来訪者の属性データに基づいた的確な施設運営の実現へ

2026.3

来訪者の属性データに基づいた的確な施設運営の実現へ

概要

中部地方を中心に高速道路のサービスエリア・パーキングエリアを展開する中日本エクシス株式会社。従来のポイントカード情報や通行量データでは、来訪者の属性や利用前後の動きまで把握できないという課題がありました。その解決に向け、来訪者の属性や居住地傾向を可視化できる「マチレポ」と、インバウンド/国内の任意のエリアで併用率を分析する「カスタマイズレポート」を導入。自社データとの高い相関性と信頼性を評価し、データに基づくテナント支援や広告・インバウンド施策へと活用を広げています。

課題

  • ポイントカード情報に偏りがあり、来訪者の正確な属性把握ができていなかった。
  • 通行量データだけでは入店有無や、利用前後の移動(OD)データを把握できず、行動実態が見えていなかった。
  • 利用者の属性や利用前後の動きを可視化。データに基づく施策立案が可能となり、的確なテナント支援につながった。
  • 利用前後の移動や出身国別割合を分析し、行動実態を把握。数値的根拠を示せるようになり、営業・テナントへの説得力が向上。広告営業や言語施策への活用につながった。

導入サービス

※本導入事例は、株式会社Agoopが作成した記事を許可を得て転載/再編集したものです。

目次

自社データとの相関が高い、データの正確性が決め手

ー 導入までの経緯を教えてください

サービスエリア・パーキングエリアのテナント支援を目的とし、利用者分析をすることをチームのミッションとしています。従来は、ポイントカードの利用者属性情報を取得していましたが、データに偏りがあることが課題でした。また、サービスエリアの前面を通る通行量データだけでは実際の入店につながったか判断できず、利用者分析に重要なOD(発着地)データ、利用者の利用前後の動きが取れていないことについても課題を感じていました。それを解決するためのデータを探していたところ、Agoopの人流データと出会い、「マチレポ」とインバウンド/国内の任意のエリアで併用率を分析する「カスタマイズレポート」を活用しています。

ー Agoopを選定いただいた意思決定までの経緯を教えてください

人流データ導入を検討する中で他社含めデータの比較を行ったところ、自社データとの相関性が高く、大学や国にもデータ提供を行っている点にデータの信頼性を感じ、Agoopの人流データ導入を決めました。また、サービスエリア利用者の利用前後に分けて分析できる点や、最短前日のデータを即時性を持って分析できる点、任意エリアで分析できる点など、データの細かさにも魅力を感じました。

人流データに基づいたテナント支援・広告事業への活用

ー 導入いただいた各ツールの活用方法について教えてください

「マチレポ」の中で特に来訪者の属性・居住地分析が非常に役立っています。主にテナント支援の際に活用していて、たとえば、レストランのテナントでは、感覚値とは異なるデータが取れ、性年代や来訪者の居住地に合わせたメニュー展開を促進するなど活用しました。

OD分析ではサービスエリア利用前後に分けて人流把握ができています。これまでの感覚値をデータで裏付けることで、説得力のあるテナント支援に繋げることができました。また、サービスエリア利用者が利用後に訪れている意外な施設も判明し、広告営業の材料としてデータを活用するなど、人流データを他業務にも展開できています。

「インバウンド人流分析」では、具体的な出身国別の割合の把握から案内言語の判断に活用しています。近年インバウンドの利用客が増えてきている中、これまでは感覚値でインバウンドが多いエリアに英語や中国語で案内を展開していました。「インバウンド人流分析」導入後は、分析結果に基づき、適切な言語での案内を提示できるようになりました。また、感覚値以上にインバウンドの来訪が多い店舗が判明したのでこれからの売上拡大施策に繋げていきたいと考えています。

サービスエリア(駒門パーキングエリア)の様子
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サービスエリア(EXPASA浜名湖)の様子

他業務へのデータ展開で売上拡大へアプローチ

ー 導入効果と今後の展望について教えてください

人流データの導入により、当初の課題であった「利用者の属性情報や利用前後の動きの把握」ができるようになりました。従来の感覚値ではなく、データに基づいた施策を考案し、的確なテナント支援が可能になっています。分析データを活用し数値的に根拠を示すことで、テナントや営業先への説得力が増すことに加え、これまで個々の主観に依存していた店舗状況の認識を統一し、組織全体で共通の認識を形成させることにも役立っています。データ分析の項目や可視化の方法について、多くの要望を反映していただけたのは大変助かりました。

今後は、さらなる売上拡大を目指し、データに基づいたテナント支援に力を入れていきます。また、テナント支援のみならず、周辺施設への広告営業活動やインバウンド誘致など、さまざまな業務で数値的な効果を得られるよう、組織全体で意見交換を重ねながらデータ活用を推進していきます。

中日本エクシス株式会社 店舗営業部 ご担当者様

お話をうかがった方

中日本エクシス株式会社

店舗営業部 ご担当者さま

本事例での導入サービス

マチレポ

店舗の立地条件、商圏分析、競合調査は売上を左右する重要業務です。データ取得を早めてスピーディに事業判断をされたい方に、スマホアプリの位置情報を活用したエリアマーケティングツール「マチレポ」を紹介します。数クリックで商圏エリアの来訪者数やペルソナを分析したり、競合店の客層、ピーク時間帯や曜日を可視化できます。

14日間無料でマチレポの分析メニューをお試しいただけます。

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