アリババグループの先端技術研究機関である「アリババDAMOアカデミー(中国名:達摩院)」が約1.5億枚以上の車両画像をもとに開発した画像認識AIを利用しているため、高精度な画像判定を実現します。
既に学習済みのAIを利用するため、教師データを準備することなく、自社で保有している画像をそのままアップロードするだけで利用可能です。
API形式で提供するため、自社サーバや他社クラウドを利用している企業でもサーバ環境を移転することなく利用することができます。
用途にあわせて「車両部品識別API」と「車両破損判定API」の2種類のAPIを提供します。それぞれを組み合わせて利用することも可能です。既に学習済みのAIを利用するため、自社で保有している画像をそのままアップロードするだけで利用可能です。
車両画像から部品の要素を抽出し、AIが自動識別を行います。
バンパー、ヘッドライト、グリル、ドア、フェンダーなど80を超える部品カテゴリを判定します。
事故等で破損した車両画像から破損箇所を自動で抽出し、AIが破損度合いを自動で判定します。
わずかな引っかき傷、ヘッドライトやミラーの損傷、ボディのへこみや変形など、さまざまな損傷パターンを判定します。
車両の外観や車両情報から損傷レベルを判定し、社内の支払保険料データベースをもとに被保険者に素早く目安となる保険料などをお伝えする事に貢献します。
検討中の利用者に対して、Webでの簡単買取価格査定を実施。
車両情報と合わせて車体の損傷もチェックし、実際との乖離が少ない買取価格を提示する事に貢献します。
車両部品識別APIと車両破損判定APIと組み合わせることで、画像をもとに修理箇所と損傷度合いを自動で判定します。
整備工場に持ち込まれる前に作業内容を把握できるため、迅速な修理対応を実現します。
既に保有している車両画像をもとに、車両部品API・車両破損APIの精度をお試しいただけます。
普通自動車(セダン、ミニバン、SUVなど)の識別に最適化されております。また、現時点で、大型車(バス、トラック)および業務用車両、重機などの特殊車両、二輪自動車には対応しておりません。
ボディタイプ別の判定結果やお手持ちの画像で識別結果を確認したい場合は別途お問い合わせください。
日本車を含む普通自動車の画像に対応しております。直近5年程度の年式が主流ですが、自動車として識別できれば古い年式でも判定します。
アップロードできる画像の仕様は下記の通りです。
・ファイル形式:JPEG / JPGファイル
・解像度:948×533ピクセル以内
・容量:1ファイルあたり3MBまで
画像の識別は日本国内のサーバにて行います。判定した画像はサーバに保存されずに処理後に自動削除されるため、画像データや判定結果が国外へ移転することはありません。
月間のAPI利用数に応じた従量課金体系となっております。利用しなかった月に費用が発生することはありません。
価格体系は別途お問い合わせください。
新規導入のご相談、サービス仕様についてご相談をお受けしています。