率と正確性を同時に満たす大きな成果となりました。
「FAX1枚でどれだけ慣れた方でもデータを起こすのに3分はかかりますが、RPA化した後は、パソコンによる作業はほとんどなくなりました。行数を6万を超えるようなビッグデータ処理も、RPAは文句ひとつ言わずに対応してくれます」(渡辺氏)
今回の取り組みにより、繰り返し業務の効率化と正確性の向上が実現され、従業員がより戦略的かつ付加価値の高い業務に集中できる環境が整いました。
「単純な作業はRPAに任せ、人はより付加価値の高い、人にしかできない“考える”仕事にシフトしていければと考えています」(渡辺氏)
イノアック住環境では、この成果を基盤として今後も業務効率化とDX推進の取り組みが着実に広がっていくことが期待されます。
「DX&Fun! Presented by SoftBank」
東海地域で放映されている、DXを進めたいと考えている企業の皆さんの背中を押すミニ番組です。その中で放映されたイノアック住環境様の取り組みについてはこちらからご覧いただけます。
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