人流データの活用は、さまざまな業界や用途に広がっています。
データを活用する上で大切なことは、目的や課題に合わせて適切なデータや分析手法を選択することです。
ソフトバンクでは、お客さまの課題やニーズにマッチしたデータの提供と、必要に応じた分析コンサルティングを支援します。
中心市街地活性化計画の策定に伴い、従来はアンケート調査や実地調査を行ってきました。 これらの調査は取得したい情報を得やすい一方で、調査サンプルの観点から断片的となってしまうケースが多くありました。 ビッグデータである「全国うごき統計」はそういった課題に対して、たくさんのデータ且つこれまで把握できなかった時系列の変化や曜日ごとの特徴も把握することが可能となり、網羅的な調査結果に基づいた計画策定に役立てます。
スマートシティにおけるMaaSの導入検討や自動運転ルート設計では、正しく人々の動きを捉えることが重要となります。 「全国うごき統計」を活用することで、最新且つ実態に即した人々の動きを基にした自動運転ルートの設計が可能となり、市民のニーズを捉えたMaaSの運行計画が検討できます。
観光施設のプロモーションには来場者の属性に基づいた分析と効果的な施策が必要ですが、従来のアンケート調査では限られた調査サンプルしか把握できないケースも多く、断片的な情報の中で施策検討を行う必要がありました。「全国うごき統計」を活用することで、大量のデータを用いて県内客/県外客の傾向や行動パターンの特徴を把握することができます。これにより、網羅的な情報からニーズに合わせた情報提供や商品企画を支援します。
イベントの効果測定において「全国うごき統計」を活用すると、平常時とイベント施策実施時の来訪者が比較できます。具体的には、イベント施策時には若年層の来訪者や近隣エリアからの来訪者が増える、など傾向がわかります。これにより、定量的な評価を行い、継続的な施策展開や最適な交通網の検討、近隣エリアと連携した観光施策の計画が可能となります。
リーシング業務において、対象エリアと近隣競合エリアの状況把握を行った上でテナントの選定や誘致を行うことが重要です。 「全国うごき統計」を活用することで、来訪者の属性分析や時間帯別の来訪人数、滞留時間などが過去から現在、季節毎など様々な視点で把握できます。これにより、効果的なテナントミックスの構築や開業後の適切なマーケテンング施策の実行が可能となり、集客力の向上やテナントの収益最大化に役立てられます。
不動産事業において大型複合施設が竣工した際には、周辺環境の影響調査が行われることがあります。 この影響調査において「全国うごき統計」を活用することで、竣工前後の人の流れの変化を過去に遡って比較することができます。 具体的には、竣工後におけるエリアへの来訪者数や来訪者属性の変化などから施設が周辺地域に与える効果・影響を多角的に分析することが可能です。 これにより、客観的な指標で施設の設備効果を評価し、その後のエリア開発における戦略策定にも役立てることができます。
「全国うごき統計」を活用し、降雨量や時系列の災害事象などと移動量を重ねることで、災害による交通への影響度調査に役立てられます。これにより、大雨による新幹線や電車の運転見合わせの影響を把握し、災害中の移動抑制やその後の来訪者の集中回避などの対策が可能となります。
「全国うごき統計」を活用することで、エリアに住む方々の情報だけでなく、買物客や観光客を含めた人数や、エリア外からの来訪者がどこから訪れているのかの動態も把握することが可能です。避難所の設置計画や避難計画などにおいて効果的な対策を立てるために役立っています。
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インフラ・交通
公共交通の潜在需要の把握による利用促進検討
多くのエリアの課題として、地域公共交通網の最適化と利用促進が求められています。「全国うごき統計」を活用して沿線居住者の移動需要を把握し、公共交通の利用データを組み合わせることで、実際の利用状況・収支状況に基づいた収支改善と潜在需要の取り込み施策が検討できます。
観光客の増加に伴う交通渋滞への対策検討
観光客の増加による渋滞対策において、従来の交通調査では特定日の情報しか得られず、交通手段ごとの対策が難しいとの課題がありました。「全国うごき統計」を活用することで、定常的な人の移動や交通手段ごとの観光客の来訪状況を把握することができます。これにより、具体的な迂回ルートの設計などの対策が可能となります。