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こんにちは。SBクラウドの吉村です。
今日は本ブログでも紹介しているOSS Transfer Accelerationの機能を、OSSブラウザから利用する方法をご紹介します。
簡単に説明すると、OSSバケットへのアップロードやダウンロードを高速化する機能です。
有効化すると高速化するためのエンドポイントが作成されます。
Mac,Windows,Linux に対応しています。
GitHubから最新版をダウンロード可能です。 2020/11/25時点では最新バージョン v1.13.0になります。
「OSSブラウザでのTransfer Acceleration の使い方が分からない」 「Transfer Acceleration有効化したら自動的に利用できると思ってた」 という声を頂戴したので使い方をご紹介します。 Alibaba Cloud ドキュメントやOSSブラウザのGithubにも書いていないので、使い方を調べるのに苦労します。
Endpoint | https://oss-accelerate.aliyuncs.com |
AccessKeyId | OSSの対象バケットが操作できるRAMのAK |
AccessKeySecret | OSSの対象バケットが操作できるRAMのAK |
プリセットOSSパス | oss://対象バケット名 |
設定方法はこんな感じです。
こちらの例では、バケット名 yoshimuara-synology-cn での設定例になります。
よくある間違いは、Endpointをデフォルト(パブリッククラウド) に設定してしまうことです。Endpointをカスタムに変更するように注意しましょう。
OSSブラウザに限らず、ossutilのようなCLIでも、Alibaba Cloud コンソール上からのファイルアップロードでも、Transfer Accelerationを利用する際には明示的にエンドポイントをoss-accelerate.aliyuncs.comに指定する必要があります。
また、OSSブラウザ で Transfer Acceleration を利用する際に悩ましい点は、プリセットOSSパスで対象バケット1つを指定してOSSブラウザにAKログインする点です。
OSSの通常エンドポイントの場合には、プリセットOSSパスは空白でOKで、ログイン後に別バケットに移動ができますが、Transfer Accelerationの場合にはそのような移動ができません。
以上です。
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