LTE対応PCを採用することで柔軟で安全な働き方が可能になる理由

LTE対応PCを採用することで柔軟で安全な働き方が可能になる理由

(2019年7月5日掲載)

目次

LTE対応PCをご存知でしょうか?働き方改革による多様なワークスタイルのニーズや企業規模に関係なく、対策が必要なセキュリティの観点から注目を集めています。LTE対応PCとは何か、注目の理由、LTE対応PCの選び方と注意点について解説します。また、LTE対応PCを採用した企業の事例を紹介していますので参考にしてみてください。

LTE対応PCとは?

LTE対応PCとは、携帯電話が通信に使っているLTE回線に直接接続できるPCを指します。従来、PCでインターネットをする際はWi-FiもしくはLANケーブルをつないでの通信が必要でした。しかし、LTE対応PCでは不要です。無料のWi-Fiの中には信頼性のひくいものもあるため、LTE回線で通信が可能なLTE対応PCが注目されています。

LTE対応PCは2 in 1PCとして使えることもメリットのひとつです。2 in 1PCとは通常のPCとして使えるほかに、タブレットのように持ち運びやタッチパネルでの操作が可能なものです。ビジネスシーンでは、書類作成など社内で作業をする際にPCとして使い、外出先で顧客やクライアントに対してプレゼンする際にタブレット端末として使うなど多種多様な利用が可能です。

昨今では働き方改革に取り組む企業が増え、インターネットを利用した情報共有やスケジュール管理、タスク管理など業務環境の充実が課題となっているケースが少なくありません。LTE対応PCを利用することで、場所にとらわれずインターネット上での作業や報告、情報共有が可能となります。従業員の外出が多い、テレワークを採用している、PCをタブレットと兼用したい部署ではLTE対応PCの導入を検討するといいでしょう。

LTE対応PCの選び方

LTE対応PCは多くのメーカーで製品化されていますが、ビジネスシーンとして使用する場合には下記の5つの点を検討して選ぶといいでしょう。

ノートPC型であること

オフィス内で使うだけでなく、外出する際に鞄に入れて持ち歩くことが想定されます。また、外出先では狭いスペースで作業をするケースがあるでしょう。そのようなケースを想定するとノートPC型の導入がおすすめです。

バッテリー

電源がある場所で作業をするのであれば気にする必要はないかもしれません。しかし、外出先で電源がないということは意外と多いものです。LTE対応PCを使って顧客へ商品説明している途中でバッテリーが切れるなどの事態は避けなければなりません。バッテリー持ちが良いものを選ぶようにしましょう。

軽さ

持ち運びを頻繁に行うのであれば軽さも重視する必要があります。最近では1kg以下のLTE対応PCも存在しています。

プログラム開発などの特別な負荷が必要でない限り、軽いノートPCで問題ないでしょう。

耐久性

壊れやすいものを選ぶと頻繁に修理に出さなければならなくなったり、買い替えのタイミングが早まったりする可能性もあります。特に持ち運びが多いと想定される場合は、丈夫さについても検討項目に入れることを忘れないようにしましょう。

ポート

ポートとはUSBやHDMI、メモリーカードなどを利用する際にPCとつなぐための接続部分を指します。USBを同時に接続できる数や、業務として利用したい機能に対応しているかを確認しておきましょう。

LTE対応PCの注意点

LTE対応PCの注意点としてあげられるのが、対応バンドについてです。バンドは日本語で周波数帯の意味であり、通信のための道であるとイメージしてください。道が混雑すれば通信速度が遅くなります。対応バンドによって違いが出てくるため、注意が必要です。可能であればプラチナバンドに対応しているものを選ぶようにしてください。通信速度が速く、安定性と安全性に長けているためです。

また、LTE対応PCは消費電力にも注意が必要です。Wi-Fiを使用するよりも高い消費電力となるため、必要であれば使い分けることも念頭に置くといいでしょう。社内では社内LANもしくはセキュリティ対策されたWi-Fiを利用し、外出先ではLTEによる通信をするようにしましょう。

LTE対応PCを採用した企業事例

ソフトバンクではさまざまなメーカーの機種を取り扱っており、それぞれに特徴があります。軽さを重視したLTE対応PCもあれば、バッテリー持ちに特徴のあるLTE対応PCもあります。最近では多くの企業がLTE対応PCを採用しており、各企業ごとに持つ課題をクリアし、業務効率化を成功させています。そのなかから株式会社ツムラと株式会社伊予銀行の事例をご紹介します。

株式会社ツムラ

医療用漢方製剤の製造販売を行う株式会社ツムラはでは、MR(医療情報担当者)にタブレット端末を配布していましたが、入出力ポートが限定されているため、訪問先でのプロジェクタを使った投影時のトラブルや動作不良に苦しんでいました。そこで、LTE対応PCである「Let’s note XZ6」を導入。高性能であるとともに、PCとしてもタブレット端末としても使えるという使い勝手の良さから業務効率化につながりました。端末や通信トラブルによる問い合わせもタブレット端末採用時よりも約6割も減少したと報告されています。

株式会社伊予銀行

金融業として瀬戸内圏を中心に支店を展開している株式会社伊予銀行もLTE対応PCを採用して大幅な業務改善に成功しています。

既存のタブレットでは行内システムとの連携が遅く、操作性に課題がありました。そこでLTE対応PCである「Surface Pro LTE Advanced」に変更。行内システムとの連携が早くなり、操作性が良くなりました。

また、会議にLTE対応PCを持ち込みペーパーレス会議を行ったり、各種システム連携をLTE対応PCで行うことにより、スムーズな対応ができるようなるなど利用が拡大しました。現在は、銀行全体でペーパーレス対応を進めていることからも、大きな成果があがっていることがうかがえます。

LTE対応PC採用で企業全体の業務効率化を目指そう

LTE対応PCは、PCとしてもタブレット端末としても使用できる間口の広さ、高性能でありながら使いやすい点からも注目されています。企業においても、LTE対応PCを導入することで多岐にわたる対応をすることが可能になります。また、セキュリティが高くなることも見逃せません。より強固に自社を守るために、そして多様な働き方をサポートするために、LTE対応PCの採用を検討してみましょう。

関連サービス

ソフトバンクUSIM対応 PC・タブレット

「SoftBank 4G LTE」や「SoftBank 4G」対応の通信モジュールを内蔵したPC・タブレット製品。ビジネスでも、プライベートでも、快適なインターネット接続が可能です。→詳細はこちら

あわせて読みたい関連記事

◾︎業務効率化で働き方改革を実現!10の手法とプロセスを解説

◾︎生産性向上とは?激化するビジネス環境を生き抜く手法と失敗しないポイント

◾︎業務効率化を実現するITツールの実力

導入事例