2026.3
チャット連携で情報共有を高速化し、
AI活用で議事録作成の負担と偏りを解消
概要
ドラッグストア事業を中心に、地域密着型の店舗運営を展開する株式会社ウェルパーク(以下、ウェルパーク)。同社は従業員間の連絡手段として長年メールを利用していましたが、店舗・本部間の情報共有や、社内決裁スピードに課題を抱えていました。そこで社内コミュニケーション基盤の刷新を決断し「LINE WORKS」を導入。また、AI議事録作成ツールのLINE WORKS AiNote(以下、AiNote )の活用で議事録作成時間を大幅に削減するなど、デジタル化による業務効率化を実現しています。
課題
- メール中心の情報伝達では重要連絡が埋もれ、対応の遅れが発生していた。
- 会議議事録の作成に多大な時間がかかるほか、作成者による抜粋のばらつきが課題だった。
- LINE WORKS導入により即時通知・チャット連携が定着し、社内レスポンスが飛躍的に向上した。
- AiNoteによる自動文字起こし・要約で議事録作成の作業時間を半減。内容の客観性も高まった。
導入サービス
長年のメール文化と情報の停滞
ドラッグストア事業を中心に、地域密着型の店舗運営を展開するウェルパーク。同社は、従業員間の連絡手段として長年メールを利用していましたが、店舗と本部間の情報共有や、社内決裁スピードに課題を抱えていました。
「1日に数十件のメールを受け取る社員もおり、重要な連絡が埋もれてしまう課題がありました。至急の案件でもメールでは見落とされやすく、確認までに時間がかかるケースが多かったです」(西部氏)
また、店舗運営に関わるスケジュール共有の煩雑さも課題でした。本部と店舗間のコミュニケーションの課題をこう振り返ります。
「本部と店舗で異なるスケジュール管理ツールを使っていたため、現場では『どこに最新情報があるのか』という混乱が生じていました。外出先から店舗の予定を確認できず、柔軟な対応が難しい状況でした」(西部氏)
LINE WORKS導入の背景ときっかけ
そこで同社は、社内コミュニケーションの効率化を目的に、LINE WORKSの導入を検討。複数ツールを比較検討した結果、チャットとスケジュールを一元管理できること、そして多くの従業員が日常的にLINEを使っており、慣れたツールであることが決め手となったと話します。
「導入の際、あえて“使い方のマニュアル”は全体へ配布しませんでした。LINE WORKSは
LINEとほぼ同じ感覚で使えるので、説明書よりも直感的に触ってもらう方が早いと思ったんです」(西部氏)
実際、チャット機能に関する問い合わせはほとんどなく、現場への浸透は非常にスムーズだったといいます。導入後は、即時通知による迅速な意思決定が可能になったと話します。
「誰がどこに座っているか分からないフリーアドレス環境でも、すぐに連絡が取れるようになりました。話しかけて相手の手を止めることもなく、相手の都合に合わせて返信してもらえる。コミュニケーションの質が格段に上がりました」(西部氏)
AiNoteによる議事録作成の効率化
社内チャットの活用が進む中、次に取り組んだのがAiNote による会議議事録作成の効率化でした。従来は録音データをもとに担当者が手入力し、時間をかけて作業をしていたと振り返ります。
「経営会議や取締役会など機密性の高い内容も多いので、個室にこもってイヤホンで何度も再生しながら作成しており、本当に時間がかかっていました」(西部氏)
同社は複数のAI議事録ツールを比較しトライアルを行ったと話します。その中でAiNoteが最も高精度で、かつ自社の活用状況にあっていたと話します。
「一人が講義形式で話す文字起こしであれば、比較していたどのツールもそれなりに精度は出ますが、複数人が会話する会議では結果が異なりました。その点、AiNoteは複数話者の発言も正確に拾えていました」(西部氏)
さらに、AIによる要約機能が「議事録の公平性」を支える仕組みとして評価されました。
「人が作ると、どうしても『残す・残さない』の判断に個人差が出ます。AIなら感情が入らず、発言の抜け漏れもなく記録できますので、大きな安心感でした」(西部氏)
AiNote導入効果
AiNote導入後、議事録作成の時間は従来の半分以下に短縮されました。
「これまで1時間の会議なら2時間以上かかっていた作業が、今では30分〜1時間で終わるようになり、さらに精度も高くなりました。現場の負担が劇的に減り、導入の効果を感じています」(西部氏)
経営会議の議事録作成だけでなく、AiNoteは商談記録の証跡管理にも活用されています。
「商談では、細かな条件面で認識のズレが生まれることもあります。AiNoteで記録を残すことで、お互いの合意内容を後から正確に振り返ることができ、安心感につながっています」(西部氏)
現在では、総務部だけでなく、商品部・店舗開発部・人事部・監査室・営業部など幅広い部署が活用していると話します。
「会議体を持つ部署ではほぼ全てAiNoteを使っており、業務効率化につながっています。時間短縮だけでなく、内容確認の手戻りも減りました」(西部氏)
今後の展望
今後は、利用部門の拡大に加え、閲覧権限や監査機能のさらなる改善に期待を寄せています。
「一定の管理者が記録内容を確認できるような監査権限があると、さらに安心して運用できると期待しています」(西部氏)
LINE WORKSとAiNoteの導入を経て、「情報共有のスピード」と「記録の客観性」という2つの効果を実現した同社。西部氏は今回の取り組みについて次のように締めくくります。
「新しいツールを導入する際、最も大切なのは『現場に負担をかけず、確実に業務が改善されること』だと考えています。LINE WORKSとAiNoteは、誰もが直感的に使え、導入したその日から『仕事が楽になった』という実感が持てました。この確かな手応えを、さらなる業務改革につなげていきたいと考えています」(西部氏)
ドラッグストアの老舗として歩んできたウェルパーク。同社は今、デジタルという新たな「確信」を手に、より誠実でスピーディーな運営へと歩みを進めています。
お話をうかがった方
掲載内容は2026年3月現在のものです。
本事例での導入サービス
LINE WORKS
企業向けに設計されたビジネス版LINEです。LINEでおなじみのチャットやスタンプはもちろん、掲示板、カレンダー、アンケート、Drive(ファイル管理)といった仕事で使いたい機能がまとまっています。仕事の仲間をつないで、情報共有をスピードアップします。
LINE WORKS AiNote
LINE WORKS AiNoteはAI技術を活用した会議記録管理サービスです。会議内容を自動的に記録し、メンバーと共有。世界トップクラスの話者分離と、高精度な音声認識を体感してください。