2026.5
オンライン学習でDXリテラシーの底上げを実現
全社員が学び続ける文化を醸成
概要
多岐にわたる事業を展開し社会インフラを支える東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)。日本の経済や文化を担う重要な役割を果たしている同社は、グループ全体で社員のDXリテラシーの向上を目指す育成目標を掲げていましたが、広範な社員層に一貫したDX教育を提供することが難しく、学習の定着と継続に課題を抱えていました。そこで、オンライン学習サービス「Axross Recipe for Biz」を導入。3カ月ごとのローテーション学習とデジタルバッジ制度により、学習継続率9割を達成。投稿機能を活用した事例共有も進み、社員の学びが組織のDX推進力へと結びつきました。
課題
- 全社員のDXリテラシー向上に向けた効果的な学習プログラムの構築が困難だった。
- 社内でのDX推進事例やノウハウの共有が限定的で、組織全体のDX加速につながりにくい状況だった。
- 体系的なDX教育の提供が難しく、社員個々のスキルアップにばらつきが生じてしまい、組織全体のDXレベルの底上げが困難だった。
- 3カ月ごとのローテーション学習とデジタルバッジ付与で、学習継続率9割を実現し、DXへの学習意欲が向上した。
- 投稿機能の活用により、社内成功事例やユースケースを共有し、情報浸透とDX推進の横展開が可能になった。
- 3年間の育成計画に基づいた段階的な学習提供により、全社員が着実にデジタル知識を習得し、DXリテラシーを均一に向上させた。
導入サービス
サービス導入における課題と狙い
現代社会において、DXは企業の持続的な成長に不可欠な要素となっています。「日本の大動脈」として、東京〜名古屋〜大阪の高速大量旅客輸送を担うJR東海にとって、全社員のDXリテラシー向上は喫緊の課題となっていました。しかし、広範な組織全体で一貫性のあるDX教育を提供し、社員一人一人の学習意欲を維持することは容易ではなく、デジタル知識の習得を促しても、学習を継続することや社内での業務活用方法の共有が困難でした。このような背景から、社員が自律的にDXスキルを習得し、それを業務に生かせるような、効果的かつ継続可能な学習プラットフォームの導入を検討し始めました。単なる知識の詰め込みではなく、実践につながるDX人材の育成と、組織全体のデジタル変革を加速させたいと考えていたのです。
ソフトバンクや該当サービスを選んだ理由、決め手
数あるDX学習サービスの中から「Axross Recipe for Biz」を選んだ理由は、体系的な学習プログラムと、企業独自のコンテンツを柔軟に活用できる点でした。さらに、独自で各コース完了時にデジタルバッジを付与する仕組みを導入し、同サービスを併用して社員の学習モチベーション維持、継続的なスキルアップを促すことができました。また、企業独自のDX情報や社内成功事例、ユースケースをプラットフォーム上に投稿し共有できる機能は、「社内ノウハウの横展開」という課題にとても有用であると考えたそうです。単なる学習ツールに留まらず、組織全体のDX推進を支援するパートナーとしての可能性を感じ、同社が目指す「全社員のDXリテラシー向上」と「実践的なDX人材育成」に合致していたことが導入の決め手となりました。
導入を進める際のポイントと利用して得られた効果
サービス導入を進めるにあたり、3年間の育成計画を策定し、無理なく学習を継続できるようなロードマップを社員に提示しました。また、サービスが提供する「投稿機能」を積極的に活用し、社内でのDXに関する取り組みや成功事例を定期的に共有することで社内の情報共有を強化させ、学習意欲の向上につなげました。その結果、学習継続希望者が約9割に到達。「Axross Recipe for Biz」が提供する魅力的なコンテンツと、デジタルバッジによるゲーム感覚的要素が社員の学習意欲を刺激することに成功しました。
「投稿機能を使い管理側が必要な情報を投稿し、情報発信や成功事例を効果的に共有することができたので、組織全体のDX推進力が強化されました」(JR東海 デジタル変革推進室担当者 様)
今後の展望
「Axross Recipe for Biz」の導入により、DX人材育成において大きな一歩を踏み出した同社では、今後、このプラットフォームをさらに活用し、より高度なDXスキルの習得を目指すとともに、社員が自ら新しいDXのアイデアを生み出し、事業に貢献できるような環境を整備していきたいと考えています。具体的には、各部署の業務に特化したカスタムコンテンツの拡充や、社内でのDXプロジェクトと学習プログラムの連携を強化することで、より実践的な学びの機会を提供していく予定です。また、デジタルバッジを活用してさらなる学びにつなげるなど、社員のモチベーションをさらに高める施策も検討しています。「Axross Recipe for Biz」とともに、未来のビジネスを創造するDX人材を育成し、持続的な企業価値向上に挑戦している同社に期待します。
「DX&Fun! Presented by SoftBank 」
東海地域で放映されている、DXを進めたいと考えている企業の皆さんの背中を押すミニ番組です。その中で放映されたJR東海様の取り組みについてはこちらからご覧いただけます。
掲載内容は2026年5月現在のものです。
本事例での導入サービス
Axross Recipe for Biz
生成AIをはじめとしたテクノロジーを駆使し、組織のAI活用・DX推進を実現するための教育施策、浸透施策・伴走支援をご提供。
人とAIが共に働く時代の「学びと実践」の基盤を構築します。