SOLUTIONソリューション

現在竹芝エリアでは、さまざまなデバイスやインフラを活用したソリューションを導入しています。
働く人にも、エリアで過ごす人にも居心地のよいまちを目指し、実証実験も進めています。

テナント向け

店舗向けに「来店者の属性分析レポート」を提供したり、
空席率などに応じた「限定クーポン」を自動配信することで、アイドルタイムの集客を効率化。
また店舗ごとの混雑状況を可視化することで、来館者は店舗へ足を運びやすくなっています。

Smart City Platform

来店者の属性や傾向を分析し、アイドルタイムの集客向上へ

東京ポートシティ竹芝では映像解析やWi-Fi接触情報などから得られるデータを統計化し、施設利用者の人数・性別・年代などのデータを飲食テナント様に提供しています。各店舗は集客施策、在庫管理、売上予測などに活用することで「データに基づいたマーケティング」を実現できます。また、館内約30ヵ所に設置されているデジタルサイネージでは店舗ごとの満席・空席情報をリアルタイムに表示。時間帯や空席率に応じてクーポンを自動配信し、アイドルタイムの集客向上を図ることも可能です。

ワーカー向け

エレベーターホール、飲食店、トイレなどの「混雑状況」を、ワーカー専用アプリやデジタルサイネージにリアルタイムに配信してます。
また、オフィスフロア入館時にAIで温度を検知する「顔認証ゲート」や最も効率の良いエレベータへの誘導など、
働く人にさらに安全で快適な環境を実現しています。

Smart City Platform

AIカメラやセンサーで人流を検知し、混雑を回避

東京ポートシティ竹芝では、共用エリアのフリースペースをはじめ、テラス、エレベーターホール、飲食店などのテナント店舗など、至るところにAIカメラやセンサー(Vayyar Smart Building Sensor)を設置し、混雑状況を検知・分析しています。そこから得られる情報は専用アプリやデジタルサイネージにリアルタイムに配信。空いている場所が一目で分かり、混雑を回避できます。

ソフトバンクが描く20年後の未来

すごいレストラン

お腹がすいたタイミングで、混雑度予測をふまえ周辺の空いている店舗をレコメンド。そのまま予約し、注文してから来店が可能。席に着いたらすぐに食べることができます。雑務は自動化され、スタッフは接客に専念。食べ終えたらそのまま出れば決済も完了。

Smart City Platform

待ち時間を軽減してストレスフリーなトイレ利用を

ドア開閉センサーや人感センサーでトイレの利用有無を検知します。東京ポートシティ竹芝では館内約30ヵ所のデジタルサイネージやワーカー専用アプリでトイレの利用状況をリアルタイム配信しているため、待ち時間を減らし、ストレスを軽減します。

スムーズなAI顔認証とエレベーター連携で待ち時間を軽減

AI温度検知ソリューション「SenseThunder」は、AIを活用した顔認識技術と赤外線カメラにより、マスクや眼鏡を着用したままでも所要時間0.5秒で発熱の疑いがある人をスクリーニングするデバイスです。東京ポートシティ竹芝ではこの「SenseThunder」を活用した顔認証ゲートでワーカーの利用階を自動判別し、さらに「ELE-NAVI エレナビ」を連携させて行き先階へたどり着くのに最も効率の良いエレベーターに誘導してくれます。
効率的なエレベーター運行によって忙しい時間帯の混雑を緩和し、タッチレスかつストレスフリーなエレベーター利用を可能にしています。

ロボットによる商品配送で時間を有効活用

ロボットが商業エリアの商品を注文した人の手元まで届けます。来客時に飲み物を注文するなど、時間の有効活用が可能に。
※本サービスは実証実験中です。

ビル管理者向け

AIカメラやセンサーから取得したデータを分析してマーケティングに活用するだけでなく、
警備や清掃を含めたビル運用管理の効率化にもデータが役立っています。

プロパティマネジメント

ビル内のデータを可視化してマーケティングに活用

東京ポートシティ竹芝では、ビルのプロパティマネジメント業務担当者が館内の人流データを確認し、マーケティングに役立てる取り組みを行っています。例えば店舗の混雑状況や、ビル全体の来場者推移、ビルで開催されるイベント、エレベーターの混雑状況といった情報から、日々の人の流れを把握できます。これらの情報を、効果的な店舗への集客やビル全体の来場者増加のためのヒントとして活用しています。

Smart City Platform

警備

カメラ映像のAIリアルタイム解析でビルの安全を確保

ビル入口や立ち入り禁止区域に設置された防犯カメラの映像をリアルタイムで解析します。禁止区域への侵入や、あらかじめ登録された要注意者を検知した場合、専用アプリと連動して防災センターや警備スタッフに通知します。

Smart City Platform

清掃

ロボットと人で、ビルをいつでもクリーンに

ビル内のゴミ箱に設置された超音波センサーがゴミ箱の容量を感知し、満杯に近づいたら施設管理システムへ送信することで、清掃が必要な場所がすぐにわかる仕組みになっています。清掃の優先順位を把握し、ムダのない清掃を行うことで人員削減にも。また、ビル内では自走ロボットによる清掃が行われており、これまで時間に追われながら人の手で行われていた床清掃の効率化を実現しています。

ソフトバンクが描く20年後の未来

すごいビル清掃

落ちているゴミや、急に発生した汚れなど、センサーで検知してすぐに収集してくれるお掃除ロボットがいたら・・・。ゴミも分析して、有害物質があれば除去。リサイクル用の分別もできるように。

Smart City Platform

その他

灌水盤の自動制御で植栽のメンテナンスを効率化

スキップテラスにある植栽の土壌水分をリアルタイムにモニタリングし、水分量に応じて、自動で灌水盤を制御。管理者によるこまめなメンテナンスが必要だった業務の効率化を実現しています。

その他

データ活用で稲の最適な生育環境へナビゲート

「e-kakashi」は温湿度、日射量、土壌水分量、CO2濃度など、さまざまな環境データを可視化するだけでなく、科学的な根拠に裏付けされた分析結果をもって、生育ステージごとに直面するリスクや、対応すべき最善策をナビゲートします。また屋外のスキップテラスにゲートウェイとセンサーノードを設置。24時間365日体制で作物の生長を見守っています。

ソフトバンクが描く20年後の未来

すごい田んぼ

センサーで稲の環境データを収集、これを植物科学の知見をもとに分析、地域の独自性を織り込むことで、これまで属人的だった熟練農家のノウハウをマニュアル化。若い農家への技術指導がスムーズに。現在は「e-kakashi」で実用化されています。

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