Future Stride

洗練されたワークスペースとコミュニティエンゲージメントでワークスタイルに革新をもたらすWeWork

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コミュニティ型ワークスペースであるWeWorkには、スタートアップから大企業まで世界24カ国・83都市・335拠点・約32万人のメンバーが参加している。その特長は、開かれたオフィス空間のコミュニティスペースやイベントを通じてメンバーどうしが企業の垣根を越えて知り合い、相互に刺激し合えるコラボレーション環境であること。WeWorkの日本進出の当初からメンバーとして働くソフトバンクの若手社員に新しいワークスタイルの効果を聞いた。

ソフトバンク株式会社
竹内 雄登(たけうち ゆうと)
2017年、ソフトバンク入社。新卒研修後、事業開発統括 ポートフォリオマネジメント本部に配属され、スタートアップ企業への出資やパートナー企業とのジョイントベンチャー立ち上げに関する業務に従事。主にファイナンスの側面から出資先企業の事業計画や予算進捗などの管理、ジョイントベンチャーの事業計画策定をしている。

WeWorkが提唱する
オープンイノベーション・プラットフォームとは?

- ソフトバンク社員で最初にWeWorkへ入居したメンバーだそうですね。

竹内:

日本初のWeWorkアークヒルズサウスがオープンした際に入居し、その後、2018年5月に現在のギンザシックスに移りました。私は学生時代からユニコーンと呼ばれる非上場の優良スタートアップ企業に興味を持っていました。当時から海外で注目されていたWeWorkのことは知っていて洗練された職場環境に憧れていました。まさか自分がそこで働くようになるとは思っていなかったので、入居が決まった時にはとても嬉しかったです。

- 実際にWeWorkで働きはじめて、事前に抱いていた印象と比べてどうでしたか?

竹内:

入居前の印象は、おしゃれでかっこいいオフィスだとか自由に働けそうだなど、漠然としたイメージしかなかったのですが、WeWorkで働くようになって仕事をするハードルが下がったように感じました。仕事というとどこか重苦しい構えたような時間を連想されると思いますが、ここにはそうした空気感はありません。一言でいって働きやすい環境です。オフィス内では、プライベート・オフィスの中に専用デスクも用意されていますが、ギンザシックスで私の部署はフリースアドレス制を導入していますから共用エリア内に用意されているワークスペースで仕事をしても構いません。共有エリアには眺めの良い窓際のソファもあれば四人掛けのテーブル席もある。スターバックスのような個人用テーブル席もある。その時の気分にあわせて気に入った場所で働く自由がありますから、重苦しい空気とは無縁です。

- 以前のオフィスでの働き方と比べ、どのような違いがありますか?

竹内:

以前からソフトバンクではフレックスタイム制や在宅勤務を採り入れて多様な働き方を奨励していますが、私はそれほど積極的に活用していたわけではありません。WeWorkに移ってフリーアドレス制に変わったことで、働く場所の制約を受けなくなりました。共有スペースにいようが在宅勤務であろうが大した違いはないので、在宅勤務を取得しやすくなりましたね。今では対面でのミーティングや来客がある時以外は、その日の気分によって在宅勤務か出社かを選択しています。

- 自由な働き方が可能になったことで仕事の効率は上がっていますか?

竹内:

はい、間違いなく効率は上がっています。私は担当する企業の資料を読んだりExcelで作業したりといったデスクワークが多く、モニターをずっと注視しているのはかなり疲れます。そんな時は気分を変えるためにノートPCを抱えて共有スペースに移動して仕事を続けます。こうして気分転換ができるのは、仕事の効率向上にとても有効だと感じています。仕事に疲れたり煮詰まった時には、共有スペースへコーヒーを取りに行ったり、知り合いと短いおしゃべりをするだけでリフレッシュできたと実感しますね。ですから、1日のうちに数回は場所を変えて仕事をするようになりました。

WeWorkに関するお問い合わせはこちら

https://pardot.tm.softbank.jp/l/352851/2018-11-06/8r763n

コミュニティエンゲージメントの効用

- WeWorkではメンバー交流を促進させるイベントが開かれるそうですね。ギンザシックスではどのようなイベントに興味を持ちましたか?

