電力サービスのよくあるご質問

昨今の世界的な資源価格の高騰を背景とした燃料・卸電力市場価格の上昇などにより、各地域の電力会社において、規制料金の見直しが予定されていることや、託送料金（電気を送るための送配電設備利用料金）も、4月以降値上げが実施されるといった状況を踏まえ、「基本料金」「使った分の料金（電力量料金）」「燃料費調整額」を2023年6月1日から改定させていただききます。

また、一部エリアにつきましては、電力市場価格の変動を迅速に反映する仕組みとして、電力市場価格に連動する新たな調整項目を導入します。

料金表につきましては、「ソフトバンクでんき for Biz 料金表（低圧）[2023年6月1日版]をご確認ください。

東北／東京／関西／九州エリアで電力市場連動額を導入させていただきます。

2023年6月1日（木）より、「ソフトバンクでんき for Biz」では電力市場に連動する新たな調整項目として電力市場連動額を新設します。

電力料金内訳（ソフトバンクでんき for Biz [低圧]）

電力市場連動額について

日本卸電力取引所（以下、JEPX）から調達する電力の取引価格に連動し、かつ、当社がJEPXから毎月、調達する比率を適用した電力市場連動単価を30分ごとの電気使用量で計算した料金を反映する仕組みです。

「電力市場連動額」の算定に用いる「電力市場連動単価」は、30分ごとに料金が変わります。日本卸電力取引所（JEPX）での取引価格をもとに計算します。

• 電力市場価格
  日本卸電力取引所（JEPX）における「前日市場（スポット市場）」の取引価格のことです。
  1日が30分ごとに区切られ、それぞれの30分ごとで取引価格が決定します。電力市場価格は、需要と供給のバランスによって変動します。具体的には、世界情勢による燃料価格の変動、発電所の稼働状況、夏季・冬季など気温による電気の使用状況などによって上昇や低下します。
• 基準市場価格
  電力市場連動単価を決める際、電力市場価格から差し引く価格のことです。
  電力の市場取引価格が下落して、当社が電気の調達価格を低減できた時間帯については、最大限お客さまに還元できるよう、基準となる価格を設定します。
• 市場調達比率
  市場調達比率は当社が電力市場から調達する割合に応じ、月ごとに設定します。
  2023年6月、9月、10月、11月、2024年3月は30％。2023年7月、8月、12月、2024年1月、2月は70％。基準市場価格および市場調達比率は、毎年のSBパワー株式会社の需給計画に基づき年度ごとに決定し、毎年当社のウェブサイトにてお知らせします。

電力市場連動単価についてはこちらをご確認ください。

はい、2023年1月使用（2月検針）分～2023年9月使用（10月検針）分まで適用されます。また、電気料金について、国が定めた値引き単価によりお客さまの使用量に応じて値引きします。詳しくはこちらをご確認ください。

沖縄電力株式会社の規制部門の電気料金が６月から値上げ開始となることに伴い、沖縄県独自に「沖縄電気料金高騰緊急対策事業」による支援を実施することに伴い、SBパワー株式会社も沖縄県が定めた値引き単価により、沖縄エリアのお客さまのご使用量に応じて値引きを行います。詳しくはこちらをご確認ください。

電気の切り替え手続きが完了した後の電気の検針日から、ソフトバンクでんき for Bizの電気に切り替わります。お手続きには最短2週間～2ヵ月程度かかります。

お申し込みやスマートメーター交換作業に費用は発生いたしません。

2023年9月30日までの期間、解約に伴う解約事務手数料や違約金などは請求いたしません。

北陸電力エリアおよび離島以外の日本国内すべてのエリアにてサービスのご提供が可能です。

停電が発生した場合、各地域の送配事業者が故障・復旧にあたります。また復旧までの時間は他の電力会社と変わりません。

これまでと同じように電力会社の送電網を使ってお客さまにお届けするため、電気の品質や信頼性（停電の可能性など）はこれまでと変わりません。

石油、石炭、液化天然ガスなどの火力発電燃料の価格変動に応じて、毎月自動的に電気料金を調整する制度です。燃料価格が上昇した場合は燃料費調整額を加算し、燃料価格が低下した場合は燃料費調整額を差し引き、電気料金を算定します。

法人コンシェルサイトよりご利用月（検針月）の翌月15日頃から確認が可能となります。