業務で使うスマートフォンのセキュリティ対策は何をすればいい?設定項目からセキュリティ対策ソフトまで紹介

業務で使うスマートフォンのセキュリティ対策は何をすればいい?設定項目からセキュリティ対策ソフトまで紹介

(2019年7月3日掲載)

目次

今やプライベートだけでなくビジネスシーンでも当たり前に利用されているスマートフォン。しかし、ビジネスで使用するスマートフォンには、起こりうるセキュリティリスクを想定し、攻撃を未然に防ぐためのセキュリティ対策を施しておく必要があります。そこで今回は、ビジネスでスマートフォンを利用する前にぜひ実施したい設定と、おすすめのセキュリティ対策ソフトをご紹介します。

企業におけるスマートフォンの利用状況

MMD研究所の調査によると、勤務先で「個人所有のデバイスをそのまま使っている」との回答が多かったデバイスがスマートフォンでした。

企業規模別に回答を調べると、従業員数300人以上の企業では、勤務先で個人所有のデバイスを使用している割合が67.2%であったのに対し、従業員数50人以下の企業では78.2%となっています。

業務で利用するスマートフォンに必須のセキュリティ対策

個人所有のスマートフォンを業務で使っている場合には、最低でも以下の設定を実施するように従業員に周知、指導しましょう。

画面ロックを設定する

スマートフォンを置いて一時的にその場を離れたり、紛失したりしたときでも、業務関連の情報を第三者に覗き見されないように、少なくともパスワード(iPhone の場合はパスコード)を設定させましょう。パスワードは、使用者の名前や誕生日などの容易に想像されるものは避けるように徹底してください。

OSやアプリケーションのアップデートを適宜実施する

OSやアプリケーションの脆弱性(ぜいじゃくせい)を狙ったマルウェア攻撃を防御するため、OSやアプリケーションは最新版にアップデートしておくよう、適切なタイミングで従業員に通知しましょう。従業員が使うスマートフォンのOSやアプリケーションのバージョンが統一されていると、エラーやセキュリティインシデントが発生した際に、情報システム部門の対策が取りやすくなります。

公式のアプリケーションストア以外からはインストールしない

スマートフォン内のアプリケーションは、安全性が担保されているアプリケーションのみにするために、インストールは公式のアプリケーションストアからに限るよう、従業員に周知徹底しましょう。

無料Wi-Fiを安易に使わない

一般ユーザーを攻撃する目的で無料Wi-FiのSSIDになりすましている悪質なアクセスポイントは、いたるところにあります。そうした個所では通信の内容が盗み見される可能性があるので、無料Wi-Fiは信頼できるWi-Fiであることを確かめたうえで利用するように従業員に指導しましょう。

業務で利用するスマートフォンに入れておきたい
セキュリティ対策アプリケーション

スマートフォンにおすすめのセキュリティ対策アプリケーションについてもご紹介しましょう。

ノートン モバイルセキュリティ

世界売上シェアナンバー1※を誇るセキュリティソフトとして日本でも有名な「ノートン」が提供するモバイルアプリケーションです。Android版とiOS版があり、ほとんどの機種に対応しています。フィッシング詐欺サイトやワンクリック詐欺サイトをブロックする機能も備えています。

※出典:Gartner, Market Share: Security Software, Worldwide, 2017 (2018年7月24日, G00369353) 家庭向けセキュリティソフト:コンシューマー向け2017年売上金額ベース

マカフィー モバイル セキュリティ

Android版のマカフィー モバイル セキュリティでは、アプリケーションやファイルなどをリアルタイムにスキャンして、不正なコードの侵入を阻止できます。万一スマートフォンを紛失しても、保存データをリモートで消去し、機密情報や顧客情報を保護することが可能です。

ESET モバイルセキュリティ for Android
高速かつ強力なウイルス対策とマルウェア対策を実現するAndroid対応のセキュリティアプリケーションです。無料版では、ウイルス対策やリモートロックなど基本的な機能を備えています。さらにプレミアム(有償版)では、インストールしたアプリケーションの権限が不明なときにセキュリティ監査で確認できる機能やウィルス定義ファイルの自動アップデートなど充実したセキュリティ対策が提供されます。

Kaspersky Safe Browser for iOS

公式ブログで「フィッシング詐欺の被害からモバイルユーザーを守る、iOS向け無料アプリケーション」と銘打っているiOS向け無料アプリケーションです。クリックするリンク先や入力したアドレスが不正なWebサイトでないことを、クラウドベースのKaspersky Security Networkに照会する機能を有しています。

業務用スマートフォンの法人契約化でセキュリティ強化

スマートフォンは今や業務を遂行するうえで欠かせないツールとなり、個人で所有するスマートフォンを業務に用いる人も多くなりました。企業としては、従業員が自らのスマートフォンを業務に持ち込んでいることを前提として、セキュリティ対策を考えなければならない時代になっています。しかし、従業員所有のスマートフォンに対して、万全なセキュリティ設定を施すことは非常に困難であるといえるでしょう。

そこで、ビジネス利用に最適なセキュリティアプリケーションを導入した法人契約のスマートフォンを従業員に配布することが勧められています。

ソフトバンクのスマートフォン法人基本パックでは、万一外出先でスマートフォンを紛失した場合に、管理者からの遠隔操作によってパスワードロックとデータ消去ができる「スマートフォン安心遠隔ロック」をはじめ、さまざまな企業のセキュリティを高めるサービスを提供しています。

もはや企業活動にかかせないスマートフォン。自社のスマートフォン利用環境のセキュリティを強化するために、法人用スマートフォンの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

関連サービス

法人基本パック/基本パックプラス

法人基本パック/基本パックプラスは携帯電話の一限管理、セキュリティ、コスト削減などビジネスに欠かせないサービスをパッケージで提供するサービスです。→詳細を見る

Zimperium

ソフトバンクは、ZimperiumのiOS、Androidに特化したモバイル端末向けセキュリティソリューション「zIPS」を提供します。→詳細を見る

Cybereason

Cybereasonのセキュリティプラットフォームは、エンドポイントのログを収集し、侵入したマルウェアのサイバー攻撃の兆候をリアルタイムに検知することができる、クラウド型のデータ解析プラットフォームです。→詳細を見る

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