株式会社HiSC 様

社内サーバのクラウド化と仮想デスクトップの導入で事業継続体制を構築

課題
業務効率化

業界
情報通信

組織の規模
1人~100人

株式会社HiSC (エイチアイエスシー、以下HiSC)は、これまでになかった放送局特化の「統合型放送機材管理支援システム」や「勤務情報共有システム」を提供しています。

HiSCでは2018年に北海道胆振東部地震が起きてトラブルに見舞われたことがきっかけで、全社的にIT環境の整備を行い、ツールのクラウド化や仮想デスクトップの活用でリモートワーク環境に適したIT環境へと刷新しました。


「 放送業界向け事業を行っている者として『どのような状況でも業務が停止しない環境を整えなくては』という課題意識があり、クラウド化を決断しました」

株式会社 HiSC 
代表取締役社長 小山内  拓 氏


大地震の大規模停電をきっかけに社内システムのクラウド化を検討

HiSCの情報システムはオフィス内に設置したサーバを中心としたシステムとなっており、クラウドへの移行はなかなか進まない状況だったと言います。

「放送業界はセキュリティの問題で、オンプレミスやプライベートクラウド上でシステムを構築する場合が多いのが現状です。そのため、弊社社内システムもオンプレミスで運用しており、クラウドの導入が遅れておりました」(小山内氏)

「NAS*など複数台のサーバを社内で運用していたのですが、弊社は社内に情報システム管理専任のエンジニアがいないので、どうしても運用管理が疎かになっていました。そのため、サーバの障害などトラブル時に迅速な対応ができない、という問題がありました」(松田氏)

  • NAS(Network Attached Storage):ネットワークに接続され、複数の端末から利用できるハードディスクのこと。

同社にとって、社内システムを刷新する契機となったのは2018年に発生した北海道胆振東部地震でした。北海道全域の大規模停電(ブラックアウト)により札幌市内の同社オフィスも停電に見舞われました。停電により、社内のPCやサーバを利用することができず、業務の遂行に問題が起こったようです。そこで小山内氏は社内システムのクラウド化を決断しました。

「放送業界向けのサポートを行っている者として『どのような状況でも業務が停止しない環境を整えなくては』という課題意識がありました。そこで社内システムをクラウドへ移行する計画を立てました」(小山内氏)

クラウド化の効果は「事業継続」と「コストの見える化」

そこから社内システムのクラウド化が始まりました。同社では大手クラウドベンダを比較検討した結果、SBクラウドが提供する「Alibaba Cloud」の採用を決定しました。

「SBクラウドさんの提案力とサポートがしっかりしていると感じたことが、一番の理由です。また、『Alibaba Cloud』は個人的に利用していた海外クラウドベンダのサービスより価格も安く、操作性が似ていて使いやすい印象を受けたので導入時の学習コストも抑えられるだろうと思った、ということもあります」(松田氏)

「社内に複数台あった開発用の物理サーバも強い意思のもとで全廃することを決めました。まずは開発環境をクラウドへ移行、次にデスクトップPCにて運用していた業務アプリケーションのクラウド移行と、段階を追って進めたために時間がかかりましたが、クラウド移行そのものはとてもスピーディにすすめることができました」(小山内氏)

クラウド化は業務効率化だけでなく、コストの可視化というメリットをもたらしたと語ります。

「弊社は社内に情報システム管理専任のエンジニアがいないので、自社のサーバのハードディスク破損など、トラブルのたびに工数が取られていました。そういった作業がなくなったことは大きいですね」(松田氏)


「 クラウド化によってコストが可視化されるのは経営面でもメリットが大きいと思います。トータルでは運用コストは大幅に削減できていると思います」

小山内  拓 氏


PCのデータ漏えいリスク軽減のために仮想デスクトップを導入

クラウド化の次に同社が取りかかったのは、クライアントPCの仮想デスクトップ化でした。

「コロナ禍で弊社もリモートワークを実施することになりましたが、クライアントPCにデータを何でも入れて持ち歩かせてしまうと、紛失した場合のリスクも考えなければなりません。そこでリスク軽減のための対応策として、クライアントPCにデータを保存しない仮想デスクトップの導入を決めました」(小山内氏)

※掲載内容は2021年8月現在のものです。

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