レゴ®️ブロックで「地方創生」「XaaS共創」を体感!ワークショップレポート

"レゴ®︎ブロックで「地方創生」「XaaS共創」を体感!ワークショップレポート"

(2020年2月14日掲載)

誰もが一度は目にしたことがあるだろう、レゴ®️ブロック。
そのブロックを使用して「地方創生」をテーマとした理想の事業を考える、そんなワークショップが大阪、名古屋、福岡で行われた。

目次

『モノ売り』から『コト売り』へ――XaaS時代の到来

「この商品、いいでしょう?」とモノを提供していく。
最新の機能にアップグレードしたり、価格を下げて提供できるように改善する。
これを繰り返して成長してきたのが日本企業ではないだろうか。プロダクトアウトと呼ばれる、モノありきでの考え方だ。
しかしインターネットの普及と、所有に価値を見出さない世代の台頭により、『車を売る』という モノ売り から、カーシェアリングのような『運転機会の提供サービス』という コト売り に世の中が変化してきている。

車(モノ)× 駐車場(場所)× インターネット = カーシェアリング

上記の図式で、「車は所有したくないけれど、定期的に車で遠出したり買い物に行きたい」という、新しい時代の潜在的なニーズに回答を出したのがMaaS(Mobility as a Service)だ。
なお、XaaSとは「これから先サービスとして提供される(= as a Service)だろう、まだ明らかになっていない社会課題や潜在的なニーズ(= X)の総称」である。

〇〇 × △△ × インターネット = XaaS

所有しなくてもいい、でもサービスとして利用したい。消費を繰り返すのではなく、持続可能な世界を作っていきたい――そんなXaaS時代が来ている。
これからも、モノありき(プロダクトアウト)ではなく、課題やニーズありき(マーケットイン)の新規事業が加速していくだろう。

共創プラットフォーム「ONE SHIP」とは?

インターネットを介して新しいサービスを提供していく『XaaS』という考え方に則れば、通信は必須要素だ。
通信事業者であるソフトバンクはXaaS時代の担い手の一人として、共創プラットフォーム「ONE SHIP」を発足させた。

"ONE SHIPの目的"

潜在的な社会課題の発見や、課題に対してイノベーティブな解決策を創り出すことは1社だけでの力では限界があるのではないだろうか。それは、ソフトバンクも同じだ。

「ONE SHIP」は、ソフトバンクとパートナー企業、またはパートナー企業どうしでオープンな関係性を築きイノベーションをともにおこす場——「共創プラットフォーム」を作るという、ソフトバンクとしても新しい試みだ。
「どういう機能があれば、他社との議論が活発になるか?」「ソフトバンクに求められる機能は何か?」について、パートナー企業の意見を取り入れながら機能拡充する、アジャイル型のプラットフォームとして2019年にスタートを切った。

2019年11月には、地域創生をテーマに、地方自治体への提案を複数の企業で共創するワークショップを開催。本記事では、その様子をレポートする。

地域課題にXaaS提案を!ワークショップで共創を体感

"ワークショップの概要"

2019年11月のパートナー向けイベントでは、「地方創生~ONE SHIPパートナーがチームとなり、地方自治体への提案を目指してみる」 というテーマでワークショップが実施された。

地域ならではの課題を、地域の企業で解決していく、「地方創生」をイメージするきっかけになれば、という想いから、あえてビジネスの集まる東京を避けて大阪・愛知・福岡で開催。開催地近隣のONE SHIPパートナー企業に参加してもらった。

"ワークショップの様子"

当日の様子(名古屋開催)

参加したパートナー企業は、レゴ®️ブロックを使った今回のワークショップを通して、以下の流れで「地方創生の課題解決手法」を体感した。

①チームで地域の課題を考える
②各参加者が「自社の力で提供できる解決策」を発表する
③チームごとに、地方自治体への提案を想定して1つの提案にまとめる

冒頭の通り、『コト売り』を中心としたXaaS時代では、課題やニーズの発見が重要になる。 ワークショップを通して、課題を共通認識とした後に、他社のインサイトを得ながら理想的な提案までまとめていくことで、ニーズありき(マーケットイン)での提案づくりも体感することができた。

