【人事向け】
サステナブル経営に向けた人的資本推進の在り方

登壇者

神戸大学大学院経営学研究科 准教授 服部 泰宏 氏

神戸大学大学院経営学研究科
准教授
服部 泰宏 氏

ソフトバンク株式会社 コーポレート統括 人事本部 本部長 源田 泰之

ソフトバンク株式会社
コーポレート統括 人事本部 本部長
源田 泰之

人的資本を最大化することが会社の未来をつくる

個人の個性と多様性を重視する今の時代。中長期にわたって企業価値を向上していくために、企業には一人一人が成長を続け、能力を最大限に発揮できる環境を整えることが求められています。加えて、不健康や不安などのネガティブな要素を取り除く対応だけでなく、会社、個人ともに持続可能なウェルビーイングの状態を作ることも重要です。

ソフトバンクの人事部門では、従来の「人的資源の管理」から「人的資本の最大化」へと方向性を転換。多様な働き方の推進によってパフォーマンスの最大化を目指すとともに、会社に依存しない自律型キャリアを促しています。

「選ばれる会社」になるためにも、自社にとっての人的資本とは何かをあらためて定義し、人事としてどこまでカバーするかを検討することが大切です。

※記載内容は2022年7月時点のものです。

会社と個人の関係性の変化

【課題】企業は社員から選ばれる存在にならなければいけない

テクノロジーの進化やコロナ禍の影響を受けて、働く人々の価値観が変化。会社と個人の関係性はよりフラットになり、一方的に会社が個人を選ぶのではなく、今は双方が選び、選ばれる関係になっています。

人的資本活用を取り巻く環境の変化

【解決】人事の役割は「人的資源の管理」から「人的資本の最大化」に

ソフトバンクでは個人の成長と会社の成長を両立させることを重視。一人一人が当事者意識を持って新規ビジネスに挑戦できる環境を整えています。社員の成長ストーリーを内外に発信し、採用時のエントリーマネジメントにもつなげていく考えです。

人事の方向性と変化

【事例】社員がチャレンジできる多彩な環境を整備

ソフトバンクでは社員のリスキルや自律的なキャリアを促すため、自らチャレンジできる制度を充実。新規事業の企画提案制度や、実践的な学びを提供する企業内研修制度「ソフトバンクユニバーシティ」、副業の活用を通して、多様な経験を積める風土を醸成しています。

人的資源の活用と成長の場

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