【クラウド・IoT・5G関連編】デジタライゼーションの未来を担う86社が集結。注目ソリューション18選 | SoftBank World 2019

【クラウド・IoT・5G関連編】デジタライゼーションの未来を担う86社が集結。注目ソリューション18選 | SoftBank World 2019
  • 「SoftBank World 2019」の展示会場をレポート
  • デジタライゼーションの未来を担う18の注目ソリューションをピックアップ
  • 本記事ではクラウド・IoT・5G関連企業を中心に8社を紹介

(2019年9月19日掲載)

2日間で約1万人が来場したSoftBank World 2019。展示会場では86社の企業が出展し、デジタライゼーションの未来を担うテクノロジーを紹介した。展示会場レポートのクラウド・IoT・5G関連編となる本記事では、8つのソリューションを紹介する。

アトラエ

組織改善プラットフォーム

アトラエ:組織改善プラットフォーム

企業の組織力を見える化し、定量的に理解できる組織改善プラットフォーム。1回当たり数分程度で回答できる簡単なアンケートの内容を「wevox」が自動集計し、組織の状態をスコアリング。ベンチマークとの差分なども含め、多角的なデータ分析を可能とする。

アトラエ:組織改善プラットフォーム

グループ・職種・役職・年齢・性別などの属性ごとの切り換えも可能。分析結果の理解促進のため、管理職向けのワークショップキットなどのツールも同サービス内で提供するほか、組織・チームの課題に対する改善策もレコメンド。

さらに同社では、課題に応じたコンサルティングサービスも提供している。

ウェルスプリング

イノベーション・マネージメントソフトウェア

ウェルスプリング:イノベーション・マネージメントソフトウェア

ソフトバンクと、日本国内における販売パートナー契約を締結したWellspring Worldwide Inc.。2017年11月からソフトバンクが技術移転および技術発掘のための統合管理ソリューションを日本国内で販売開始している。

イノベーションマネージメントのためのソフトウェアシステムを提供する同社サービスでは、独自のサーチエンジンにより、外部のスタートアップや研究者のデータベース、あるいは特許・学術論文などのさまざまな公開情報から、その企業にとって有益な情報を検索・抽出でき、かつ、データを取り込んだ後には情報の評価プロセスのプロジェクト管理を行える。

ウェルスプリング:イノベーション・マネージメントソフトウェア

クラウド上に形成されたイノベーションエコシステムには、PCやモバイル端末からのアクセスが可能。技術の発掘はもちろん、テクノロジーデータベースにより企業の好機を評価し、業界のトレンドも把握できる。

Slack Japan

ビジネスチャットアプリ

Slack Japan:ビジネスチャットアプリ

ビジネスチャップアプリとして活用が拡がる「Slack」。競合がひしめくグループウェアのマーケットの中でもSlackは「豊富なAPIの提供」により、既存のアプリケーションともシームレスな連携が可能で「ビジネスを前進させるコラボレーションソフトウェア」として不動の人気を誇る。

Slack Japan:ビジネスチャットアプリ

今回は「Slack Enterprise Grid」(エンタープライズ向けのSlack)や、企業の垣根を超えてSlackを利用できる新機能「Shared Channels」(共有チャンネル)の認知拡大などを目的にSoftBank World 2019へ出展。Slackのデモンストレーションが行われたほか、ブース内では定期的にミニセッションが行われ、連日、大勢の来場者で賑わっていた。

シュナイダーエレクトリック

エッジコンピューティングソリューション

シュナイダーエレクトリック:エッジコンピューティングソリューション

センサで収集したデータがクラウドプラットフォームのなかで爆発的に増加すると予測されるIoT時代。大量のデータ処理は、ネットワーク・デバイス間でのデータ遅延などのリスクをはらんでいる。

こうしたなかフランスに本社を置く電機メーカ「Schneider Electric SE」のグループ会社である同社は、多数の「マイクロデータセンタ」を通じて分散型ITを形成するエッジコンピューティング環境を構築するITインフラソリューションを出展。