福岡でのワークショップでは、『特定地域での待機児童が多い』という課題に対して、「実はこの地区では、銀行が休遊スペースになっている」というような、近隣地区に根差したパートナー企業ならではのインサイトが共有されるなど、地方創生には『地域に根差した企業で課題と解決策を考える』取り組みが重要であるという気づきもあった。

初対面でも議論が深まる!

(終了後アンケートより)

  • 「自分で思いつかないアイデア、決められた時間で作り上げないといけない緊迫感など、普段体験できないことが体験できた。」
  • 「新しいコミュニケーションの方法として楽しめました。子供たちやおじいちゃんおばあちゃん、バックグラウンドの違う人たちとのコミュニケーションに非常に有効だなと感じました。」

相手の反応を気にしてしまい本音が言えないことがある、というのは日常のコミュニケーションでもよくあることだろう。
レゴ®シリアスプレイ®ワークショップでは、お互いに作品だけを見ながらコミュニケーションする のがグランドルールだ。

作品製作⇒作品を見て説明する(作品を見て聞く)を繰り返すうちに、自分の考えの『コア』を説明でき、相手の『コア』も理解できる。お互いの『コア』を理解し合いながら、1つの課題に対して真剣に向き合うことができる。
それが、レゴ®シリアスプレイ®の特徴だ。

"レゴ®️シリアスプレイ®️の特徴"

課題を考えること、課題に向き合うこと、お互いの意見を否定せずに解決に向き合うこと、まさにXaaS時代にふさわしい、パートナーシップを体感するワークショップとなっている。

参考記事 働き方改革を推進するソフトバンクがLEGO®SERIOUS PLAY®(レゴ®シリアスプレイ®に本気な3つの理由

ワークショップの様子 最後にお互いの作品をつなげて一つの提案に

最後に、お互いの作品をつなげて一つの「提案」として発表。

「ONE SHIP」のこれから

(終了後アンケートより)

  • 「企業どうしの枠を超え、実際にPoCや実装に至るまで、リアル世界に影響の大きい取り組みになったら素晴らしいと思いました。」
  • 「ビジネスコミュニティを作っていくという点に大きな期待を感じました。一社だけでは実現できないというのは、まさしくその通りであり、いたく賛同しました。」

冒頭の通り、「ONE SHIP」はアジャイル型の共創プラットフォームだ。
今後は、体感ワークショップと並行して、新規事業につながるような仕掛けを提供していく予定だ。

"ONE SHIPの今後提供予定の機能"

この仕掛けにより、参画する企業(ソフトバンクもその一社)どうしでビジネスの創出・改善ができる。さらに、それを糧にプラットフォームに新たな機能を追加する。パートナー企業と唯一無二のコミュニティ「ONE SHIP」を作っていきたい、それがソフトバンクの想いだ。

地方創生をテーマにしたイベントを実施したことで、「ONE SHIP」には 地域に根差した企業の参画 が必要不可欠であると、改めて認識するに至った。
2020年にも、オフラインのイベントやオンラインのウェビナーを通しての交流を随時企画していく。
参加は原則無料。ビジネスコミュニティONE SHIPに参加し、ビジネス拡大の可能性を探ってみてはどうだろうか。

関連サービス

ONE SHIPに参加してみたいという方は以下のページからの申し込みが可能だ。

SBパートナープログラム「ONE SHIP」


ONE SHIP関連のほかにも、ソフトバンクではレゴ®シリアスプレイ®のイベントを不定期で開催しているほか、依頼を受けて認定ファシリテーターを派遣することも可能だ。
参加してみたい、自社でも開催してみたいと感じたら以下のサービスページをチェックしてほしい。

レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活用したワークショップ