竹内:

共有スペースに大型スクリーンがあって、そこに投影しながら講演者が話をするスタイルが基本で、頻繁にイベントが開催されます。普通なら会えない人が講演者に招かれたりして大いに刺激を受けています。印象に残っているのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の研究員を招待したイベントで、これをきっかけに宇宙に興味を持ちました。NASAのWebサイトのどこにどんな情報が載っているか教えてもらったので、時々NASAのWebサイトを訪れるようになりました。こうした貴重な経験をできるので、時間が許す限り参加するようにしています。他にも映画鑑賞会ではポップコーンを食べながらスクリーンを眺めたり、イベントのない夜はビールを飲みながらリラックスして他社のメンバーと交流しています。映像制作という共通の趣味の話で盛り上がって、例えば動画のシーンをどうやって撮影したらいいかなどと話を振ると、「それじゃあ、映像クリエータを紹介するよ」みたいな展開になって、さらに人脈が広がっていきます。

- そうしたコミュニティ活動を通して、新しい仕事が生まれましたか?

竹内:

私自身の仕事ではまだありませんが、他社のメンバーがWeWorkでのコミュニケーションから新しいビジネスを生みだすのを何度も目撃しています。今すぐではないにせよ、自分もいつかはWeWorkで培った人脈から新しいビジネスを生み出したいと思いますね。WeWork名物のビールを飲みながら雑談する時間であっても、自分の知識の範囲を広げるという意味で、すごく勉強になると感じています。

自由な職場環境は会社組織を弱めないか

- ソフトバンク社員間のコミュニケーションはいかがでしょうか?

竹内:

WeWorkに移る前のオフィスでは席が固定されていたので、同じ部署内であっても誰がどんな仕事をしているのか知る機会はほとんどなかったのですが、WeWorkに来てからは共有スペースで隣り合ったりすると気楽に話しかけられるので、社員同士の交流も広がりました。もともとソフトバンクは上下関係をそれほど気にしない社風ですが、ここでは部長や本部長とも普通に会話できますし、仕事の相談も一般の会社なら上長から部長、本部長へとエスカレーションさせないといけないのでしょうが、WeWorkで働くようになってからはありがたいことに直接本部長と会話することもできています。

- フリーアドレスで上司とのコミュニケーションが希薄になったりしませんか?

竹内:

逆に、フリースアドレスだからこそ上司とのコミュニケーション機会は増えましたね。仕事には当然ながら期日や品質の制約はありますから、そこにミートしているかどうか上司と密に連絡を取らなくてはいけません。フリーアドレスでは、自分から動かないとコミュニケーションは始まらないという意識が働くので、以前よりも頻繁に上司と話をする機会を作るようになりました。その結果、上司との距離感も以前より縮まったと感じています。

若手社員が描く未来のワークスタイル

- WeWorkを使って、やってみたい働き方はありますか?

竹内:

できれば1ヵ月くらい仕事と旅行を兼ねて、世界中のWeWorkを巡ってみたいですね。ニューヨークのWeWorkで3日間働いたら休暇を取って現地を観光して、また別の都市のWeWorkへ移動して仕事+観光を繰り返す、みたいな働き方に憧れます。ソフトバンクの人事制度であれば実現可能なはずなので、いつか挑戦してみたいですね。

■まとめ

入社2年目の竹内氏は、すでに一般オフィスよりWeWorkの方が勤務期間が長いという。場所にとらわれない自由な働き方を活用し他企業のメンバーと積極的に交流している生粋の“WeWorker”といったところだが、自由だからこそ上司とのコミュニケーションは密になったという話は意外だった。伝統的に社員への管理をゆるめると意志疎通が疎遠になり組織は衰退すると考えられてきたが、それは管理する側の一方的な思い込みに過ぎなかったようだ。働き方の自由度を高めれば、社員の働く意欲は高まり、上下関係のコミュニケーションも促進されるなら、従来のマネージメント手法を根本から見直す必要があるのではないだろうか。
(取材日 2018.11.8)

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