シュナイダーエレクトリック:エッジコンピューティングソリューション

同社が開発するUPS(無停電電源装置)システムは、自然災害などの緊急事態に見舞われた際、企業が自社の事業資産の損害を最小限に留め、事業継続や早期復旧を可能とするBCP(事業継続計画)の一環として、多くのデータセンターでの導入実績がある。

マゼランシステムズジャパン

GNSS受信機

マゼランシステムズジャパン:GNSS受信機

2010年9月11日、準天頂衛星初号機「みちびき」が打ち上げられた。衛星受信モジュールのメーカである同社では、GNSS(全球測位衛星システム)受信機を開発。準天頂衛星「みちびき」などのGNSSから受信した信号を利用することで、ソフトバンク基地局(独自基準点)とGNSS受信機の距離が長くても、安定したRTK測位を実現する。その測位精度は「誤差数センチ」。

マゼランシステムズジャパン:GNSS受信機

同社のGNSS受信機は「農機の自動運転」や「農作業用ロボット」など農林水産業での活用が進むほか、位置情報をAR技術と組み合わせたシミュレーション映像や、バスの自動運転、ドローンでの活用など、他方面での活用に期待が高まっている。

Vayyar

高精度電波変位センサ

Vayyar:高精度電波変位センサ

IoT分野でソフトバンクと協業する「Vayyar Imaging」。同社が自社開発した高精度電波変位センサは、センサに内蔵された送受信端子により「ヒトとの距離」「モノとの距離」を計測。高精度かつ高解像度に対象の輪郭を生成する。

Vayyar:高精度電波変位センサ

活用ソリューションとしては、家の壁などに機器を取り付けることで人の転倒、座位・臥位(がい)などの状態を検知し、万一、人が倒れて心肺停止等になったときには親近者に対して自動的にヘルプコールを発信する「Walabot Home」が提供されている。

SoftBank World 2019のソフトバンクブースでも「Vayyar」を活用したソリューションとして、災害危険地域における地滑り検出ソリューションや、ビル・オフィスでの居残り検知ソリューションが出展された。

ユーティースターコムジャパン

5G時代に向けたサービスプロバイダー用次世代伝送装置

ユーティースターコムジャパン:5G時代に向けたサービスプロバイダー用次世代伝送装置

ユーティースターコムジャパンは、香港に本社を置く通信インフラプロバイダーである「UTスターコム」のグループ会社である。大々的に「DRIVE NETWORK EVOLUTION」と銘打たれた同社のブースは、広帯域、低遅延、精密な時刻同期、効率的な運用、コスト削減などが求められる「5G時代」へのスムーズな移行がテーマ。

ユーティースターコムジャパン:5G時代に向けたサービスプロバイダー用次世代伝送装置

サービスプロバイダー用の次世代伝送装置として「SRv6」(セグメントルーティングIPv6)などのルーティングプロトコルをサポートする高速ルータや、低遅延を実現する5G対応グランドマスターなど、「グローバルテレコムインフラプロバイダー」を支援する革新的ソリューションの数々が出展された。

MONET Technologies

法人向けサービス「MONET Biz」

MONET Technologies:法人向けサービス「MONET Biz」

SoftBank World 2019では、2019年8月1日から実証実験開始予定の法人向けサービス「MONET Biz」が発表された。MONET Bizは、企業がすでに保有している社有車を複数の企業で効率的に共同使用するサービス。

MONET Technologies:法人向けサービス「MONET Biz」

従業員がスマートフォンアプリから乗降場所・日時を指定・予約すれば、プロドライバーの安心・安全な運行のもとで社有車を利用できる。

実証実験は、東京都内の一部エリア(港区・千代田区・中央区など)で行われ、使用車両は8~10人乗りの車両を想定。従業員の残業削減や営業負荷軽減など、スマートなワークスタイル変革が期待される同サービスは、2019年秋以降に本格スタートを予定している。

後記

膨大な数のIoTデバイスを5Gネットワークがつなぐ。2020年に予定されている5G通信の開始に向け、ICT企業が続々と新時代のサービスを準備している。SoftBank World 2019の会場においても、IoT・5Gをテーマとしたサービスが多数見られた。すべてのヒトとヒト、モノとモノがつながる社会は、すぐそこまで来ている。

関連リンク

SoftBank World 2019

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