スマホ内線化のメリットとは?

2023年4月28日更新

スマホ内線化のメリットとサービスを紹介

スマートフォンを内線化することで多くのメリットが得られるため、近年、採用する企業が増えています。構内PBXの老朽化にともなうリプレイス手段として、あるいはテレワークなど多様な働き方の推進にも役に立ちます。今回はスマートフォンの内線化をテーマに、その仕組みやメリットを解説します。

目次

スマホを内線化するとは?

内線といえば固定電話というイメージがあるかもしれませんが、スマホも内線電話として利用できます。特に後ほどご紹介するFMCというサービスは、各通信事業者が提供しており比較的手軽に導入できます。具体的な仕組みについては後述しますが、多くのメリットがあるため大手・中小を問わずさまざまな企業が採用しています。

 

スマホ内線化の仕組み

スマホを内線化をするには、大きく分けてIP-PBXを利用する方法とクラウドPBXを利用する方法の2つがあります。これらの機能はFMCが関連していますので、まずはFMCから解説していきます。

FMCとは

FMCはFixed-Mobile Convergenceの略であり、固定通信と携帯電話の融合を指します。FMCサーバに携帯電話と固定電話の情報を登録し、内線番号へと変更することで内線通話ができる仕組みです。携帯電話を社内にある固定電話の子機のように利用できるといえばイメージがしやすいでしょう。スマホを内線化するうえでIP-PBXもしくはクラウドPBXが採用されています。

FMCについてはこちらのブログも参考にしてみてください。

IP-PBXとは

PBXはPrivate Branch Exchangeの略であり、構内交換機を指します。社内にある複数の電話機は、このPBXによって管理され内線化されます。IP-PBXはPBXをIP(Internet Protocol)として利用しており、社内LANでつながっている固定電話やPCでの利用はもちろん、社外でも携帯電話網を介してネットワークへの接続、もしくは専用の回線を経由することでスマホの内線化を可能とします。

クラウドPBXとは

クラウドPBXはIP-PBXのクラウド版というイメージを持つと分かりやすいかもしれません。ここでいうクラウドとはインターネット上に存在するシステムのことを指し、クラウド上にあるシステムがPBXの役割を担ってくれます。内線化以外にも外部との通話も可能にし、柔軟な対応ができることから広く普及している仕組みです。インターネット環境を利用して、手軽にスマホを内線化することができます。

クラウドPBXの概要やメリット、よくある不安についてはこちらの資料をご確認ください。

クラウドPBX導入ガイド

クラウドPBXをベースにしたスマホ内線化で業務改革

スマホを内線化するメリット

スマホを内線化するメリットは主に3つあります。

業務形態にあわせてスマホや固定電話が選べる

業務形態によって固定電話があった方がよい場合もあれば、携帯電話(スマホ)の方がよい場合もあります。業務形態にあったものを内線として利用できるようになるので、メリット、デメリットを検討することで固定電話の回線数を最適化することができます。

レイアウト変更や回線敷設工事がいらない

通常、オフィスの固定電話の回線工事は休日に実施することが多く、誰かが出勤する必要があります。その分の人的コストがかかるだけではなく、従業員に負担を強いることになります。その点、スマホを内線化すると、組織変更によるレイアウト変更や回線敷設のための回線工事が必要なくなります。

通話料金の低コスト化

内線化されていないスマホを用いて社内の電話と通話を行うと当然ながら通話料金がかかります。1回ごとの通話料は大した額でなかったとしても、年間で考えると決して無視できる額ではありません。スマホを内線化することで、どれだけ通話をしたとしても定額になるためコストカットにつながります。

スマホを内線化することで広がる可能性

スマホを内線化することで得られるメリットは、時代にあわせた労働環境を整えていく際に大きな力になります。スマホの内線化は、多様な働き方を促進し業務効率化や生産性向上につながり、従業員の満足度向上にも良い影響を与えるでしょう。手軽に導入できるスマホの内線化を、ぜひ検討してみてください。

 

ソフトバンクおススメのFMC・クラウドPBX「ConnecTalk」

FMCとクラウドPBXをひとつのサービスで提供するソフトバンクのコミュニケーションサービスです。固定電話・携帯電話、社内・社外関係なく利用することができ、取り次ぎにかかる時間ロスを軽減できます。

導入事例

クラウドPBXとFMCを融合したサービス「ConnecTalk」導入事例|カンタツ株式会社

カンタツ株式会社

FMC機能を持つクラウドPBX「ConnecTalk」を導入しPBXレスと携帯端末の内線化を実現。

クラウドPBXとFMCを融合したサービス「ConnecTalk」導入事例|株式会社TKC

株式会社TKC

クラウドPBXとFMCを融合した「ConnecTalk」を導入し、事業継続の要となる「緊急時に強い電話」を実現。

クラウドPBXとFMCを融合したサービス「ConnecTalk」導入事例|株式会社TKC

香川県三豊市

クラウドPBXとスマートフォンで、職員と市民の満足度を向上。

クラウドPBXとFMCを融合したサービス「ConnecTalk」導入事例|カンタツ株式会社

株式会社十六フィナンシャルグループ(十六銀行)

固定電話を廃止し、全社員へスマートフォンを貸与。本支店への電話をコールセンターに集約し業務効率化。

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