コワーキングスペースってどんな場所?レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスとの違いも解説

コワーキングスペースってどんな場所?レンタルオフィス、シェアオフィス、バーチャルオフィスとの違いも解説

(2019年6月7日掲載)

目次

多様で柔軟な働き方を実現するためのオフィス形態として、コワーキングスペースが注目されています。コワーキングスペースは、類似するオフィス形態と比べてどのような点が優れているのでしょうか。本記事では、コワーキングスペースを利用するメリットを解説するとともに、近年日本国内での展開を加速させているコワーキングスペース「WeWork」の特長も紹介します。

コワーキングスペースの特長

コワーキングスペースには、次のような特長があります。

1. さまざまな業種や職種、年代のワーカーが集まる
コワーキングスペースには、個人事業主やリモートワークが許可された会社員、企業単位での入居など、多種多様な規模やワークスタイルの企業が集まります。コワーキングスペースが日本で広がりはじめた当初は、個人事業主の利用者が多かったのですが、近年では大手企業もコワーキングスペースを利用するようになっているため、ワーカーの業種や職種、年代は幅広いものとなっています。

2. オープンなスペースで実務ができる
コワーキングスペースの共有スペースは、壁や仕切りがないオープンなスペースになっていることがあります。座席指定などはないため、業務内容やその日の気分によって実務をする場所を選ぶことも可能です。
また、多種多様なバックグランドを持つワーカーが交流しやすい空間設計をしています。ゆったりくつろげるソファが並んでいたり、ドリンクが自由に飲めるスペースがあったりします。

3. 共用の設備や機器が利用できる
一般的なオフィスを構える際には必須となるデスクや椅子、コピー機やネットワーク環境などは、コワーキングスペースにあらかじめ用意されているものを利用できます。設備や機器の共用もまた、ワーカー同士が交流するきっかけとして機能しています。

4. 会議室やイベントスペースを兼ね備えている
コワーキングスペースには、執務スペースだけでなく、来客者を招いての会議や各種イベントやセミナーを実施できる空間も備わっています。自社主催のセミナーの実施会場として使うのはもちろん、コワーキングスペースを共に利用している他社とコラボレーションしたイベントを運営する場としても活用できます。

5. 雑務から解放される
コワーキングスペースに常駐している管理スタッフが、電話対応や荷物受け取りなどの雑務を代わりに対応するので、ワーカーは自分が本当にやるべき業務に集中して取り組むことができます。一般的なオフィスを構える場合に発生しうる雑務をする人にかかる人件費を大幅に削減することにもつながります。

類似のオフィスの形態

コワーキングスペースと類似のオフィス形態はいくつかあります。

・レンタルオフィス
レンタルオフィスでは、執務スペースは基本的に個室となっています。そのため、固定費の削減とオフィスのセキュリティ確保を両立したいと考えるスタートアップ企業との相性がよいオフィス形態だと考えられます。

・シェアオフィス
会員企業に所属している従業員が、部屋や壁で仕切りのない空間を自由に利用できるオフィス形態です。レンタルオフィスと比べて安価なので、低コストかつ短期間でスタートアップをしたいと考える企業や個人事業主に向いているでしょう。

・バーチャルオフィス
バーチャルオフィスでは、事業をするうえで必要な住所や電話番号情報を借りられますが、実際に働く空間はありません。企業のブランディングやイメージ戦略をするうえで所在地住所が重要な位置付けになる事業では、バーチャルオフィスも選択肢に入れるとよいでしょう。

コワーキングスペースを利用するメリット

コワーキングスペースの利用には、次にあげるメリットがあります。

1. 企業の成長段階に合わせて、最適なスペースを確保できる
コワーキングスペースは、個人事業主から大手企業までさまざまな事業規模のワーカーが利用します。そこで、企業の成長ペースや従業員数の増減にあわせてスペースの契約形態を変えられるようになっています。常に適正な規模で効率よくスペースを活用することが可能です。

2. 機能的かつデザイン性に優れた空間で、モチベーション高く働ける
コワーキングスペースを利用すれば、オフィス家具や設備を自ら買い揃える必要はありません。加えて、コワーキングスペースでは快適な執務空間を提供するために、必要な設備を充実させたうえで、空間設計や家具や設備の選定にもこだわっている場合が多いのです。事前に申し込めば見学することもできるので、企業イメージや好みにあった雰囲気のコワーキングスペースであるかを確認しておくとよいでしょう。

3. 新しいコミュニティを形成しやすい
入居企業が交流できるような共有スペースでは、同じ空間で働く他社の人々と気軽に交流しやすくなっています。同居する他企業との日常的な交流を通して、自社にはないクリエイティブな刺激を得ることもできるでしょう。コワーキングスペースで交わされた何気ないビジネスの雑談がきっかけとなって、イノベーティブな新規ビジネスが生まれるかもしれません。

話題のコワーキングスペース「WeWork」

コワーキングスペースの中でも特に高い注目を集めているのが、2010年にニューヨークで創業したWeWork(ウィーワーク)です。2019年1月時点で世界27ヶ国の100都市に425拠点を構えています。

基本的に月額制となっており、契約すれば拠点内の施設は24時間いつでも利用できるようになります。さらに追加料金を支払うと、海外を含む他の拠点の利用も可能です。

日本でのWeWorkの展開は?

2018年1月に日本初となるWeWorkがオープンしました。以来WeWorkは順調に登録ユーザーを増やし続けており、2018年12月時点の日本国内での登録ユーザー数はおよそ9,500人にのぼります。

WeWorkは、2018年までに都内に8拠点をはじめとする合計4都市11拠点を開設しています。今後さらに拠点を拡大していく予定で、2019年には30拠点以上の運営を目指す予定とのことです。

異業種コラボレーションやイノベーション創発を促す仕掛け

WeWorkには、異なる業種の複数企業によるコラボレーションやイノベーションの創発を促す数々の仕掛けがあります。例えば、メンバー専用のコミュニティアプリや、コミュニティーマネジメントチームによるイベント企画などがあります。仕掛けが功を奏して、複数の企業が参加する組織横断プロジェクトの拠点にWeWorkを利用した実例もあります。

クリエイティビティを目指す働き方改革の拠点として

現在の企業の課題となっている働き方改革に対して、労働時間削減や業務生産性アップといった対策を行う企業が多い一方で、オフィス環境や制度を見直す企業も出てきています。後者が意識しているのは「イノベーション」や「クリエイティブ」を創発し、企業価値をさらに高めることです。そのためには、従業員一人一人が快適に働ける空間や、日常的に多様な価値観を持つ人と交流する機会をつくることが重要です。

WeWorkによるコミュニケーションを重視したオフィスの在り方は、働き方改革のステージを一段高める役割を果たしているといえるでしょう。

コワーキングスペースは、柔軟な働き方実現による生産性最大化とイノベーション創出を促す

コワーキングスペースの活用は、これまでの働き方改革の施策では実現が難しかった「従業員満足度の向上」や「クリエイティブかつイノベーティブなビジネス推進」の実現を加速化するのに最適な方法の1つです。働き方改革を推進している企業の中には、すでに1,000人規模でのコワーキングスペースの利用を展開する企業もあります。先進的な取り組み事例を参考にしながら、自社にあったコワーキングスペースの活用法を検討してみてください。

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